政治烈々 転形期をどう変えるか

著者:内田健三。NHK出版。

95年発行。
冒頭に出てくる、38年周期説か40年周期説かの 議論は少々くだらないと思うが、 全般的には非常に深い、重い内容の政治的議論です。 戦後政治の要所要所をかいつまんで、 そこへ鋭い考察をまじえて解説している、といった感じで、 難しい内容のように思えますが、 これがけっこうわかりやすく読ませてくれるから凄い。
池田・佐藤の黄金時代から始まり、田中の混迷時代を経て、 いかにして現在のような政治がつまらない 状況に至ってしまったのか。というような話もあれば、
細川連立政権樹立の一連の流れを紐解いて、 政治改革という大きなテーマに 挑戦した人物たちへの論評もあり、 どちらもいちいちうなずけるものでした。 これを読んでますます政治が面白くなった。そんな1冊でしょう。

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