宰相の器 人心は、どんな男に向かうのか

著者:早坂茂三。クレスト社。

92年刊行。
田中角栄の秘書を勤めて23年、政治のウラのウラまで 知りぬいた人物が「宰相」を語った本。
第一章では「ある秘書の死」と題して青木秘書の自殺の原因となった リクルート事件を皮切りに、当時の政治事情を語る。 これを読んでわかることは、宰相の決定のプロセスが 不透明なのは今に始まったこっちゃない、ということでしょうか(笑)。 後の章でも、氏ならではの立場から見える政治事情を 詳しく語ってくれており、マスコミからは決して 入ってこない情報が見えてきます。 もちろん、全てが全て正しい、というか納得できる情報ではありませんが、 そこはそれ取捨選択は自分の判断でどうぞ。
この本で最も気に入ったのは、小沢氏を「器」だとしているところである。 一方で「嫌われ者」という位置付けも肯けるところだが。 これが8年前に書かれた本だということが驚きである。

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