「影」の爆撃機
著者:デイル・ブラウン 。訳:伏見威蕃。上・下巻。二見文庫。
原題「WARRIOR CLASS」(01)。02年訳出
石油の需給構造は21世紀にはいり、大きく変化しつつある。
まず、中国が2003年には消費量で日本を抜き、アメリカにつぐ世界第二位となる見込みで、
一方、産油量ではロシアが2002年にはサンジアラビアを抜き、これまた世界第二位となる(01年当時の予想)。
ロシアでも埋蔵量が豊富なのは、カスピ海の原油だが、当時のパイプラインの送油能力は低く、
またトルコのボスポラス海峡は狭いうえに通行量が多く危険なので、輸送量を増やすのは見込めない
(あくまで01年当時の状況)。
といった事情を背景に書かれたのが本書というわけで、今読むと若干の違和感を覚えないでもないが、
まあ細かいことは気にしない(^_^;。
さて、B−1爆撃機を大幅に改造したEB−1Cヴァンパイア(う〜ん、ありそうだけど・・・(^_^;)、
最初はこれがタイトルの「影」かと思ってたら、
実はロシアのステルス爆撃機〈メチェオール〉Mt−179(なんだそれ?)のことだったんだね、やられた。
しっかしこの著者、SF的妄想兵器が好きやね。できたらそういうのは控え目でお願いしたいんだけど。
問題はこの本を読む前にいくつかの作品を読んでおかないと意味がわからない部分が何箇所もあること。
続きもんなら続きもんとすぐわかるようにしておいてもらわないと困るんですけど・・・。
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