在日日本人 JAPANESE JAPAN−BASHER
編者:厚生省検疫課長 宮本政於。ジャパンタイムズ。
93年刊行。
「お役所の掟」とほとんど同時期に執筆された作品だそうで、
「在日〜」が書き下ろしなのに対して「お役所〜」が連載をまとめた本だったため、
工数の都合であちらが先になったらしい。
執筆は同時期ですけれど、そして酒の肴は例によってお役所ですけれど(爆)、
本の性格はかなり違います。
もともと著者は精神科医として米国で活躍してきた方で、
だからこそわざわざ厚生省が中途で迎え入れたわけなんでしょうけれど、
つまりこの方の本業は日本のお役所をこき下ろすことでなく精神分析なんですね(笑)。
著者が日本に帰ってきてからの奇妙な?経験に加えて、
米国で開業していた当時の日本のエリートたちの裏話、いえ診察経験などを適度に交えて、
日本人の特異点を突っ込みやすい立場からうまく徹底的に分析した本、
といえばわかりやすいでしょうか。
ちなみにタイトルは、著者が友人から親しみを込めてからかわれた言葉なんだそうですけど、
その行状はなんだか私に近い人だな、とところどころ親近感を
覚えてしまう私っていったいなんだろう(^_^;。
たしかにサラリーマン社会からは爪弾きにされた、
いや勝手に出て行った存在ではあるけれど(苦笑)。
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