著者:加藤千幸。ダイヤモンド社。作品一覧へ
89年刊行。
ビスマルクに関する私的研究の雑記、という感じの本。 題名から、もう少し練れた内容を期待していたが ちょっと、いやかなり当て外れだった。
ま、それはおいて、ビスマルクという人物、実はあまりよく知らなかった。 小さい頃はドイツの有名な戦艦として知っていただけ(笑)で、 最近でも19世紀頃のドイツの政治家、くらいにしか認識してませんで。
それが実はドイツが小国の連邦だったころ、そのひとつにすぎない プロイセンをして統一ドイツ、いわゆる第二帝国をつくるために 外交上の目覚しい働きをした人物だったんですね。いや勉強になった。
著者の私見も多く、読みづらい判りづらい文章ではあったが、 多少たりとも知識を得られたことは間違いない。
この時代の軍人の顔ぶれをみると、けっこう面白そうな人物が多い。 クラウゼヴィッツ、シャルンホルスト、グナイゼナウ、モルトケ等。 あの参謀本部もちょうどこの時代のようですね。 機会があったらちょっと掘り下げて取り組んでみたいなあ。