侠骨記

著者:宮城谷昌光。講談社文庫。

91年刊行、94年文庫化。
本書は春秋戦国時代の短篇小説集です。この時代を扱った本を読むのはこれがはじめてなので、 ほとんど名前しか知らない人や名前すら知らない人ばかり出てきます(笑)。 ところで「侠」(キョウ)の字は本当は違う字なんだけどメモ帳で保存できない文字でした。 同じく登場人物の曹カイの(カイ)の字もダメでした(T_T)。
以下、短篇のタイトル。

「侠骨記」
魯の国、曹カイの話。おもしろいのは管仲という人物が敵役で 出てくるんですが、あまりよい人物に書かれてません。 管仲といえば名宰相として知られている人物だと思ってたけど、 著者は嫌いなのかな。

「布衣の人」
中国古代の伝説上の天子、虞舜の話。 一介の農民が人柄だけで帝位につくなどちょっと考えられん話ですが、 ま、しょせん伝説ですから(^_^;。

「甘棠の人」
こちらは太公望呂尚のお話。たった18ページしかない(笑)。

「買われた宰相」
秦の国、百里奚の話。こちらでも管仲が意地悪な人物として登場します(笑)。 百里奚が斉に仕官するのを邪魔する役で。 でも、おかげで巡り巡って秦の宰相になれたんで かえって良かったんでないかい。

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