著者:井沢元彦。徳間文庫。作品一覧へ
91年刊行、94年文庫化。
有名な「鍋島騒動」、「化け猫騒動」をモチーフにして、 「葉隠」成立の裏話として上手い具合に作り上げた歴史推理小説。
もとは竜造寺家の家臣だった鍋島家、島津との合戦で当主・隆信が戦死した後、 暗愚な後継ぎに代わって家中を取り仕切る直茂に、 次第に肥前を治める資格があるのは直茂だという考えが広まり、 徳川幕府の下、とうとう竜造寺家に取って代わって藩主となる。 もしここに陰謀があったとしたら・・・。そして「葉隠」とはいったい何なのか。 若き日の大隈重信を探偵役にして、 随所に鍋島家が佐賀の大名となっていくプロセスを盛り込んで、 鍋島藩の歴史を検証しなおしていく。
これはなかなか面白い(^o^)/、面白いけど葉隠をここまで貶めていいのだろうか(~_~;。 葉隠信奉者がこれ読んで怒って斬られても知らんぞ(w。