著者:池宮彰一郎。新潮文庫。作品一覧へ
94年刊行、97年文庫化。
元赤穂浅野家家中の四十七人による吉良上野介邸襲撃事件、 つまり、世に言うところの忠臣蔵≠ヘ、 討入り時の人数が四十七名であるのに対して、 切腹者の人数は四十六名だったという。 史実では真相が明らかになってはいないが、 あれは実は大石内蔵助に命じられてのことであった、 という設定で書かれた小説です。 なかなかよく出来てるとは思いますが、 ちょっと内蔵助を贔屓しすぎと思われ。 だって、お家断絶後討入りに加わらなかった ほとんどの人物、あの大野九郎兵衛までもが 内蔵助の指示によるものだった、だなんて、 いくらなんでも出来過ぎだろう(-.-;。 いや、百歩譲って仮に本当だったとしても、 あんまり格好良すぎる大石って私には想像でけへんのです。 なぜなら大石内蔵助に対するあっしの脳内イメージは 「ビートたけし」なもんで(~_~;。