著者:井沢元彦。講談社文庫。作品一覧へ
92年刊行、95年文庫化。
話は本願寺に兵糧を運ぶ毛利方の村上水軍に、信長方の九鬼水軍が 壊滅的な敗北を喫したところから始まり、伊勢の船大工に命じて 鉄鋼張りの巨大な軍艦を造らせようとする信長の計画を察した 毛利が謀略を用いて妨害する、といったものなんだが、 歴史的な意味はほとんどなく(~_~;、 名探偵「信長」といった感じの娯楽小説ですね。 暗号表のトリックはまあ面白かったけど、 探偵物なんで登場人物が極端に少ないんだよね(>_<)。
まあ、今からこの本を買う人はまずおらんと思うけど、 念のために断っておくとこの作品は歴史小説でなく、 単に信長が登場するというだけの 三流トリックを用いた推理小説です(~_~;。 まあでも、読みやすいし判りやすい、頭を休めるのには良い本です ( < それって小説には褒め言葉になってないぞ)。