著者:南條範夫、双葉社。
97年刊行。
戦国時代、権謀術数を弄しての裏切りや、凄絶な復讐劇の舞台となった 城℃c酷物語―――十一篇を収録。
「宇都宮城の間道」
慶応四年、城に立て篭もった二百名もの将兵が、一夜のうちに消え失せた怪。 本多上野介の「釣天井」伝説も突き詰めればこれが原因?!「亀洞城の廃絶」
飛騨国吉城郡小鷹利村、、、聞いたこともないような場所で 天正の時代に金銀を巡って醜い争いがあったようです。「高山城前史」
飛騨国大野郡高山荘で永禄の時代、三木軍兵が行った狼藉のなれの果て?「横尾城の白骨」
山砦に攻め寄せた軍勢が目のあたりにしたのは、見渡す限りの白骨。 これまた飛騨国は三木自綱絡みの古城の怪。「地獄城」
これだけでピンときた人はかなりの歴史通?(笑)。 そうです、吉川経家の因幡国鳥取城のお話です。「霧の城」
山形は岩根沢というところにあった城だそうですが、 私、出羽国ってよく知らないんだよなぁ〜。 白鳥十郎長久って、最上義光と拮抗する有力な大名だったらしいけど 聞いたことないし(^^;。「奇怪な城主」
仁加保城ってどこ?、小野寺義道の名前が出てくるので おそらく出羽のどこかなんでしょう(^_^;。「三度死んだ城主」
山形(またかよ)は溝延村にかつて相当大きな城が在ったらしいが、 どういうわけか資料が絶滅しており、地元でさえ「幻の城」などと呼んでいる、 ってホントか(-_-;。「藩主消失」
今度は元禄の備中松山城(ホッ)。 真相(?)はともかく二代立て続けに藩主が急死したため、 水谷家は断絶・所領没収となりました。 その城受取り役を命ぜられたのが赤穂藩浅野内匠頭だったことは 歴史の皮肉というほかありませんな。「帰雲城三代」
やったあ、また飛騨国大野郡だあ(>_<)。 それにしても凄いですね、天正十三年の大地震に伴う山崩れによって 全く土中に埋没されてしまっただなんて (という伝説≠ヘけっこう有名らしい(笑)。 ホントなのかどうかは、あっしゃぁ知らねえよ(~_~;)。「戦国謀殺」
最後は永禄年間の立谷沢城、ぎゃあ、また出羽だぁぁぁ(x_x)。 しかも、この城については資料がこれがまた少ないらしい。 どこまでが資料による話で、どっからが創作なんだろう(謎)。