著者:池波正太郎。 角川文庫。作品一覧へ
79年、文庫本刊行。
4編からなる短編集。 本のタイトルになっている「炎の武士」の 主人公は鳥居強右衛門、何てマイナーな(笑)。 いや長篠の合戦を知る人には、それなりに名の知れた人物だろうけど、 戦国武将一般からすると、誰それ、ですね。
それはおいといて、本編は歴史に詳しくない人でも判り易いように、 という配慮からか戦国時代特有の言葉などに簡単な、 本当に申し訳程度な解説がついてます。 でも初心者は助かるかもしれませんが、 読みなれた人には逆に目障りな書き方になっているのが残念。
他3編、「色(いろ)」は土方歳三、「北海の猟人」は間宮林蔵、 「ごろんぼ佐之助」は原田佐之助を描いています。