著者:井沢元彦。角川文庫。作品一覧へ
95年刊行、99年文庫化
殺人事件に巻き込まれる大学生たちが歴史研究会のメンバーで 「武田信玄の墓はどこにあるか?」というテーマで討論をしたのがきっかけ、 というだけの歴史とはあんまり関連のない単なる現代もののミステリー小説。 ページ数も3百ページに満たないし、これを長編歴史ミステリーと位置付ける神経はどうかと思うし、 思わせぶりなタイトルの割には信玄の呪いのかけらほども感じられない。 単なるミステリー好きにはいいかもしれないけど、歴史ファンにはほとんど意味のない作品だと思う。