毛利元就

著者:松永義弘、学陽書房。

96年文庫書き下ろし。
以前に読んだ和田恭太郎著の作品よりもずっと読みやすくて良い、 と思った、これはあくまで私見ですが。 ページ数で比較すると、あちらは475Pに対して、こちらはたった315P、 しかもあちらは元就が成人しているところから始まり厳島合戦までで終わっているのに、 こちらは幼少のころから七十五歳の最後まで書いているのだから、 内容的にはずっと乏しいに違いない。
しかしである、いかに詳細に書かれていようとも 読んだ人の頭に入らなければ意味がない。 いかに著者が博識でもそれをうまく読者に伝えられないのでは 小説としては良い点をあげられないと思う。 もともと詳しい人ならともかく、初めて読むんだったらこちらの作品から お薦めします、って、詳しい人は今さら小説なんて読まないか(^_^;。 登場人物たちの名前がややこしいのは同じですけど、 って、同一人物なのに小説によって名前が違ったら大変だ(苦笑)。

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