著者:秋山駿。新潮文庫。作品一覧へ
平成8年、新潮社より刊行。11年文庫化。
この作品のジャンルを敢えて言うとしたら「評伝」、というのが妥当だろうか。 今から470年ほど昔に日本に誕生した信長という漢。 現在にして、日本史上、もっとも非凡、もっとも独創的、 もっとも不可解な男、No.1である。 これまでの日本的な発想では理解出来なかった信長の行動を プルタークやスタンダールを引き合いに出して解説してくれる。
だから余計に判りづらい(--;。 私にとってはほとんど哲学を論じているに等しい。 550ページ、文庫本としてはやや厚めの部類かもしれないが、 通常の倍近い時間がかかったうえ、半分も理解できなかった本だ。 しかし一部には新しい発見とかもあり、決して無意味では無かったが。 つまりちょっと苦手な本でした。