織田信長

著者:南條範夫。上・下巻。徳間文庫。

69年、学習研究社より刊行、91年文庫化。
とっくに読んだと思っていたけど実はまだだったんですね。 古本屋で見かけて手にとってみてパラパラ捲ってみたら 全然記憶に無い内容。そんなことは別に珍しくないんですけど(^^;、 買ってみて、読み終わってみても未だ全く記憶に無い。 どうやら本当に初めてらしい(笑)。
この作品の特徴をひとつ挙げるとすると元亀2年に 濃姫が正室の立場のまま病死する説をとっていることだろうか。 元亀2年、というから浅井・朝倉勢との戦闘が泥沼状態のころ。 そしてこの頃おこなわれた叡山焼討ちは信長の哀しみの表現だったとしている。
戦国時代を代表する人物だけに、これまで描かれた作品は膨大であり、 まだそのごく一部しか読んでませんから、 どの説が一般的なのかわかりません。 例えば山岡荘八の作品では、本能寺の変まで生きてたように描かれているし、 そのころまで正室の立場に居たようにされている。 別の説では、道三滅亡後すぐに遠ざけられた、というものもあり、 本当のところは今でもわかってないのでしょう。 私としては信長に愛されていたまま病死する、または 本能寺まで生きていた、という説を支持したいです。

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