著者:野中信二。光文社時代小説文庫。作品一覧へ
00年文庫書き下ろし。
信長の天下統一事業の中で、西国の雄・毛利の居る中国地方へ向けて 本格的に動き出したのが天正五年、このときから天正十年六月まで、 足掛け六年間に亙って繰り広げられる「中国の役」。 その舞台になった『西国』の城のうちから、 播州三木城、鳥取城、備中高松城の戦いについて、 それぞれの城主の立場から描いた読み切り小説集。着眼点がユニークです。
「武士の宴」ちなみに3つとも、落としたのは秀吉で、 それぞれ、「水攻め」、「兵糧攻め」、「兵糧攻め」、です(-_-;。 理性では、それが有効だと解るんですが、 「武門の意地」も何もあったもんじゃない、気もする。 どうやら私は名将にはなれないなぁ。
備中高松城は清水宗治、落城は天正十年六月四日。 「水攻め」と「秀吉の大返し」で有名になった城ですね。「首桶」
鳥取城は吉川経家、落城は天正九年十月二五日。 これもまあ有名どころです。 この戦いでは経家という人は助っ人城主なんですけど、 自分の首桶を持参して入城って、す、凄すぎます。「武門の意地」
播州三木城は別所長治、落城は天正八年正月十七日。 どちらかとえいばマイナーだけど、今考えると日付が凄いかも(~_~;。