八月十五日の空 日本空軍の最後
著者:秦郁彦。文春文庫。
78年刊行、95年文庫化
厚木空の小園大佐や「最後の特攻」の宇垣長官など、混乱の極みにあった
終戦前後二週間の戦闘を、日米双方の資料を駆使して描いたノンフィクション。
ところで宇垣といえば遺稿『戦藻録』と黄金仮面≠フニックネームが有名で、
宇垣を知る人たちは「言い得て妙」と語るそうだが(笑)、
命名したのは海兵のクラスメートではなく部下の誰からしい。
ちなみに由来は、、、(謎)とのこと。
終戦とともに自決したことでは陸軍大臣阿南惟幾と海軍軍令部次長大西瀧治郎が有名ですが、
そのほかにも陸軍に見事な最期を遂げたサムライがおりました。
そのお方は陸軍航空本部長寺本熊市中将とおっしゃりまして、以下、文中より
中将は本部長室の床に、太平洋と東亜の大地図を二枚重ねて敷いた上に軍装を正して宮城に向かい端座し、
軍刀で古式に則って十文字に割腹したあと、頚動脈を切り、ピストルを口にくわえて発射したのち絶命した
、、、んだそうです。・゚・(ノд`)・゚・。。まったく、武士(もののふ)とはかくありたいもので、
ピストル自殺に失敗して敵にとっ捕まって絞首刑になったどっかの
某上等兵(笑)は彼にツメの垢をもらって煎じて飲むがよいね。
あと、わかっていると思いますが、サブタイトルの「空軍」は著者が意図してつけたのであり、
当時の日本に空軍は存在してませんので念のため。
作品一覧へ
著者一覧へ