著者:西尾幹二。文春文庫。作品一覧へ
第二次世界大戦で敗戦国となった日本とドイツ。 戦後の悲惨な状態から50年以上経過した現在、両国は幸運にも 見事な復興を遂げることができた今、戦後補償問題をめぐる論議が 世上を賑わすようになった。 そんななかで日本の戦争への反省が、ドイツに比べ不十分である、 といった論議が流布されてきた。 だが、冷静に比較してみると、果してドイツが行ってきた補償と、 日本が行ってきた補償とは、別の次元もののである。 それを単純に金額を比較して十分かどうかの議論など無意味である。 大新聞がもっともらしく書き立てる「ドイツ見習え論」に盲目的に賛同する前に、 まず事実を知ることから始めてみてもいいのではないか?
そのような気にさせる一冊です。 若干言い過と思われるな内容もあるが・・・。
あと、ドイツの意外な一面が見えてきます。知らぬは日本人ばかりなり・・・。