ドイツ軍の小失敗の研究
著者:三野正洋。光人社NF文庫。
96年刊行、00年文庫化
この作品、「小失敗の研究・三部作」のトリにあたるそうで、
その前座はというと、「日本軍の小失敗の研究」、「続・日本軍の小失敗の研究」だとか(笑)。
それらは残念ながらまだ読んだことありませんが、「人のふり見て我がふり直せ」じゃないけど、
何が問題だったかはこれを読んでいるだけでひしひしと伝わってきた感じがしたね。
本著で責められているのは独逸軍なのだが、なんかどこかで間接的に我が軍の問題点を
指摘されているような気がしてくるからたまらない。
例えば「効率無視の巨大兵器」などといって80センチ列車砲「ドーラ」を指して詰ってたりするんだが、
これってなんか身に覚えがあり過ぎて(苦笑)。
それとは別に航空機と潜水艦の問題などは、
形だけの同盟ばかりでなくもっと早いうちから交流が出来ていたら、
互いに確実に別の戦史を飾ることができたと思う。
ま、その程度で勝ち負けを引っくり返せるとはとても思えず、
せいぜい半年くらい引き延せて、結果としてキールあたりに
原爆を落とされただけだったかもしれないが(^_^;。
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