著者:秋永芳郎。光人社NF文庫。作品一覧へ
83年「海鷲の割腹」として刊行、97年改題、文庫化。
はやくから航空機の重要性に気付いていた、海軍には珍しく先見性のある士官なんだけど、 実は私、この人のこと基本的にあまり好きではないんですね(だったら読まなきゃいいのに(~_~;)。 というのは軍令部次長のときの敗戦直前の振舞いがおよそ海軍軍人らしくないように思えたからだが、 しかし敗戦が決した後の行動は実に見事だった(って結局褒めてるじゃん(w)。
海兵四十期、あの山口提督や宇垣参謀長と同期というのはなんとなく意外な感じがするが、 重慶爆撃のときのエピソードなど読むとなるほど納得できますね。 ほかにも知らなかった話がたくさんあって、この人のことをちょっとだけ見直したあやね。 ところでどうでもいいことだけど、「海軍中将」って字を観ると、 つい「ヴァイス・アドミラル」って読んでしまいまふ(~_~;。