Gent
ガン
フランス語でガン、オランダ語でヘント、英語ではゲントといいます。ここにはファン・アイクの名画
「神秘の仔羊」を見るため訪れましたが、他に中世に交易で栄えた街並を残していることも魅力の
一つでした。そして実はカール5世が生まれた街でもあります。
フランドル伯居城からの眺め。左の塔が聖バーフ寺院、右隣の尖塔が市の鐘楼、さらに右隣が聖ニコラス教会、
一番右が聖ミヒエル教会です。
左の聖バーフ寺院にお目当ての「神秘の仔羊」がありました。この大きな祭壇画は、正に言葉通りの神秘的な画
で、言葉では説明しにくいのですが、生気に溢れていて、しかも神聖な空気を発しているような不思議な魅力を持
っていました。出発前の関西空港でたまたま堀越孝一氏の「ブルゴーニュ家」(講談社現代新書)を読んでこの画
の謎の一端を知ることが出来てとてもラッキーでした。
ブルゴーニュ候家は百年戦争の頃15世紀始めから半ばにかけ台頭し、フランス王の一族でありながら王以上の
実力を持ち、イギリスと同盟したりしてます。またフランドル地方の富を手中にして金羊毛騎士団を結成した三代目
のフィリップや、フランスとドイツの間に広大な王国を打ちたてようとした四代目シャ
ルル・テメレ−ル(剛胆公)など
とても面白い一族です。このシャルルの娘がマクシミリアン1世と結婚し、フランドルの領土をハプスブルグ家
にも
たらすこととなります。


フランドル伯居城からの眺め。
グラスレイ
15世紀から17世紀のギルドハウスが立ち並んで
います。

同じくグラスレイ。前を流れるのはレイエ川。
クラーンレイ
ここにもレイエ川に沿って古い街並みが残っています。