無線LAN接続への道

職場で無線LANをしようということになり、それなら、これを機に手持ち
のPowerBook G3を職場で自在に使えるようになりたいと思い、昔からの
Mac好きの血が騒ぎ、いろんなものを購入する羽目になりました。
セットアップまでの道のりを書いて行きます。

1 きっかけ
 職場のネットワークはHubから線を引いて、IPアドレスが与えられ
ている個人の机のPCにつなげている状態でした。しかし、IPアドレスが
足りなくなり、ネットワークに接続出来ない人が出てきてしまい、
その解消のために無線LANを導入してもよいということになったのです。
 IPアドレスが足りなくなった場合の対処法として、ルーターを使う
手もあるのですが、この場合、同時にアクセスしている人の数によって、
通信速度が遅くなる可能性があります。一方、無線LANの場合は、通信
速度には影響を与えないことが知られているので、今後は無線LANの
使用が増えてくると思われます。
 職場ではNEC VersaProを使っていますが、今のボスはMacユーザー
だし、これからはMacに切り替えようかなとも思っていた時期なので、
私がベースステーションを購入して、職場に置いて、無線LANカードを
つけた人は自由に使えるようにしてあげようかな、といい人モードに
なったのと、こういう設定は自分でやってみることでいろいろ学べる
し、ということで、この道に足を踏み入れてしまたという訳です。
 今回の一番大きな勘違いは、自分のPowerBookがAirMacをすぐに使える
状態にあると思ったことでした。PowerBookが入っていた箱に「AirMac
対応」と書いてあるし、AirMac Readyと書いてあるし。まさか、AirMac
カードを買って自分で取り付けないといけないとは思ってませんでした。

2 ベースステーションの購入
 無線LANをするには、職場のLANケーブルにつなぐベースステーション
を購入しないといけません。ネットワーク担当者に聞いたところ、
「周波数に注意。医療機械はISM バンドは2.4 GHzの周波数帯で使用
されている」
と言われました。確かに病院が同じ建物の中にあるし、ペーズメーカー
つけた患者さんが歩くことがあるかも知れないし、気をつけないといけ
ないポイントではあります。
 結局、Mac好きの私はAirMac Extremeベースステーションを購入する
ことにしました。調べてみると「ISM バンドは 2.4 GHz 周波数帯で
機能する無線 LAN 用の帯域として、、、」とのことで、確かに医療
機器の使用周波数とかぶるのですが、無線LANの電波は携帯電話に比べて
とも十分に弱いそうで、しかも、職場の建物は鉄板の壁なので電波を
通さないし、窓から回ってくるのも大した大きさではないだろうという
ことになりました。AirMac Extremeだと、電波の範囲を制限することも
できるし、アンテナをつけて方向性を持たせたり遠くまで届くように
することもできるそうです。
 本当は古い型であるAirMacベースステーションが良かったんですけ
どね。電話回線も繋ぐことが出来るし、LANも繋ぐことが出来るし、
ルーターとしての活用も出来る訳ですから。スピードが遅くても、
どうせ一年で買い替えるだろうし。なんといってもOS9.1で初期設定
が出来るし。一台で50人まで接続可能なら、取り敢えずはもう十分です。
 でもでも、、、売ってないのです。Extremeベースステーションに
なるとOS 10.2が必要になります。しかも、電話回線も繋ぐことが
出来てアンテナも付いているバージョンだと高いし。
 迷った結果、AirMac Extreme Base Stationを通信販売で購入して
しまいました。いつもお世話になっているPlusYuにメールを送ったら、
翌日振り込み、その次の日には到着しました。後日談ではありますが、
徳島でも売ってました。沖浜の徳島文理大学の近くにあるオーエー・
システム・プラザです。Appleの製品の値段は何処でも変わらないので、
通信販売の輸送料だけ高くついてしまいました。なお、購入したのは
電話回線も繋ぐことが出来てアンテナも付いているバージョンです。
USB接続でプリンターの共有も出来ます。この点に魅力を感じました。
標準モデルよりも6千円アップです。
 AirMac Extreme Base Station 28,800円 
 消費税            1,440円
 輸送料             880円+44円
 振込手数料           420円
  計             31,584円 
なお、Wi-Fi準拠のIEEE 802.11bプロトコルを使用したワイヤレス製品
とも互換性があるとのことなので、Windowsで無線LANカード搭載マシーン
なら接続可能です。

3 PowerBookの設定のための買い物
 ベースステーションの購入が手元に来てから、実はPowerBookに
AirMacカードがついていないことに気付きました。そこで、カードを
買いに、オーエー・システム・プラザに車を走らせました。
 AirMacカードとAirMac Extremeカードがあるのですけど、私の
マシーンにはExtremeカードはつけることは出来ません。古い型と
新しい型があるので気をつけましょう。
 AirMacベースステーションの初期設定にはOS 10.2以上がいるのですが、
PowerBook G3のOSを変えるつもりはありませんでした。メモリーも320MB
で、最低限度の256MBよりは大きいですけど、快適環境と言われる512MB
にするのは嫌だし。そんなにお金かけるなら、G4の新しいの買った方が
いいのですしね。でも、AirMac対応のマシーンでないと初期設定できな
いし。。。とか考えていたら、ショップの店員に「OS9.1とOS10なら共存
させて切り替え出来ますよ」と言われ、それで使うことにしました。
OS10を入れる前に、家のiMacにバックアップを取ろうということで、
クロスLANケーブルも買ってしましました。
 AirMac Card M7600J/E  9,400円 
 Mac OS X (10.2) 8,500円
 クロスLANケーブル(2m) 400円
 消費税             915円
  計             19,215円 

4 PowerBookにAirMac Cardをつける
 AirMacカードはキーボードを外して、キーボード下の左上の空間に
はめ込みます。キーボードの外し方は、キーボードの一番上(奥)にある
爪を静かに手前に引くと動き、外れるようになります。後はMacWireの
ページをみてやりました。MacWire様、感謝です。
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0003/11/r_airmac6_1.html
ただ、最初に書いてある「AirMacカードはiMac用のアダプタを外し
ておく」は分かりませんでした。
 それで、キーボードつけてみると、あら不思議、TCP/IPのところに
AirMacという選択肢が出てくるし、AppleTalkのところにもAirMacと
いう選択肢が出てきます。それで、EthernetケーブルでPowerBook G3
を接続してみました。やっぱり、ベースステーションへの接続は出来ません
でした。

5 PowerBookにOS Xをインストール
 OS9.1ではベースステーションへの接続が出来なかったので、ショップ
の店員の勧めに従って、0S9.1とOS10.2を共存させて、コントロールパネル
の中にある起動ディスクを切り替えることで使い分けることにしました。
 こういう場合、まずは、バックアップを取るところから開始です。
クロスLANケーブルで家のiMacとPowerBookをつないで、必要な書類は
全部iMacに保存しておきました。その後でゆっくりOS Xのインストールです。
 インストールはOS XのCDを入れて、指示に従って再起動→インストールと
進んで行くと、OS9とOS10が共存する形になり、OS10から立ち上がるように
なります。切り替えは『起動ディスク』設定から行ないます

6 PowerBookにOS Xでネットワーク接続
 まずは、OS Xの環境下でインターネット接続してみます。私の場合は、
Ethernet接続をしてみました。TCP/IP設定はOS9と同じです。
 
7 AirMac Extreme Base Station用のソフトをインストールする
 AirMac_MacOSX_10.2をダブルクリックして、ソフトをインストールします。
再起動後、Macintosh HDを開くと、OS Xの機能である『検索』が出てくるので、
「airmac」と入れて、ソフトを探し立ち上げ、Base Stationの設定を行ないます。
この際、Base Stationは電源を入れてEthenetケーブルでつなぎ(WANポート接続)、
PowerBookはLAN接続しませんでした。ベースステーションは、自分のIPアドレス
を割り当てることにして、設定してみました。
 PowerBookの方は AirMacの設定から、『DHCPサーバーを参照』にしました。
これで、PowerBookにはケーブルがつながっていない状態ですが、無事に
無線LAN接続に成功しました。
 その後、パスワードを入れないと、ベースステーションの接続もネット接続も
出来ないよいうにしておきました。ファイル共有の時なんかに使う時にも使用
出来るのでしょう。
    ベースステーション:----base / ×××××
    ネットワーク:-----net / ××××

8 他のMacや窓マシーンの無線LAN接続
 まだ行なっていませんが、無線LANカードを入れて、ベースステーションを
認識させて、「----net」を選んでパスワードを入れるとOKのはず。

9 AirMac Extreme Base Stationの設定
 Machintosh HD→アプリケーション→ユーティリティ→AirMac管理ユーティリティ
この『管理ユーティリティ』を開くと接続しているベースステーションの名前が
出てくる(----base)ので、そこをダブルクリック。パスワードを聞いてくるので
入力すると、ベースステーションの設定が出てくる。
『すべての設定を表示』にして設定しておく。
AirMac:ベースステーション名、ネットワーク名、パスワードの変更など行なう。
    右下の「送信電波の強さ」を動かすことで、電波を弱くすることができる
    チャンネル(1-14)の変更もここ。初期設定は10だが、11にしている
インターネット:ベースステーションの接続環境はここで設定する。電話接続する時も
        このページで変更する。
ネットワーク:ベースステーションに接続して出されるIPアドレスの数を制限したい時は
       ここから行なう。
アクセス制御:アクセスする人(PC)を固定する時に使用する

10 システム環境設定 → ネットワーク
 その後の設定は、システム環境設定(OS X)→ネットワークから行なう。
Apple TalkのON/OFF、AirMacネットワークとパスワードの保存、プロキシ設定、
TCP/IP(DHCPサーバを参照)もここから設定する。

以下はメモ書きです

[ファイル共有の行い方]
1.Apple TalkをActiveにする(古い型)。新しい型の時はTCP/IPをAppleTalk(IP)、
またはネット接続の場合はEthernetを選ぶ。
2.ファイル共有を開く
   名前,パスワード,コンピュータの名前を入れる
3.セレクタを開く → Apple Shareを選択する
   相手のハードディスクが見えてくるのでこれでOK
相手がセレクタの上で見えているのにうまくつながらなかったら、名前とか
パスワードを「ファイル共有」から変更する
4 終了
   ファイル共有を『中止』にして、 AppleTalkを一応『リモートのみ』にしておく
   TCP/IPを元に戻す

[Mac OS Xについて]
 OS 9に入っているソフトを起動すると『Classic』というのが立ち上がって
そのソフトが使えるようになる。ソフトを閉じたら、自動的に終了するのかな???
今一つつかめていない。

[OS 9でのネットワーク設定]
 『AirMac対応』と書かれたPowerBookを買っているが、中に入っているソフトは
AirMac Extremeには対応していないということではないのかなあ。ということで、
OS9から立ち上げて、ベースステーションに付いてきたソフトをインストールする。
  ↓
やっぱり、OS Xにインストールするためのソフトしか入っていない。
OS 9.2にバージョンアップしたら動くようになるんだろうか?

ということで、OS 9をEthernet接続してOS 9.2にアップデートし、その後、
OS 9.2.2にアップデートした。
それでも、やっぱり、Machintosh HD→Applications(Mac OS 9)→Apple エクストラ
→Air Mac→AirMac 設定アシスタント
に入って、「-----net」を選択してパスワードを入れても、パスワードが
違うと言われてしまった。解決出来ないかなあ。→解決出来ました。こちらをクリック


以上、思い付いたことを書いてみました。皆様のご参考になれば光栄です。