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 ひいの徳島日記

ここでは最近の徳島の様子,私の身の周りでおこったことを海外在住の皆様に
提供していきたいと思っています.

2003年2月27日 今度は『コインロッカー・ベイビーズ』を
 今度は『コインロッカー・ベイビーズ』を読んでみました。村上龍
作品のかなり初期のものですが、『限りなく透明に近いブルー』に近
い臭いのする作品でした。自傷シーンも多いし、わたしのはきつい作
品でした。『希望の国のエクソダス』のような緻密さもなく、ある時
期から作風が変わったのかな、と思いました。ということで、これか
らはまたいろんな作家の作品を読んで行きたいと思っています。

2003年2月23日 オープン戦という日本語
 野球が始まると春が来た感が強くなりますが、『オープン戦』とい
う言葉はどうも馴染めません。どう考えても英語ではないのだろうな
あと思っていたら、やっぱりそうでした。英語ではexhibition game
です。要するに、単なる展示物みたいなもんで、真剣勝負ではない
ということなんだな、と理解しているんですけど、実際はどうなん
ですかね。松井選手もヤンキースに移り大リーグの試合を日本で見る
機会も増えると思いますが、これを機に、和製英語をどんどん直して
いって、野球の『グローバル・スタンダード』化を進めていって欲し
いです。オリンピックから野球を消そうという動きも大きい訳ですし、
放送業界の方々にも考えてもらいたいものです。

2003年2月16日 もうちょっと村上龍を
 『希望の国のエクソダス』に引き続いて、『イン・ザ・ミソスープ』
と『限りなく透明に近いブルー』を読んでみました。『イン・ザ・ミソ
スープ』というと、この作品が新聞に連載されている時に神戸で14
才の少年が子供を立続けに殺すという事件が起こったことでも有名に
なりました。事件と小説が何故同じ次元で語られているのか不思議だっ
たのですけど、読んでみると、絡めて語りたがる人が出てくる理由が
分かりました。でも事件とは全然関係ないと思いますけど。どういう
ジャンルに分類されるのか分かりませんが、ホラー系の話は苦手です。
『限りなく透明に近いブルー』は村上龍のデビュー作で、芥川賞受賞
作としても知られています。米軍基地近くに住む若者がドラッグにそ
まった荒れた生活をしている様子を書いたものです。私は薬剤師の免
許を持っていることもあり、ドラッグを軽く書いている文章には嫌悪
感を感じます。確かに、現実を小説として描写しているのかもしれま
せんが、どうも荒れた生活をしている人の現実を見つめたがるのだな
あと感じました。
 でもですね、日本ってそんな荒れた国ですか。いい国ではないです
か。何を言おうが、どんな意見を持っていようが自由だし、何かを
やりたいと思った時に、自分の努力次第で道を開くことが可能な国
ではないですか。何でも否定的に、悲観的にモノを語る人も多いで
すが、日本はまだまだ捨てたもんじゃないですよ。スポーツ面でも
若いいい選手がどの分野にもいますし、昨年には田中さんがノーベ
ル賞を受賞されたように若手のいい研究者も沢山いるのです。
 もう少しポジティブな小説を読みたいなあって感じです。でも
村上龍の小説はもう少し読んでもいいかな、とも思っています。

2003年2月11日 『希望の国のエクソダス』を読んで
 村上龍の『希望の国のエクソダス』を文集文庫から出ている文庫版
で読みました。実は村上春樹の作品を読んだことはあったのですけど、
村上龍の作品は初めてでした。ベストセラーの作品ですけど、私の感
想は今一つです。話の本質と関係のないところで、詳細な点(ディー
テール)にこだわる作風こそが、「私は村上龍の愛読者だ」というス
テータスを生み出しているのであり、確かによく調べているし、その
内容も確かなものなのでしょう。でも、話の本質と関係がないという
点こそが私が強調したい点で、他の作家の軽い小説だと「いろいろあっ
たが」と簡単に済まされる(参照:『国語入試問題必勝法』清水義範)
ことを何もそこまで知識人ぶって書かなくていいのではないかと思い
ました。どうせ読み飛ばされるだけですし。読む前から「村上龍」と
いう訳の分からないステータスに嫌悪感を持っていたからこう感じた
のかもしれません。次は『イン・ザ・ミソスープ』を読んでみて、そ
れで鼻につくようだったら村上龍からは撤退しようかなと思っていま
す。村上龍の作品が好きな方、どこがいいのですか?もし良かったら
教えて下さい。「村上龍だから好き」というのもありですよ。私も
「瀬名秀明だから好き」派ですので。

2003年2月10日 戦場のピアニスト?船上のピアニスト?
 通勤時に聞いているラジオで『せんじょうのピアニスト』という映
画の宣伝をしているのですが、船上のピアニストというと私が東京に
いた頃に上映されていた映画なので3年程前の作品だよなあ、と思っ
てました。船上ではなくて『船の上のピアニスト』だったのですね。
それで、今回の映画は『戦場のピアニスト』だったのですね。紛らわ
しい名前だと思った人も多いのではないですかね。

2003年2月9日 ラジオ番組出演の依頼メールが来たのですが
 このホームページを見てのラジオ番組出演の依頼メールが来ました。
これが2回目です。今回はニッポン放送でした。でも、やっぱり、海
外在住の方に生放送で出てもらって、生の情報を提供して欲しいとい
うものでした。絶対に、四国を海外と考えている訳ないので、エドモ
ントンの情報をラジオで流したいのですよね。日本に戻ってもうすぐ
4年になります。残念ながら私には無理です。いい話なんですけどね。
ホームページをちらっと読んでくれたら分かることなのになあ、と思っ
てしまいました。でも、このページはまだまだ評価の対象になってい
るのだと思うと嬉しかったです。

2003年2月8日 山本文緒の作品をもう一冊
 直木賞の作品『プレナリア』が入った作品集を買って読んでみまし
た。『プレナリア』はいい作品だと思います。この作家は、女性の視
点からの作品として評価されているだけでなく、男性に媚びない作風
が受けているんだろうな、と思いました。でも、その他の作品はいい
のあるし今一つのもあるし、山本文緒にはまることはないな、という
のが感想でした。

2003年2月2日 最近読んだ本
 最近読んだ本を紹介します。『痴呆の謎を解く−アルツハイマー病
遺伝子の発見』R.Eタンジ、A.B.パーソン共著、森啓監修、谷垣暁美訳
(文一総合出版)です。この本の中で、現在でもまだはっきりしてい
ないアルツハイマー病の病因を巡る研究者の間の戦いが書かれていま
す。『昔は器具がなかったから、考えて工夫して研究を進めて行った。
今は、買えばなんでも器具が揃うので、実験の本質が分かっていない
ポスドクが多くなった』ということが書かれていて、最近、私もよく
感じること(自分自身に対してもですが、周囲の人達を見ても強く思
います)なだけに、ずきっときました。
 この本の中では、アリセプトという日本のエーザイ製薬会社が開発
した薬についても述べられています。アリセプトはアメリカで爆発的に
売れ、その後日本でも販売されるようになりました。日本で開発され
た薬も、アメリカで認められないとなかなか認可されない例として有
名な薬なのです。この薬はコリンエステラーゼの阻害薬で、著者が予
想したメカニズムとは異なる作用薬なのですが、さらっと流されてし
まっています。研究の世界のドロドロしたところを、この本でもやはり
みせつけられてしまいました。
 『恋愛中毒』山本文緒(角川文庫)。確か最近ドラマ化されたと思
いますが、私は見ていなかったのでどんな話かは知りませんでした。
本屋で衝動買いしたのですけど、意外に面白かった本です。最後は
ちょっと恐かったですけど、最近、一歩間違えればストーカーという
性格の人も増えてきているんだろうなあ、と思わせる本でした。

2003年2月1日 2月になりました
 2月になりました。今日の徳島の最高気温は10度、最低気温は2度と
平年並みの寒さとなっています。寒暖の差が激しい日が続いています。
私はやっと風邪が完治しましたが、皆様は風邪を引かれていませんか。
 今日までのアクセスは30658人、先月は786人の方の訪問がありました。
久し振りにちょこちょこ更新したからアクセス数が増えたのでしょうか。
今月も余裕があれば少しずつでも更新していこうと思っています。
このホームページも立ち上げてから5年半程になりますが、述べ訪問者
数が3万を越えました。マイナーな情報提供のホームページの割には健
闘しているのではないでしょうか。私としては十分満足な数字です。
これも、本ホームページを支持して下さった訪問者の皆様のおかげで、
ここまで来ることが出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。今後とも変わらぬ御支持を宜しくお願いいた
します。


過去の『ひいの徳島日記』は下にまとめました.
  ひいの徳島日記/2003年1月



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