確定申告
確定申告の基本ー必要な書類
(カナダに来て初めての確定申告)
2月になると確定申告の書類が郵便局に置かれるようになるので,その中から
Guide for Non-Residents and Deemed Residents of Canadaを探して持って
帰る.その頃に,職場から確定申告用の給料明細が出されるので,それらを元に
書類作成に励む.
カナダ滞在が183日以内の人は,その人向けに別の書類があるので,それを
申請する.電話すれば送ってくれる.
(カナダに来て2年目以降の確定申告)
役所から書類が送りつけられるので,職場から確定申告用の給料明細が出る
のを待って書き始める.
実際に戻ってきた額
96年は6月から12月までの7ヵ月の滞在でした.もう一ヵ月遅くきていたら
全額返ってきたはずのに,これは失敗でした.
さて,払わないといけない税金には2種類,所得税と州税があります.私達
のように日本から出稼ぎに来ている人達は Non-Residents and Deemed
Residents of Canadaというカテゴリーに入るので,州税は払わなくいい様
で州税の書類は入っていませんでした(←今,気付きました).その代わり
累進課税率がどっしりかかります(←今,気付きました).
さて実際にはどのくらい返ってくるのでしょうか.昨年の例です.
(計算上)$1210.99(計算間違い.本当は$651.21)
(返還額)$668.71
昨年受け取ったときは,州税($472.71)を申告し忘れていて,計算額から
州税を引けばこんなもんだ,と思っていたのですが,実際には,累進課税率の
計算を忘れていただけで,まあ,こんなものです.しかし,この安月給から20%
も税金を引くなんて,ちょっと許せません.Fellowshipには税金がかからない
とかいうことになってもらえないものなのでしょうか.(←カナダでも$500.00
までは免税でした.最近気付きました.それで計算すると$800.26返ってくる
はずでした.今頃気付いても遅すぎます.はい)
ちなみに,アメリカではFellowshipには税金がかからないそうです.日本
政府とアメリカ政府の取り決めでそうなっているそうです.カナダでも中国人は
Fellowshipには税金がかかりません.でも日本人はかかります.カナダ政府と
日本政府の間で早く何か取り決めをしてもらいたいものです.私には今の給料は
きついです.日本育英会の奨学金という名の借金も残っていますし.
GSTも戻ってくる
所得税の申告書類の中に,低所得者向けのGST(消費税)返還制度について
書いている項目があります.基準に達している人には1年に払ったであろう
消費税相当の額が返還されます.その基準は,家族の収入が$34000以下
(子供がいない場合),$36000以下(子供1人の場合)等となっています.
★96年度分の返還額 $304.00★
★97年度分の返還額 $304.00★
4回に分けて銀行振込されました.一括で返せ,と言いたいです.
実際の計算の仕方
書類の作成は本当に大変です.項目はいっぱいあるし,ガイドを読んでも
訳が分からないし,なんとか計算に入っても,計算を何度繰り返しても答が
違ってくるし,と気が狂いそうになります.
書類作成のコツは,まず,税体系を理解し,そして,自分なりに式をたてて
みることです.その後で計算に入れば楽です.私なりの税金の理解を下に書き
ましたので参考にしてください.
(私なりの税金の理解)
まず給料がfellowshipの場合は$500.00免税です.
1.(給料 - $500.00)×17% =(本来の税) -(a)
2.(免税されるべき収入額)×17% =(免税) -(b)
例えば独身なら $6456.00×17% = $1097.52
既婚なら $12374.00×17% = $2103.58
3.(給料から天引きされた税金) -(c)
ここで
{(a) - (b)}×1.52 =(累進税) -(d)
{(a) - (b)}×0.03 =(州累進税) -(e)
なので,この総額{(d)+(e)}が天引き税金(c)より大きければその分
払わないといけないし,小さければその分戻って来るという訳です.
さて,どうでしょうか.とにかく,自分でまず考えて見てくださいね.
ちなみに,今年の計算では$50.00戻ってくることになります.GSTも返って
来るでしょうから,全体では$350.00位の返還になると思います.
知りたい情報などがあれば
hiida@gpu.srv.ualberta.ca
までお願いします