カナダ道中膝栗毛

1999年8月18日〜25日の8日間、カナダへ旅行しました。
もちろん、飛行機で・・・。カナダでの移動はバスも車も使いましたので、
”膝栗毛”はおかしいとおっしゃる方もありましょうが、私と夫の珍道中。
日本にいる時よりは、よく歩いた旅でした。(^^;)ゞ


【出発】

 雲海の大航海に旅立てり
【ナイアガラ】

 到着したのは、夜でした。ライトアップされた滝。夜になっても去らない人々。まるで日本のお祭りの夜のようです。夜店はさすがにでてないけど・・・。

 翌日も、朝から滝見物。近くにはいつも水煙が立っています。ハンギングバスケットがあちこちに見られ、整備されたとても美しい町です。

 舟で滝の近くまで行ったり、裏から滝を眺めたり、滝を体験、実感できました。でも、私のお気に入りはミノルタタワーからの眺め。川から、滝に繋がるところが見えます。この川の水は、どこをどうやって流れてきたのだろう?

 天地(あめつち)の水集め来し大瀑布

 この日はナイアガラ川沿いを走るシャトルバスで、川のアトラクションや、植物園や蝶園、花時計などを見て回りました。このバスは、1日乗り降り自由で、安くて便利。何本も、ひっきりなしに出ています。ただひとつ、やっかいなのは、英語のアナウンス。私たちは、乗り換えを間違えて、「あ、また、元のところに戻って行くん違う?」「あ、ほんまや、降りよう!」ドタバタと同じ所を3回もぐるぐる回ってしまいましたよ。


【バンフからカナディアンロッキー】

 ロッキー山脈のふもとバンフの町は、国立公園内の町。左は、ランドル山。こんな山々に囲まれています。お天気が良かったぁ。
 レイク・ルイーズはエメラルドグリーンの美しい湖。ヘクター・レイク、ボウ・レイク、ペイト・レイクと、それぞれに美しい湖や氷河を観ながら、コロンビア大氷原へ。一瞬、にわかにかき曇り、雷が!山にこだまして、すごい音がしましたよ。でも、すぐに晴れてくれました。ホッ。

 ポピー咲く愛し王女の名の湖畔



 次の日は、バンフから、カナディアンロッキーのハイキングへ。私が一番楽しみにしていた日です。ホテルへ迎えに来てくれたスクールバスに乗って、いざ出発!冬はスキーコースになるサンシャイン・メドウ。
 バスは、ゴンドラ乗り場の駐車場で、たくさんの人を乗せました。ここから先は自家用車が入れません。バスは1日1本だけです。バスが出発しそうになったところに、小さな女の子を連れて、赤ちゃんをおぶったご夫妻が駆け込んできました。間に合ってよかったね。

 ハイキングコースはトレイルが整備されていて、そこからはみ出ないように歩きます。お花の写真を撮りながら歩いている私は、のんびりと、みんなの後方から歩いて行きます。するとさっきの女の子がなにやらしきりに話しかけて来ます。「何を撮ってるの?」と(英語で)聞かれたので、”Flower”と答えると、”Flower,Flower,Flower”と歌うように言いながら、スキップしてお母さんに報告していました。「ふぅ、通じた。」夫に、彼女が他に何をしゃべっていたのか聞くと、「寝坊して、バスに遅れそうになったんだけど、間に合って、ピクニックに来れて良かった!」とか、いろいろ言っていたそうです。なるほど、とても嬉しそうです。それにしても、1歳くらいの男の子と、3、4歳の女の子を連れて、ハイキングだなんて、よほど慣れたご夫妻ですね。子供達は、二人とも、トレッキングシューズを履いているのです。おんぶされてる子も! 


 さらっと晴れて気持ちよくて、ちょっとまぶしい。歩きながら、思わず私も歌が出てきました。「丘〜をこーえーゆこーうよ、・・・」と、”ピクニック”を歌いながら、歩くと、周りから、地リスがピーピー鳴いているのが聞こえます。お花畑の中あちこちで首をのばして、きょろきょろしています。地下に穴を掘って、その中で暮らしているのです。
 
 行き交う人とは、”Hello”とか、”Hi”とか、あいさつを交わします。トレイルが細いところでは、身体を横にして、すれ違います。”Thank you.”みんなマナーがいいですね。

 ”Hello”の声お花畑を行き交ひて

 お昼は持ってきたサンドイッチを食べました。湖や小川、山や谷も見えて、眺めは最高!・・・と、快調だったのですが、高いところへ来て夫が気分が悪くなったとのこと。日頃の運動不足でしょうか?山の頂上までは、もう見えているので、そこからは私だけで登りました。頂上では、先を歩いていたカップルが、私のカメラで私を撮ってくれました。下りる時は、ちょっと息が切れながらも歌いながら歩いていたら、夫はますます気分が悪そうでした。  


【バンクーバ】

 スタンレーパークでのんびりしよう、と思って歩いたら、ホテルから公園まで思いのほか遠く、その道のりだけで、もうクタクタ。ハイキングの疲れも出てきたかな?園内の無料バスに乗ったり海を見たりして、ぼんやりします。公園のリスやクジャクにも会いました。ここは都市と自然の同居した町。ビル街にもアライグマが出るそうです。人間も、忙しそうなビジネスマンの向こうにスポーツやレジャーを楽しむ人が見えます。

 ビルの影波にこぎ出すボートかな

 ああ〜、今日でカナダともお別れ。夜は部屋の窓からの夜景がきれいでしたが、それも、つかのま。泥のように眠った、とは、このこと。



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