「吉野川の水量」(pc版)情報活用マニュアル


 インターネット上の各種DBをロボットで引き,その情報を元に,以下のリアルタイム情報を公開しています。ただし,機械的に処理していますので,エラーによる異常値を含む場合がありますから,データの正確さは保証しませんし,またこの情報を元に下した判断に対して,いかなる責任も負いませんので,利用されるかたは,自己責任でご利用下さい。なお,元情報のありかは,全て大歩危・小歩危のページからのリンクがあります。

[ 吉野川の水量 ]


      早明浦ダム上流の流域平均「降水量(mm)」(ダム諸源DB&水資源開発公団より),
   早明浦ダム上流の「流入域への雨による流入量(t/s)」(降水量より算出)
      早明浦ダム流入量(t/s) (ダム諸源DB&水資源開発公団より)
      早明浦ダム貯水率(%),早明浦ダム貯水量(Mt) (ダム諸源DBより)
   早明浦ダム水位(m) (水資源開発公団より)
      早明浦ダム放水量(t/s) (ダム諸源DB&水資源開発公団より)
   本山(本山橋)水位(mm)  (水資源開発公団より)
   大豊水位(mm)  (川の防災情報&水資源開発公団より)
   下名水位(mm) (水資源開発公団より。ただし水位1.31m以下は,大豊水位より推測)
      本山の流量(t/s)  (本山橋の水位から換算)
      大豊の流量(t/s)  (大豊の水位から換算)
      下名の流量(t/s)  (下名の水位から換算)
      池田ダムの流入量(t/s) (ダム諸源DB&水資源開発公団より)
      池田ダムの放流量(t/s) (ダム諸源DB&水資源開発公団より)


 1時間ごとの,これらの情報が,
                                  |         早明浦ダム                      |       本山               大豊              下名         |     池田        |
日       時     流域雨量          |流入     貯水量 (貯水位,貯水率)   放流   |   流量   ( 水位 )    流量   ( 水位 )   流量   ( 水位 )  |流入      放流   |

03/09/30 15:00    0.0t/s( 0.0mm)   13.2t/s  160.5Mt(322.9m, 99.7%)   39.1t/s    59.2t/s( 2.46m)    23.7t/s( 0.38m)   28.9t/s( 1.48m)   46.8t/s   46.6t/s
03/09/30 14:00    0.0t/s( 0.0mm)   23.1t/s  160.7Mt(323.0m, 99.7%)   59.8t/s    50.0t/s( 2.35m)    23.2t/s( 0.37m)   28.9t/s( 1.48m)   46.7t/s   46.6t/s
03/09/30 13:00    0.0t/s( 0.0mm)    9.5t/s  160.8Mt(323.0m, 99.7%)   40.7t/s    32.0t/s( 2.10m)    23.2t/s( 0.37m)   28.9t/s( 1.48m)   46.6t/s   46.5t/s
03/09/30 12:00    0.0t/s( 0.0mm)   16.1t/s  160.9Mt(323.0m, 99.7%)   20.1t/s    51.6t/s( 2.37m)    23.7t/s( 0.38m)   28.9t/s( 1.48m)   25.9t/s   46.9t/s
03/09/30 11:00    0.0t/s( 0.0mm)   12.9t/s  161.0Mt(323.0m, 99.8%)   60.0t/s    21.0t/s( 1.91m)    23.7t/s( 0.38m)   28.9t/s( 1.48m)   46.9t/s   46.9t/s
 ....
 のように,表の形で得られます。




[ 晴天・渇水時(あるいは平常時)の水量 ]

早明浦ダム上流に降った雨は,「自然のダム」に蓄えられ,そこから,早明浦ダムのダム湖に流入します。

早明浦ダムは「四国の水瓶」であり,発電の為の放流と,農業・工業用水の為の放流,洪水調節,それと流水の正常な昨日維持のための調節を行なっています。 貯水量が少ない時期には,20〜60t/s程度の「発電放流」が主な放流になります。詳しいことは知りませんが,夜間放流され(夜間電力のため?),昼間は止まる(減る)ことが多いです。また,12時から13時までは「昼休み」で止まることも多いです。この放流は「電力需要」によって決まっているみたいです。なお,「発電放流予定」は,本ページにも掲載している電源開発のテレフォンサービスや,カキモトさんのページ(手動で毎日更新。カキモトさんに感謝!!)で分かります。

早明浦ダムから放流された水は,地蔵寺川や汗見川と合流し,「寺家」に入ります。寺家のちょっと下流に「阿土」があります。また,寺家と阿土のちょっと下流(帰全山公園のとこ)に本山橋水位観測所(本山)があります。この間に大きな支流はありませんので,寺家・阿土の水量は,「本山の水量」であると思って良いと思います。支流からの流入が殆ど無いときには,本山の水量は,およそ1時間前の早明浦ダム放水量と,ほぼ一致します。

阿土ウェーブは,35t/s以下では,左岸入り口の岩が出て危険な状態になります。70t/s以上ではウェーブが寝て,何かすると出てしまいます。75tくらいが,サーフィン出来る上限のようです(左岸の休憩岩に水が被ります)。

本山を通った水は,下流の山崎ダムで調整され,穴内川,立川川等と合流して,大豊に流れていきます。

大豊の水位観測所は,豊永の水位観測所とほぼ同じ位置にありますので,以前豊永の水位を目安にされていた方は,そのまま大豊の水位で読み替えられます。

大豊を通過した水は,豊永直前で南小川と合流し,(パドラーの言う)「大歩危」に入ります。雨がしばらく降っていなければ,南小川からの流入が少ないので,「大豊の水量(水位でも良い)」が,歩危の水量の良い目安になります。

大歩危の後半に「下名」があります。下名の水量は,「大歩危の水量そのもの」と思って良いと思います。また,ここから小歩危までは大きな支流もありませんので,小歩危の水量の極めて良い目安にもなります。ただし,水位1.31m(流量約20t/s未満)では,水位計が正しく作動していないと思われます。

大歩危・小歩危を通過した水は,祖谷川と合流し,池田ダムに入ります。 雨がしばらく降っていなければ,祖谷川からの流入が少ないので,「池田ダムへの流入量」が,小歩危の水量の良い目安になります。ただ,池田ダムすぐ上流に,香川分水の取水口(約10t/s)があり,短時間で見ると(1時間だけとか)細かく急激に変動することもあるようです。安定している時期なら,池田ダム放流量を参考にすると良いでしょう。


[ 雨天・増水時の水量 ]

早明浦ダム流入域の面積が417km^2なので,およそ1mmの雨なら,およそ120t/sの水が「雨として空から」流入してくることになります。また,池田ダムの流入域の面積は1904m^2なので,およそ1mmの雨なら530t/sの水が「雨として空から」流入してくることになります。しばらく雨が降っていなければ,降った雨は,「自然のダム」に蓄えられますので,早明浦ダムへの流入量や吉野川の水量に,直接的には影響を与えません。しかし,「自然のダム」に蓄えられる上限を超えた大雨とか,しばらく雨が続いて,地面に十分に雨が染み込んでいる状態では,雨として降ってきた水は川に流れ込みます。

もし,早明浦ダムが満水でなければ,ダムは水を貯めますので,ダムへの流入量は増えますが,放水量は増えませんし,場合によっては(下流で水が必要無いので,放流せずに蓄えるので),減ることがあります。このときは,大抵は穴内ダムも放流しませんので,早明浦ダム放流量・本山の水量と,大豊の水量は,その他の支流分の差しかありません。

早明浦ダム満水(貯水率100%)の増水時には,早明浦ダムは素通しになり,流入量とほぼ同じ放流量になります。そして,貯水量の少ない山崎ダムは素通し状態になりますので,「各地点での水量変化が互いに良く対応」します。 また,さらに雨量が多い場合,そして全てのダムが素通し状態だと,降った雨は若干の時間を置いて,吉野川の各所に最終的に流れ込みます。このときは,雨量が「今後どのくらい水量が増えるか」の目安になります。 増水時には,支流からの流入が多くなるため,寺家・阿土なら直ぐ下流の本山,歩危なら大歩危にある下名の水量を,それぞれ参考にすると良いでしょう。


E-mail: Hiroshi.Kazama@nifty.com