このページは、静岡県袋井市の國香酒造株式会社を、一介の消費者(ただの飲兵衛とも云う)が勝手に応援するページです。國香酒造株式会社が運営するサイトではありません。内容に関する責任はすべて当ページの作者にあり、國香酒造株式会社にはございませんのでご注意ください。
- 國香の歴史
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松尾晃一 専務(杜氏)「國香」蔵元の松尾家は安土桃山時代から続く旧家で、酒造開始時期は不明ですが一説に元亀年間(1570〜1573)と伝えられ、純米大吟醸の四合(720mL)瓶の箱には「日本の真髄を傳へる酒一つ保って三百年 人は幻と云ふ」と刷られています。 講談で有名な江戸時代末期の侠客、清水次郎長一家の森の石松が愛飲したという伝承もあります。森の石松の「森」は出身地である森町(現在の静岡県周智郡森町森)を指し、國香酒造のある袋井市山田の北東に隣接しています。 酒銘「國香」は、日本の国を代表する菊の花の香にちなみ、日本の酒を代表することを意味し、大日本帝国憲法の発布を記念してつけられました。戦中から戦後にかけての一時期、酒銘「粋君」の遠州酒造(廃業)との企業合同により「遠州酒造(株)周智工場」と称していたものの、鑑評会・品評会には「國香」銘で出品を続けてきました。
平成4酒造年度(H4BY)までは能登・南部の杜氏が醸していましたが、H5BYから蔵元(専務)の松尾晃一氏を中心に酒造りを行う蔵元自醸になりました。松尾専務は20代前半のころ愛知県の「神杉」で蔵人として三季にわたり田中清一杜氏(越後)の指導を受け、國香に戻ってからも酒造期間中は蔵仕事を続けていたので、満を持しての登板といえるでしょう。H3BYには岸田憲三杜氏(能登)の下で麹造りを担当し、その年の酒が平成4年(1992)春の全国新酒鑑評会で金賞を獲得しました。H4BYには「刈穂」(秋田県)「白鹿」(茨城県)を歴任した古川佐一氏(南部)に杜氏が交代しましたが、高齢のため専務が杜氏の仕事のほとんどを代行し、結局、H5BYから杜氏を招聘せず専務が杜氏を兼務することになりました。
蔵元自醸に移行した一年目(H5BY)の酒を対象とする平成6年(1994年)春の全国新酒鑑評会にいきなり入賞し、二年目(H6BY)には平成7年(1995年)春のの静岡県鑑評会の吟醸酒の部で県知事賞(首席)に輝き、「わずか二度の造りでプロの杜氏を超えた」と県酒造界に一大旋風を惹き起こしました。(その後、蔵元自醸では「翁弁天」の岡田酒造と「葵天下」の山中酒造が県知事賞を獲得していますが、最初の栄冠を勝ち得たのは「國香」です。) 2001年(純米酒の部)、2002年(吟醸酒の部)にも静岡県の鑑評会で首席(県知事賞)を受賞し、現在では「静岡酵母で酒を造らせたら右に出る蔵はない」と県酒造界で一目置かれる存在となっています。
- 新酒鑑評会の成績
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1975年頃のラベル
※ 静岡県の鑑評会で入賞しただけ、という年は省略しています。開催年 静岡県 名古屋国税局
(東海四県)全国新酒鑑評会 杜氏 平成4年(1992) 入賞 金賞 岸田 憲三(能登) 平成6年(1994) 入賞 入賞 銀賞 松尾 晃一(蔵元) 平成7年(1995) 吟醸酒の部 首席 (中止) 松尾 晃一(蔵元) 平成11年(1999) 入賞 入賞 銀賞 松尾 晃一(蔵元) 平成13年(2001) 純米酒の部 首席 松尾 晃一(蔵元) 平成14年(2002) 吟醸酒の部 首席 松尾 晃一(蔵元) - 蔵のある場所
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静岡県西部に位置する袋井市の北西部で、西隣の磐田市との境界に沿って流れる敷地川の上流の、北隣の豊岡村との境にかなり近いところにあります。「山田」の地名の通り、田圃と小高い丘に囲まれた田園地帯です。
住所: 〒437-0001 静岡県袋井市山田537 他3筆
電話: 0538-48-6405
世界測地系: 北緯34度48分34秒,東経137度52分8秒 (国土地理院の地形図はこちらで検索)
日本測地系: 北緯34度48分22秒,東経137度52分18秒 (Mapion の地図はこちらで検索)
地図:- 袋井市役所の提供する地図(左上/北西の隅に「國香酒造」)
- 国土地理院の 1/25,000 地形図:笠井(北東)
- Mapion の「袋井市山田付近」の地図
江戸時代の地名では「遠江國豊田郡山田」です。天保10年(西暦1839年)の 古地図 もあります。
南側から見た國香酒造 - 蔵の見学
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1985年頃のラベル小さな蔵ですので、見学コースがあるわけでも、案内担当者がいるわけでもありません。酒造期間中の見学はまず無理ですし、それ以外の時期でも配送の都合などで対応できない日もあります。必ず、蔵と取引のある酒屋さんを通して見学予約を入れて、酒屋さんに連れて行ってもらいましょう。一般消費者だけで見に行くのは避けましょう。(まず道に迷います)
どんな時期でも、飛び込みの見学希望は、蔵の迷惑になりますので止めてください。
- 蔵への交通
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1. 鉄道で
2. 自動車で最寄駅は天竜浜名湖鉄道(旧 JR 二俣線)の敷地(しきじ)駅ですが、天竜浜名湖鉄道の汽車は1時間に1本あるかないか・最寄といっても蔵元までは起伏のある道を徒歩25分(約2km)・駅前にもタクシーがめったにいない、とまぁローカル線につきものの三重苦です(笑)。実際には東海道線の袋井駅からタクシー(料金は 3,000円弱)で行くのが正解でしょう。
- 東京方面から: 以下の経路で、東京駅からの所要時間は 2時間30分程度です。
東京駅−(東海道新幹線)−掛川駅−(東海道本線下り)−袋井駅−(タクシー)−蔵元
- 大阪方面から: 以下の経路で、新大阪駅からの所要時間は 3時間程度です。
新大阪駅−(東海道新幹線)−浜松駅−(東海道本線上り)−袋井駅−(タクシー)−蔵元
タクシーの運転手さんが道を知らなければ、「天竜浜名湖鉄道の敷地駅の方に向かって、三川川会(みつかわかわい)のバス停をすぎて、敷地川の東岸沿いに川会と山田の境界にある山田下橋まで」と指示して、敷地川に掛かる山田下橋のたもとでタクシーから降りてください。山田下橋の一本下流(手前・袋井駅寄り)側に「みつかわ」と両側面に書かれた緑色の橋があり、道路を走る車からもよく見えるので、これを目印にするといいでしょう。山田下橋を西側へ渡ったあたりの左手奥に、蔵はあります。なお、蔵には煙突がなく看板類も出していないので、目印になるのは「古めかしく棟の高い、いかにも酒蔵風の建物」だけです。せめて、バス道路から見える側の蔵の壁に「國香酒造」などと大書しておいてくれるといいのですが...
なにがなんでも蔵元まで公共交通機関で行くぞ、という人は、(1) 東海道線 磐田駅から遠州鉄道バス「32系統 磐田市立病院経由 山梨行き」の「三川川会」停留所から徒歩10分、(2) 東海道線 袋井駅から袋井市自主運行バス「市民病院循環」の「市民病院」停留所で同じく袋井市自主運行バス「山田・大日間往復 三川方面行き」に乗り換え「山田橋」停留所から徒歩4分、という選択肢もありますが、絶対にお勧めしません。なんせ、平成14年11月時点で遠鉄バスは平日 1日5往復・休日 3往復ですし、袋井市自主運行バスは2路線ともに1日4往復です。まだ敷地駅から歩いたほうが、確実に時間が読めます。
「みつかわ」と書かれた橋
(國香酒造側から撮影)
山田下橋の西岸にある標識
ここで左を向けば蔵が見える
東名高速道路の袋井インターチェンジから10〜15分程度です。ただし、蔵の近辺は田圃と茶畑ばかりで目印になるものが少なく、初めての人は道に迷う可能性が大きいです(笑)。袋井I.C.を出たら天竜市・豊岡村方面へ向かい、三川川会のバス停を過ぎて敷地川の東岸沿いに山田橋まで北上し、山田橋を渡って西岸を南下し、上記の「山田下橋」の標識を過ぎたら右手(西側)に國香酒造が見えます。
- 東京方面から: 以下の経路で、渋滞がなければ用賀I.C.から 3時間程度です。
用賀I.C.−(東名高速道路)−袋井I.C.−(北へ約8km)−蔵元
- 大阪方面から: 以下の経路で、渋滞がなければ豊中I.C.から 4時間程度です。
豊中I.C.−(名神・東名高速道路)−袋井I.C.−(北へ約8km)−蔵元
山田下橋の西岸(上記標識の前)
から見た國香酒造 - 東京方面から: 以下の経路で、東京駅からの所要時間は 2時間30分程度です。