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Last Revised: November 1, 2009


1997年8月号から2009年10月号まで144号分へのリンクを一挙紹介!各ページにはホームページエッセイの全文、『インド通信』バックナンバーの完全目次が掲載されています。

2009.10.1発行、第372号

 9月の後半、チェンナイで女子バスケットボールのアジア選手権が開催されて いた。両オリンピックの谷間にあたる来年に行われる世界選手権(開催地はチェ コ)のアジア予選でもあり、ここで上位3位以内に入れば世界選手権に出場でき る。... 実はこの大会、台北開催で予定されていたのだが ドタキャンになったとかで、代替地も決まらず当初の予定から日程もずれ込んで いたらしい。そして仕切り直しの開催が決定したと思ったら、開催地はチェンナ イだったのである。デリーならわからなくもないが、チェンナイとは...

今月の目次:「コルカタの洗濯風景」、他

2009.9.1発行、第371号

 コンビニに並んだ雑誌の表紙。小泉今日子が着ている黒いワンピースが気になっ て雑誌のクレジットを見たら、タルン・タヒリアニーというインド人デザイナー のものだった。姓からシンド人かなと思っていたらやはりシンド系のビジネス・ サイトがそのように紹介していた。日本では以前からタイリアーニと紹介されて いる。イタリア人のような響きがするから、デザイナーとしてはこの方が日本の 顧客にはキャッチーなのだろう...

今月の目次:「第4回福岡南アジア美術トリエンナーレ2009 アジア美術のこれまでとこれから」、他

2009.8.1発行、第370号

 ほんの2、3日前、ガヤトリ・デヴィが亡くなった。90歳だったそうだから、ず いぶんとお婆さんになっていたのだ。若い人にはもはや「それ誰?」という存在 かもしれないが現代インドの歴史、あるいは伝説上の人物と言えるだろう。 まだインドが独立する以前の20世紀初頭に、現在は西ベンガル州内になってい るクチ・ビハール藩王国に王女として生まれ、ジャイプルの藩王と結婚した...

今月の目次:「ジャガンナート三兄妹が団地を巡幸し、大谷大学の学生が踊る」、他

2009.7.1発行、第369号

 家人がオーストラリアの出張から帰ってきた。帰国の数日前にメルボルンに行ったら、ちょうどサッカーの日本代表が同地で W杯予選のためにオーストラリアと対戦する前日だった...競技場で気がついたのはそこが本来クリケット場だと いうこと。お陰でインド最大のライバル、当代世界最高峰の豪州クリケット、ナ ショナルチームのレプリカジャージを手に入れることができた...

今月の目次:「沙漠の観光化がもたらしたもの ラージャスターン州ジャイサルメールから」、他

2009.6.1発行、第368号

 南アジアに関わって四半世紀を越えるけれど、こんなに大きな出来事が続いた 年はちょっとなかった2009年の5月。インドの選挙、王制廃止後のネパールで早 くも政権交代、タリバン掃討作戦でパキスタンが混乱、そして25年を越えたスリ ランカのタミルゲリラ闘争がついに終結へ...

今月の目次:「農村開発と支援の視点」、他

2009.5.1発行、第367号

 インドの総選挙の真最中である。4月16日からの約1か月間に分散された投票日 が5回。投票がすべて終わった後、開票日が5月16日に設定されている。電子投票 なので一日で結果が出るはずだ。開票開始日はきまっていても、結果の確定まで 一と月くらいかかった時代もあった。今回は投票期間の方が長い...

今月の目次:「カーニプナート寺院」、他

2009.4.1発行、第366号

 インド下院を選出する総選挙のスケジュールが決定した。ここしばらく任期満了の選挙が続いている。インドの政情がそこそこ安定していると解釈していいのだろうか。さすがに70年代の激動の時代は知らないが、ガンディー親子が暗殺されたり、短命な連立政権が繰り返されたりの時期を思えばそうだろう。インドの選挙を「世界最大の民主主義」と言うのも定番になっている...

今月の目次:「ムガル都市三都物語」、他

2009.3.1発行、第365号

 インドで保守派がバレンタインデーを粉砕した、とか、イスラム国でバレンタ インデーをするカップルが増えている、とか、今年はそういうニュースを見かけ ることが多かった...

今月の目次:「カトマンドゥのジャーンクリー ガンダルヴァによる悪霊祓い」、他

2009.2.1発行、第364号

 2009年の元旦、話題の映画「スラムドッグ・ミリオネア」を観た。鑑賞した時点では、大して話題になっていなかった。この映画は全編インドを 舞台にし、登場するのもインド人(役)ばかりだが、基本的にアメリカ映画であ る。11月に封切りになったアメリカでも当初は興行成績ランキングに登場してい ない。ゴールデングローブ賞の主要賞を獲得し、アカデミー賞も主要部門でノミ ネートされたので逆に動員が増えている...

今月の目次:「ポッラーチの王様(ラージャー)に会いに行く」、他

2009.1.1発行、第363号

 20年ほど前まで、アメリカのインド人(系)移民は、パンジャーブ人、グジャラート人、ベンガル人に代表されていた。いずれも海外移民の歴史が長いコミュニティとされている。イギリス植民地時代には、軍人や労働者のパンジャーブ人、商人のグジャラート人、留学生や学者のベンガル人というように、移民の傾向にもパターンがあった。アメリカのインド系移民の歴史はまだ浅い方だが、3つのコミュニティは当初から目立っていた...

今月の目次:「追悼・荒松雄氏」、他

2008.12.1発行、第362号

 今月のサイト更新にあたり、下記の文章を用意してありました。しかし更新直前の現地11月26日夜(日本の27日)に、ムンバイの連続銃撃テロ事件が発生しました。そして、この原稿を書いた筆者自身は28日から短い出張でインドに滞在しています。この時期のインド行きを周囲に驚愕されつつの出発でした...

今月の目次:「「聖なる風景」と「融合寺院」ヴァーラーナシー」、他

2008.11.1発行、第361号

 9月のこの欄で英文学の最高峰、英国ブッカー賞の候補にインド、南アジア系の4作品が第一次選考にノミネートされているということを紹介しました。その4作品のうち最終選考に2作品が残り(最終選考には全体で6作品が選出)、何と栄えある2008年度ブッカー賞にインド人作家アラヴィンド・アディガーの「白い虎 The White Tiger」が選ばれたのでありました...

今月の目次:「インド亜大陸の歩みと『インド通信』の30年」、他

2008.10.1発行、第360号

 アメリカの金融危機、特にリーマンブラザースの破たんは日本でも大きく報じ られている。その種のニュースでは、アメリカの証券金融会社や銀行のランキン グが示され、そのランキングの上位の会社が、つまり世界的にも圧倒的な規模や 資金力を持った超一流企業がいかに深刻な危機に瀕しているかが語られている。 ...どうも最近、こうした名前を身近で見た記憶があるなあ、 と思って考えてみると、それはメールアドレスだということに思い至った。 ここ数年、何かの用事でやり取りしたインド人のメールアドレスが、リーマン、 メリルリンチ、ゴールドマンサックス、シティ(バンク)、バークレイス、ドイ ツ銀行...

今月の目次:「インド 手仕事を支える人たち」、他

2008.9.1発行、第359号

 現代英文学最高峰の文学賞のひとつ、イギリスで選考されるブッカー賞の一次審査を通過した13作の中に、4つの南アジア系作家が選ばれていた。まもなく2次選考が発表され5本ほどの最終候補が残る。この時点で日本メディアの文化欄などに紹介されることもあるが、この中に4本とも残らない可能性もあるので、ここで紹介する...

今月の目次:「チャンバ紀行 インド伝統刺繍、チャンバ・ルーマールを求めて」、他

2008.8.1発行、第358号

 6月の終わりにサム・マネクショーが死んだ、というニュースは最近知った。 享年94歳。インド人としては相当な高齢ではあったが、今まで健在であったこと も実は知らなかった。マネクショーはすでに歴史上の人物だと思っていた。 陸軍元帥サム・ホルムスジー・フラムジー・ジャムシェドジー・マネクショー、 あるいは「サム・バハードゥル(勇者サム)」は...

今月の目次:「ガンディーズムのふるさとワルダー」、他

2008.7.1発行、第357号

 食品の産地偽装や素材詐称が大問題になっている。関連ニュースを見るたび、 なぜか気になるのが、インドのマンゴーのことである。最近、「マンゴーの最高 級品、インド産アルフォンソー・マンゴー入り」と称する食品が日本で異様に増 えたためである。私が最初に日本で「アルフォンソー入り」を名乗る製品を発見したのはグミか 飲料だったと思う...

今月の目次:「独立ソングを作曲する第3世代たち(インドの亡命チベット人第3回)」、他

2008.6.1発行、第356号

 「電気洗濯機がこれ以上普及すると、ドービー(カーストで洗濯を生業として いる人たち。体の汚れを扱うので最底辺のカーストとみなされている)が生活し ていけなくなる。」と、あるインド研究者が指摘していた。経済学や社会学者ではないからどのくら い根拠があるのか判らないが、確かに以前のようには仕事の量がないのではなか ろうか...

今月の目次:「神が刷られる町 シヴァカシ」、他

2008.5.1発行、第355号

 コルカタとダッカを結ぶ鉄道、つまりインド〜バングラデシュ間の国際線が4 月半ば、ちょうどベンガル歴新年にあたる日に開通した。インド〜バングラ間の 直通鉄道は、バングラが東パキスタンであった43年前から途絶えていた。今度運 行を開始したマイトリ(ベンガル風ならモイトリ)急行の経路は当時とは違うようだ ...

今月の目次:追悼特集 松井 透 氏、他

2008.4.1発行、第354号

 「最近、素焼のカップでチャイを出すのを見たことがありますか?」と時々、 聞かれる。 「ありませんねー。ずいぶん田舎に行きましたがガラスのコップか、プラスチッ クの使い捨て容器でした」と答えていた。今回コルカタに行ったら、素焼で飲ん だら地面に投げ捨てる使い捨てのチャイカップがあちこちで健在だった。 気になったのはそのサイズだ...

今月の目次:「バナーラスは故郷のようだった」、他

2008.3.1発行、第353号

 今から15年ほど前、当時家族が勉強していたアメリカの大学の同級生には何人 もインド人留学生がいた。その時以来、私は彼らのインドの実家によく泊めても らっている。ある時、私が家族に合流するためにインドから直接アメリカへ行く ことがあった。留学生の母親は、インド製の石鹸や歯磨きを私に託した...

今月の目次:「インド祭りから始まった物語」、他

2008.2.1発行、第352号

 昨年末、長崎のスポーツクラブで猟銃を乱射した男の事件が世間を騒然とさせ た。...長崎の事件の前日(2007年12月13日)そのハロウィーン事件の舞台となったル イジアナの州都バトンルージュのルイジアナ州立大学で二人のインド人留学生が 射殺された。二人はアーンドラ・プラデーシュ出身の博士課程の学生で、専攻はも ちろん理工系...

今月の目次:「「やっかみ」インド人と「したたか」亡命チベット人」、他

2008.1.1発行、第351号

 2007年の大詰め。この数年、年末の南アジアの話題は自然災害、という年が続きました。07年も バングラデシュの水害という大惨事で締めとなるのだなと考えていたら、パキス タンのベナジル・ブットー元首相の暗殺事件のニュースが飛び込んできました。 首相在任中のご本人に会って、わずかばかり言葉を交わしたことがあります...

今月の目次:「ダラムシャーラーという町」、他

2007.12.1発行、第350号

 インドの名門大学といえばデリー大、カルカッタ大、ネルー大といった総合大 学が思い浮かぶ。インドを学ぼうとする日本人もそういう学校を目指す。ところ がインドの外から見た時、海外で仕事をするインド人たちに出会った時、認識は 変る。彼らは軒並みインド工科大学(IIT)の出身者なのだ...

今月の目次:「インド染織に関わった日本人」、他

2007.11.1発行、第349号

 9月から11月にかけて、複数の映画祭でインド、南アジア映画がまとまって上 映されています。多忙のためそのほとんどを見ることができないでいますが、わ ずかに観た映画で共通した、ある「感じ」がありました。それは、土の床や壁の 感覚です...

今月の目次:「エビを尋ねて何処までも---バングラデシュ南西部エビ養殖紀行」、他

2007.10.1発行、第348号

 現地で実際にテレビを見ているわけでもないのに、熱中していたのが「インディ アン・アイドル3(II3)」という番組。もちろんインドでこの番組を実際に 見ていた方もあるでしょう。でも、たぶんデリーやムンバイではイマイチよくわ からない事態が番組の裏で起こっていたのです。 「インディアン・アイドル」は、日本なら昔の「スター誕生」とかモーニング 娘を生んだ「アサヤン」と同種の、素人がスター歌手を目指してオーディション を勝ち抜く様子を追った番組です...

今月の目次:「カッチの煌き」、他

2007.9.1発行、第347号

 去る8月14日、15日はパキスタンとインドがそれぞれイギリス植民地から分離独 立して60周年の記念日でした。50周年の大きな節目であった10年前には、日本では今のように何かとインドが 取り上げられることは稀でしたが、「インド通信」では特集記事や寄稿などで50 年を回顧しました。が、今年はインドはもちろん、最近内政が急展開中のパキ スタンも注目を集めている時期でもあり、他のニュースに混じって「あ、独立記 念日だったな」ほどの感じで過ぎてしまいました...

今月の目次:「インドには行きそびれたが『をちこち』のインド特集はおすすめだ」、他

2007.8.1発行、第346号

 日本の学校の夏休みは大抵7月半ばから8月いっぱい。大学はその前後を含むもっ と長期が一般的ですが、それ以上の大差はないでしょう。欧米も5月から9月くら いに夏休みが設定されている国が多いようです。大学になると夏学期として特別 なクラスを実施したりもしますが。 それに比して、インド、南アジアの学校の休暇はいまだによく把握できません。 デリーなど北インドの都市部では5月から7月か8月...

今月の目次:「ネパールの少女」、他

2007.7.1発行、第345号

 先日、東南アジアのサッカーリーグで活躍する元Jリーガーを紹介する日本の 記事の中に、インドのサッカーリーグも日本人選手がいるという一文を目にした。 少し前、日本代表がW杯やアジア杯の予選でインドと対戦することが続いたの で、本誌でもインドのサッカー事情を紹介したことがあった...

今月の目次:追悼:島岩(しまいわお)氏、他

2007.6.1発行、第344号

 開通からだいぶ経ったが、やっとデリーのメトロに乗った。「地下鉄」とも呼 ばれているが、路線が延びて、地上を走る部分の方がよほど多い(しかもほとんど 高架)...

今月の目次:「Away from worldly joyという名のゴンパ」、他

2007.5.1発行、第343号

 先月のこの巻頭エッセイでは、3月半ばから始まったクリケットの2007年ワールドカップ西インド諸島大会でインドとパキスタンがまさかの予選落ちしたことから、両国で始まった混乱と異常事態について書きました。あれから1ヵ月、そのW杯は4月28日に決勝戦。世界最強の下馬評通りのオーストラリアと、インドの惨憺たる予選リーグの口火を切ったスリランカが対戦しました...

今月の目次:「ムンバイ就業体験記:インドで働いてみる 日本人がもっと増えることを期待して」、他

2007.4.1発行、第342号

 「ワールドカップ観に行くために肝臓を売った人がいるんだってね!」  3月13日に開幕したクリケットの「2007年ワールドカップ西インド諸島大会」 だが、日本の主要メディア、スポーツ欄には情報がない。先のような発言を聞い た時はびっくりしたが、この話は携帯ニュースなどに配信されたらしく、日本で よく知られた唯一の関連ニュースらしい。大方の人は「W杯のために臓器を売っ たインド人」という、とてもインド的な話だから気に留めたのだろう...

今月の目次:「クリケットW杯はワールドか?」(ガラム・ニュース)、他

2007.3.1発行、第341号

 昨今、インド、南アジアに関する情報が、誰でも目にするような新聞やテレビ ・ニュースに掲載される分量は、以前に比べると飛躍的に増え、その傾向は加速 しているように思えます。それ自体はよいことだと思うのですが、気になること も起きています。ひとつが現地の地名や人名などの固有名詞の表記です...

今月の目次:「南国の花嫁」(坂本 則子)、他

2007.2.1発行、第340号

 かつて、ニュースの国際面に南アジアが登場するのは、よほどの大事件、しか も悲惨な事件と決まっていたものですが、今では毎日、一企業の動向さえ経済面 に載るようになっています。しかし年末から1月にかけて、そんな昨今でも異彩 を放つ妙な事件が続きました。まず、日本のお昼のワイドショーにまで登場したので、ご存知の方も多いでしょ う、「ノイダの殺戮の館」...

今月の目次:「歴史の保管庫 マハーラーシュトラ州立文書館プネー分館」(小川 道大)、他

2007.1.1発行、第339号

 2006年の終りは、インド洋大津波から2年、パキスタン大地震から1年という節目(年が明けるとインド西部大地震から4年)でもありました。しかし2006年を振り返って日本から南アジアを見ると、インドの経済が日本に対してプレゼンスを高めたということが印象に残ります...

今月の目次:「インド現代演劇の魅力」(袋井 由布子)、他

2006.12.1発行、第338号

 1999年10月号としてこの欄に掲載 した「ロックスター故フレディ・マーキュリーはファルーク・バルサラというパー ルシーの一族出身のインド人だった」、という一文は、その当時「インド通信」 としてはたくさんの反響を呼びました。その文章は、1991年にフレディが亡くなっ た直後のアメリカのインド系雑誌と1999年にイギリスで入手した音楽雑誌にあっ た記事を資料に書いたものでした。その後、 この文章に関心を持ったある友人からの教示と協力を得て、イギリス のテレビで放送されたドキュメンタリーを知り、さらに新しい情報を加えて外部 の媒体にも「インド人フレディ・マーキュリー」の話を書きました... 先日、「フレディ・マーキュリー、人生と歌を愛した男」という、フレディの 生涯を追ったドキュメンタリー映画が公開されたというので観に行ってきました...

今月の目次:India will Rock You! 「ジョンの魂よ、永遠なれ。無限の宇宙に響くマントラ 〜 アクロス・ザ・ユニバース by ザ・ビートルズ」(渡辺 玲)、他

2006.11.1発行、第337号

 先月号の話題になったシャシー・タルールは、予想通り(?)国連事務総長選に敗れま したがその直後、国際舞台ではバングラデシュのムハンマド・ユヌスと彼の創設したグラ ミン銀行がノーベル平和賞を受賞しました。 「インド通信」誌面では、これまでも貧困対策のNGO活動やユヌス関連、マイクロクレ ジット関連の著作、講座講演などを紹介しており、関心を持つ人たちにはよく知られた存 在でしたが、皆さんの反応はいかがでしたでしょうか。バングラデシュではありますが、 ユヌスは英領インド時代の生まれですからインド圏として考えれば、文学賞のナイポール 以来、8人目のノーベル賞受賞者ということが言えるでしょうか...

今月の目次:南アジアの現代美術「ラシッド・ラーナの仕掛けた罠」(五十嵐 理奈)、他

2006.10.1発行、第336号

 10月2日はマハトマ・ガンディーの誕生日。インドでは国の祝日になっています。 インドの西暦カレンダーでは、独立記念日(8月15日)、共和国記念日(1月26日 =インド憲法の施行された日)などが、月日の決まった祝日になっています。 インドの政治は世俗主義を原則としていますが、さまざまな宗教に配慮する立 場から、主要な宗教の祭事や伝統行事を祝日として休日にしています。これらは 伝統歴(日本の旧暦のようなもの)に従っているので、西暦に対応させると月日 が毎年変動するものが多くあります...

今月の目次:「書評 溝上富夫・編訳『ヒンディー映画ヒットソング集(1951-1980)』(次良丸 章)、他

2006.9.1発行、第335号

 前月に続いて、ニュースの現場を違った視点でみたら、という話です。 やはり7月に日本でかなり手厚く報道されたのが、インドのシッキム州と中国 の国境が中印国境紛争以来はじめて開放された、というニュース。現場はシッキ ムのナトゥ・ラ(ラはチベット語で峠)です...

今月の目次:「南行徳のインターナショナル幼稚園---パキスタン人校長の熱い思い」(米原 弘子)、他

2006.8.1発行、第334号

 事件のインパクトでおそらく皆さんにも印象の強い、7月11日のムンバイ通勤 列車の連続爆弾テロ。最初にニュースを聞いた時、どの路線か(ムンバイの通勤 列車には数ルートある)に言及していませんでしたが、たぶんボリヴィリ線だろ うなと何となく感じました。はたして、爆破はチャーチゲート駅からほぼ真北に 半島を北上するボリヴィリ線上で点々と発生していました。総延長が長く、名ま えの知られた駅が多く、おそらくは乗降数も一番多く、被害のインパクトが大き な路線を選んだのでは、という気がします...

今月の目次:「パミールのワハン谷を旅する」(本多 海太郎)、他

2006.7.1発行、第333号

 7月の声を聞いてやっと蒸し暑い、この時期にふさわしい陽気になった感じが します。実際のところ、私はこの陽気が苦手で、さっさと薄い生地に袖の短い服へと衣 替えするほうです。道行く人を見ていると極限まで露出度を高めている人がいる かと思うと、ファッションのためなのか、季節はずれな素材を何枚も重ね着した うえ、スカーフ巻いてロングブーツまで履いている人もいます。冷房の室内はい いとしても、30度の日中にこのいでたちで歩いていられる、こういう人たちの新 陳代謝はどうなっているんだろう、と気になってしまいます。 同じ理由で、暑くなると日本に暮らすイスラム教徒の女性の服装も気になります...

今月の目次:「ぼくらの20日間戦争」(山下 らいら)、他

2006.6.1発行、第332号

 4月の終わりに、インド人民党(BJP)の政治家プラモド・マハジャンが弟に射殺されるという事件がありました(享年56才)。マハジャンはBJP政権下では、同党のメディア戦略やITの振興など、同党の中軸政治家の中では若手でしかもやり手であるという評判にふさわしい貢献をしたと言われています...

今月の目次:「インドと私:30年のときを経て」(青木 シン)、他

2006.5.1発行、第331号

 ここしばらく、ネパール情勢が海外ニュースで破格のサイズで扱われています。 インドのプレゼンスに押されっぱなしの周辺諸国の大逆襲、というわけでもあり ませんが。昨年2月、ネパール国王が全権を掌握して憲法や議会を停止し、有力政治家が 逮捕されたり国外逃亡した時、この欄のバックナンバー(06年3月)でも触れた のですが、「同じ光景が前にもあった」という感覚を強く抱きました...

今月の目次:「開拓の道:インドでの初個展」(平岡 達子)、他

2006.4.1発行、第330号

 パソコンに向かって仕事をしながら、ネット受信のラジオで北米アイスホッケー リーグ(NHL)の中継を聞いていたら、手元のスピーカーから「マルホートラ! マニー・マルホートラのゴール!!」という絶叫が聞こえてきました。インド関 係の原稿を書いていたので、耳の錯覚だと思ったのですが、実況中継のアナウン サーはその後も「マルホートラ」と言っているようにしか聞こえません...

今月の目次:「アミット・ロイ宅訪問 コルカタ」(寺原 太郎)、他

2006.3.1発行、第329号

 昨月のこの欄に「インドのゴム製湯たんぽ」という話を書いたところ、インドにお住まいの方から「冬に寒くない私の土地では、あのゴム・バッグは水枕としての利用が主目的」というご教示をいただきました。ゴム・バッグの口が小さいので氷は入れないということ。逆にこの方は、湯たんぽとしての利用法は本欄ではじめて知ったそうで「今度、ヒル・ステーションのホテルで湯たんぽを頼んでみたい」とのことでした...

今月の目次:「日本初、インド人学校(1) ---誕生と校長の情熱」(柴原 三貴子)、他

2006.2.1発行、第328号

 例年になく厳しい日本の今冬。石油価格の高騰もあって、湯たんぽが見直され てよく売れているという話です。近所の金物店でも店先の一番目立つ所に湯たん ぽを並べています。若い方には湯たんぽって何、という人もあるかもしれませんが、私などはかな り小さい頃に金物(ステンレスだったのか?)の湯たんぽを母手作りの厚手のネ ル製の袋に入れて使っていました。お湯を入れた直後は金物の地肌がヤケドする ほど熱いのです。当時、今のようにプラスチック製の湯たんぽなんかなかったの かもしれません。そのうち電気アンカが登場して、いつのまにか湯たんぽは引退 してしまいました。ずっと後になって、インドだったかネパールだったか、冬の寒い時期に泊まっ ていた所で湯たんぽを手渡されました...

今月の目次:「南アジアの現代美術:ブッペン・カカールの信じる道」(五十嵐 理奈)、他

2006.1.1発行、第327号

 インド洋大津波からパキスタン北部大地震まで、災害と波乱の多い南アジアの 2005年が終わりました。 にもかかわらず、日本にとって05年のインドは特別な存在でありました。何度 か訪れかけて消えたインド経済ブームが再び、しかも今までにない規模の波となっ て、日本経済や財界にインパクトを与えました。「インド株」というタイトルの 本が毎月、しかも複数出版されるなんて、異常です...

今月の目次:「行列のできるスナック屋さん」(清水 茜)、他

2005.12.1発行、第326号

 インドに初めて行ったのは今から25年近く前の冬休みでしたが、深夜に着いた ホテルの玄関にクリスマスの飾りつけがされていたのが奇妙でした。 後になって考えれば、そこは植民地時代からの由緒あるホテルで、その当時も 外国人のお客が多くクリスマスを祝うことは当たり前だったのでしょう。それに インドでも都会となれば相応のキリスト教徒人口も住んでいるわけです...

今月の目次:「初めて見たフック・スインギング」(井上 貴子)、他

2005.11.1発行、第325号

 パキスタン・インド北部大地震は、先月号の発行とHP更新の直後に発生したた め、すでにひと月近くが経過していますが、発生場所の事情の違いもあってか、 先の「インド西部大地震」、「インド洋大津波」のようには情報が寄せられてい ません。「通信」誌面を通じた被災状況の報告や支援呼びかけは最優先で掲載し ますので、ご投稿をお待ちしています。 それにしても、インド洋大津波から1年と経過していないのですが、津波では それほど被害のなかったバングラデシュは夏のサイクロン、そして津波は全く影 響を受けなかったパキスタンで大地震、と結局自然の驚異の被害が南アジアを一 巡りしてしまった感があります...

今月の目次:「東京・大阪外国語大学インド合同語劇公演旅行記」(石井由美子、井上善夫)、他

2005.10.1発行、第324号

 9月にニューヨークで行われた全米オープンテニスでベスト16入りしたサニア ・ミルザーが、インドで旋風を巻き起こしています(試合会場のフラッシング・ メドウズ公園は、全米随一のインド人街がほんとに至近なので、アメリカの観客 もインド人がすごかったんではないだろうかと想像できますが・・・)。 インドのテニスは伝統があり、アムリトラージ、クリシュナン、最近ではパエス とブパティなど世界レベルの一流選手を多数出していますが、それはみんな男子 の話。女子の場合、まだスポーツ選手自体が少ないのに、それが世界レベルで、 若くて可愛いとなれば一大センセーション...

今月の目次:「メガドゥートはがきに見るインド郵便事情」(黒崎 卓)、他

2005.9.1発行、第323号

 ほとんど毎日のように日本の新聞にさえ経済・ビジネス関連記事の載るインド の景気のよさばかりが話題になっていた今日この頃。と思っていたら、ほんの数 日間の間に、南アジア諸国が珍しくしかも集中して話題に登りました。とはいえ、 こちらの方は景気が良いとは言い難い、滅入るような話ばかり。バングラデシュは反政府運動が激化、ダッカのデモが暴動化したこととか、全土で爆弾テロが起きたという話...

今月の目次:「インド映画にデビュー!」(丸橋 広実)、他

2005.8.1発行、第322号

 7月上旬にロンドンで発生した同時爆弾テロ以降、イギリスの南アジア系、 特にパキスタン系やイスラム教徒のイギリス人の存在に注目が集まっていますが、 これまで「インド通信」は、日本の媒体の中では分量的にイギリスの南アジア系 に関する記事やトピックを扱ってきた方だと思います。本誌では海外のインド、 南アジア移民コミュニティの訪問記、在外作家の文学や研究調査の書籍、在外社 会を扱った映画なども紹介してきたからです...

今月の目次:「インドの植物:フウリンブッソウゲ」(西岡 直樹)、他

2005.7.1発行、第321号

 日本では、ゴミ減量のためにスーパーのレジ袋を有料化することが検討されて いますが、バングラデシュやインドの一部地域では、すでにプラスチック・バッ グ類(レジ袋や店舗で出しているビニール袋や梱包材)が有料どころか、全面使 用禁止にされるという動きが広まってきています。報道で見聞きするところでは、 役所当局のパトロールが行われ、実際に店頭や客によって使用されているものの ほか、未使用で店舗や倉庫に保管(隠匿)してあるものも見つかり次第没収され ているそうです...

今月の目次:「シタールが似合ういぶし銀の60年代ブリティッシュロック、トラフィック」(渡辺 玲)、他


2005.6.1発行、第320号

 最近非常に関心を引かれたのが、南インドの史跡、マハバリプラムのこと。現 地からの報告で聞いていたのですが、この頃になって有力メディアにも掲載され るようになっていますね。旅行ガイドでも必ず写真つきで紹介される、世界遺産でもあるマハバリプラム の海岸寺院。インド洋大津波では、この寺院で潤う海岸の村が、ホテルも、ビー チレストランも土産物屋も、根こそぎ流されるというほどではないにしろ徹底的 に冠水し、観光客も遠ざかる被害を受けたのでした...

今月の目次:「現代インド中産階級的都市生活」(松尾 瑞穂)、他


2005.5.1発行、第319号

 2005年、我が小泉首相のゴールデンウィーク外遊は印パ訪問からスタートしま した。両国の滞在時間はわずかで、今年に入って行われたアメリカの国務長官、 中国主席のインド訪問の華々しさ、注目度に比べてどのくらいの評価を受けるの か、気になるところです。国連の常任理事国入りを目指して、めずらしく政治的 に急接近している日印両国ですが...

今月の目次:「追悼特集:鈴木斌氏」、他


2005.4.1発行、第318号

 今から四半世紀くらい前、一冊8000円もする「ヒンディー語」の辞書がありました。東京、大阪両外国語大学や市民講座では「ヒンディー語」が教えられていました。一般的な媒体に「ヒンディー語」という文字を見ることは滅多にない時代でしたが、用語の統一はとれていて、どこでもほぼ「ヒンディー語」でした。ここ数年、新聞、雑誌など大手のメディアや人気の旅行記、ドキュメンタリーなどに、どういうわけか「ヒンズー語」「ヒンドゥー語」という表記が目立つようになりました...

今月の目次:「モンパの村へ」(脇田 道子)、他


2005.3.1発行、第317号

 つい先日、昨年世界に発生した自然災害による経済的被害額のランキングとい うのが報道されていました。 インド洋大津波、アメリカの大ハリケーン、バングラデシュの水害など、記憶 に残る大災害が集中していたことに改めて驚きましたが、そんな大災害の中でも インド洋大津波の各国被害を総計しても、ダントツの被害第一位は新潟中越地震 であり、それに続くのが昨夏の信越北陸台風だったのでした...

今月の目次:「光の音符「光の教室」プロジェクト 〜ムンバイのハンセン病患者の子どもたちと〜」(西村 ゆり)


2005.2.1発行、第316号

 スマトラ沖地震・インド洋大津波から1ヶ月以上が経ちました。 今月号誌面は、地震発生後最初の発行になりました。これまでに把握している 情報だけでも、本誌の購読会員にも、現地でまさに波に遭遇してしまった人、身 近な関係者が被災(死亡、行方不明を含む)した人がありました...

今月の目次:「タミルナードゥ津波遭遇報告」(袋井 由布子)、他


2005.1.1発行、第315号

 2005年の「インド通信」が始まりました。 新年にふさわしい本欄の原稿を用意しようとしていた矢先に、スマトラ沖地震 にともなう津波の大被害が伝わってきました。
 震源地はインドネシアですが、インド洋を取り巻くスリランカ、モルディヴ、 インドなどの南アジア各地にも甚大な被害が発生しています...

今月の目次:「「道」を求めて:M.R.アーナンドを偲んで」(森本素世子)、他


2004.12.1発行、第314号

 対インド、あるいは対パキスタン・・・、日本と南アジア諸国との関わりには、 日本とアメリカ、中国、あるいは北朝鮮などに比べて、一般の目から見ればそれ ほど重要なものはありません。まして地味な友好活動や社会・文化系研究などは、 経済プロモーションや援助獲得に熱心なご時勢にあっては、正直いってどうでも いいこと...

今月の目次:「ある本の思い出」(塗木 理恵)、他


2004.11.1発行、第313号

 「ねえ、これ、イヌヤシャーでしょ?」 インドの地方都市に住む友人宅で、 彼女の息子が私の持っていた日本の雑誌を指 さした。「イ・ヌ・ヤ・シャ?『犬夜叉』のこと?『犬夜叉』知ってるの、どう して、どうして!?」インドの子どもから出た予想もしない言葉に驚愕...  日本発のアニメ番組、「ポケット・モンスター」が、インドで英語とヒンディー 語で放送開始になったのは昨年...

今月の目次:「コルカタでサッカー観戦」(石井由実子)、他


2004.10.1発行、第312号

 309号に掲載のガラム・ニュース「インドのサッカーって」に、何件かの反響 やご質問をいただきました(HPはこちら)。サッカー 愛好家の読者を中心に、意外な話、と受け取っていただけたようです。 そんな皆さんは9月8日のW杯アジア予選も、ご覧になったことでしょう。この 日の話題は、試合内容よりもハーフタイムに発生した競技場の停電騒ぎに尽きま した...

今月の目次:書評 姫野翠著『異界からのメッセンジャー』(河野亮仙)、他


2004.9.1発行、第311号

 日本人選手の予想外の大健闘に、ついつい観てしまったオリンピック中継。南 アジア各国の選手が登場する競技は日本では関心の薄いものだったり、上位に進 出できなかったりと、選手がクローズアップされる場面にはなかなかお目にかか りませんでした...

今月の目次:パキスタンの「国民的詩人」イクバール(1)(山根 聡)、他


2004.8.1発行、第310号

 日本の子供は全国的に夏休みの真っ最中。小学生のいる我が家も、猛暑の家内に一日中子供を抱え込んでは、ますます気温上昇のありさま。子供の付き添いで外出して、クーラーびんびんの施設で人心地しています。さて、この夏の子供のイベントの一つに、例の「ハリー・ポッター」の映画最新作「アズガバンの囚人」というのがありました...

今月の目次:「国境とビールと」(野中 理加)、他


2004.7.1発行、第309号

 下院議員選挙戦が始まる少し前あたりから、マスコミ露出の格段に増えたソニ ア・ガンディーを見ていて、ある日びっくりしました。だいぶ以前と同じサリー を着ていたのです。なぜそんなことが判るかというと...

今月の目次:「ジーコ・ジャパン to コルカタ:インドのサッカーって?」(関口 真理)、他


2004.6.1発行、第308号

 先月のこの欄で「インドの総選挙は今回から電子投票。うまく機能して即結果が出るかがお楽しみ」と書きましたが、ホントに1日で結果が出ましたね!それは結構でしたが、あっという間に出揃った各地の選挙結果をフォローしていくのは、やはり時間のかかるもの。しかも大方の予想を覆した国民会議派の勝利......

今月の目次:「布好きならば、インドは垂涎の国である」(石井 里佳)、他


2004.5.1発行、第307号

 パキスタンで15年ぶりに行われたクリケットのインド・パキスタン対決、サム ソン杯は、パキスタンの好調な滑り出しで始まったものの結果としては、3月のワ ンデーマッチ(1日で決まる試合)シリーズも、4月のテスト・マッチシリーズも インドの勝利で終わりました。...

今月の目次:「ラヴィ・シャンカールの甥っ子がジャンピング・ジャック・フラッシュ」(渡辺 玲))、他


2004.4.1発行、第306号

 チャパティを作ろうと、家の近くにある南アジア食材店でアーター(荒びきの 小麦粉)を探した。いつもの棚に見当たらないのでスリランカ人の店長に尋ねる と、いつものところにあると言って、棚から袋を取ってくれた。袋を見て軽いシ ョックを覚えた。気がつかないはずだ。そのパッケージは、製粉製品を主力にす るアメリカの大手食品会社の定番デザインだったのだ。...

今月の目次:「小さい村(ラージャスターン)」(吉原 若菜)、他


2004.3.1発行、第305号

 何度かこの欄で書いているように、「インド通信」の内容はタイトルに限定さ れず南アジア全域を対象にしています。それでも「インド」を全面に出すのは、 一般の日本人の南アジア地域、あるいは南アジア各国への認識がいまひとつであ るためです。南アジア各国と深く関わる人たちは確かにいるのですが、一般にア ピールするほどにはなりません。ただしネパールは例外...

今月の目次:「《黄金のゴア》の現在とアリババの話」(松川 恭子)、他


2004.2.1発行、第304号

 2004年は南アジアも政治の年。年明け早々、印パ首脳の対話が再開され、5年に 一度のインドの総選挙の日程が話題になってきました。Kuch Kuch Hota Hai(何 かが起きてる)な気分なのでありますが、選挙の話はまだ先でもよさそうなので、 今月はインドのサッカー・ワールドカップ予選と行きましょう...

今月の目次:「インド素人が働きながら見たムンバイ」(湯浅 誠)、他


2004.1.1発行、第303号

 新年おめでとうございます。インド通信の26年目が始まりました。
 昨年の南アジアはイラク情勢に押されて影が薄くなってしまいましたが、スリランカ和平が暗礁に乗り上げるなど、各国各地ともそれぞれの立場ではいろいろなことがありました。2004年は予定どおりならばインドの下院総選挙が行われます...

今月の目次:「ムクル・デイ、インド人で初めての銅版画家のこと」(稲野 圭介)、他


2003.12.1発行、第302号

 ほんの数日前まで、所用があって2週間ほどインドに行っていました。 日程の大半をちょっと辺鄙な場所に滞在していたのですが、土地の辺鄙さとと は逆にホテルのテレビの受信チャンネル数が多く、居ながらにしていろいろなも のを見ました。以前南インドに滞在した時は、多チャンネルながら南インドの局 一辺倒だったのが、ここではインド各地の局が映っていました...

今月の目次:「空前絶後のロック・バジャン「マイ・スウィート・ロード」の不思議な魅力」(渡辺 玲)、他


2003.11.1発行、第301号

 先月号で通巻300号、今月で創刊満25年となった「インド通信」です。 個人の日記通信や毎週発行のメールマガジンでは100号達成もたやすいご時世で すから、300号のありがたさも大したことはないのかもしれません。個人や専従ス タッフが書くなら編集も素早いのかもしれませんが、素人の余業として、あくま でも多くの方々に直接執筆をしていただく、既成記事の翻訳や流用だけの内容は なるべく載せない、といったスタンスで作り、体裁もそれほど変りばえのないま ま今まで来ています...

今月の目次:「シャンティニケタンにバウルを求めて」(渡辺 紘子)、他


2003.10.1発行、第300号

 1978年11月1日創刊の「インド通信」は最新の10月号で通巻300号、次月で創刊 25周年となります。インドでは、英国統治以来の慣用句なんでしょうが、何かの 25周年、あるいは映画の 25週間ロングランの時に出てくる“Silver Jubilee”と いう言葉を「インド通信」にも使わせていただきましょう...

今月の目次:「インド通信」創刊25周年・通巻300号記念:1〜299号特集・連載・執筆者一覧、他


2003.9.1発行、第299号

 8月後半にムンバイで発生した連続爆弾テロ事件。「大事件」だからと取り上げ るのは気が進みませんが、テロ事件が珍しくないインドの昨今とはいえ、やはり 「10年目」を思わずにはいられない一件でした。1993年のボンベイ連続爆弾テロ事件。92年末に起きたアヨーディヤ・モスク破壊事件以降のヒンドゥー・ムスリム対立...

今月の目次:「ダムのそこに沈む町 テーリー」(石坂 晋哉)他


2003.8.1発行、第298号

 インド国内の葉書料金は、現在50パイサー。1ルピーの半分だから、1.5円にも 満たない。ところが近頃インドに、日本の「エコーはがき(販売価格45円)」に 相当する、広告入り官製葉書が登場した。その名も「メガドゥート・ポスト・カー ド Meghdoot Post Card」、販売価格は普通葉書料金の5パイサー引きなんてもん じゃない、何と半分の25パイサーである...

今月の目次:「ムンバイのストリート・チルドレンとVOICEの活動」(加藤 拓由)他


2003.7.1発行、第297号

 今年で創刊25年となる「インド通信」本誌は、南アジア全域をカバーしているの ですが、そのタイトルのためか「インドではなく、パキスタン関係の情報なんで すが、載せてもらえませんか?」といった問い合わせをよく受けます。内容を見 ていただければ、パキスタンもネパールもスリランカも掲載されているのでお判 りいただけるはずです...

今月の目次:「カバッディーインド遠征2003」(山田 菜美子)他


2003.6.1発行、第296号

 IT産業での大活躍で世界に知られたインド人の数学能力ですが、その基盤になっているのが二ケタの掛け算や膨大な公式を暗記していることだと言われています。バラモンが師匠の唱える経文を聞いて暗誦修行するという伝統もあり、暗記や暗算はインドの教育では非常に重きを置かれているようです...

今月の目次:「ブッダルとともに生きる人々」(袋井 由布子)他


2003.5.1発行、第295号

 イラク戦争とSARSと北朝鮮の動向で過ぎたような一月でしたが、せっかく のGWもSARSのために旅行をキャンセルという方も少なくないのではないで しょうか...

今月の目次:「光り輝く島、癒しの島へ:スリランカのアーユルヴェーダ・リゾート」(近藤 寿美)他


2003.4.1発行、第294号

 イラク戦争開戦の朝、私は夜行でニューデリーに帰ってきたところでした。宿 を貸してくれていた知人宅ではNHKの国際放送が受信できたので、海外で初め て「在外邦人の皆様へ、緊急事態に備えて...」なる放送を目にしました...

今月の目次:<追悼特集>上村勝彦氏(平岡昇修、水野善文、前川輝光)他


2003.3.1発行、第293号

今年もはや3月の声。今月後半、東京の国際交流基金でインド映画祭が開催されます。...  昨年8月、イギリスの南アジア・コミュニティを調べ歩く旅の途上、イングランド北部のリーズ駅に列車が入ろうとする直前、窓から飛行船が見えました。何かイベントかいな...、と思ったその真下で行われていたのが、英国対インドのクリケット対抗戦の第2テストマッチ、ヘディングリー・シリーズだったのでありました...

今月の目次:「ウルドゥー語劇団:夢のパキスタン公演」(星野 裕子)他

2003.2.1発行、第292号

 今月の書き換え作業を始めようとしていた耳元に、スペースシャトル事故のニ ュースが入って来ました。もしや、と思って聞きいると、やはり乗員にカルパナー ・チャウラーさんの名がありました。インド人女性初の宇宙飛行士である彼女の、 1997年の最初の宇宙飛行は日本人といっしょだったので、日本でも映像で見るこ とができ、「インド通信」本誌面でも紹介記事を載せました...

今月の目次:「才人、ミーラ・サイヤル」(関口 真理)他

2003.1.1発行、第291号

 先だって、点けっぱなしになっていたテレビで偶然目にし たのは、ボーパール 事故(事件)のその後という番組でした。ボーパール事故と言っても知らない人 が多いかもしれません。1984年12月、マディヤ・プラデーシュ州の州都ボーパー ルにあるアメリカ企業ユニオン・カーバイド社の殺虫剤工場で有毒ガスが漏れる 事故があり、住民の数千から1万人が死亡したとされる大惨事があったのです...

今月の目次:「忘れられないダージリンの味」(和田 恭)他

2002.12.1発行、第290号

 以前はインド・南アジア物のテレビ映像というと、せっせとビデオを仕掛けて 漏らさず見ていたけれど、最近ではその熱心さも失せてしまった。放送される海 外取材の番組数が増えたこともあるが、長い間には同じテーマの繰り返しも多く なったのだ。書籍にも同じことが言えるのだが、当時者には珍しい、ぜひ紹介し たいと思われる企画でも、受ける側には別段珍しくもなく「またか」と思われる ことがある...

今月の目次:「デリー:結婚式レポート」(泉 正恵)他

2002.11.1発行、第289号

 またもや遅れたHP更新。昨日アメリカから帰国したばかりなのです。2ヶ月でイ ギリス、アメリカ。そんなとこ行くならインドに行かんかいと言うところですが、 いろいろ家族の事情がありまして...

今月の目次:「ラボプル行」(丹羽京子)他

2002.10.1発行、第288号

 先月に引き続いて、イギリスの中のインド、南アジア探訪の話を少々...
 ロンドンのインド関係エンターティンメントをハシゴした後、近郊や他の都市 のエスニック・エリア、宗教施設などを見学したりしながらイングランド各地を 廻り、オックスフォードに至りました...

今月の目次:ガラムニュースSpecial 「Bollywood ..., West End」

2002.9.1発行、第287号

 3年ぶり、2回目のヒースロー空港は、パキスタンからのフライト(しかも2便) と到着が重なり、入管も、出口周辺も「ここはカラチ空港か!」と叫びたくなる くらい、到着客と出迎えのパキスタン人だらけ。その上、入管の職員やほかの空 港スタッフにもターバンのシクを筆頭にインド顔がゾロゾロ。...

今月の目次:南アジア地誌事典「ジャーンシー 〜「灰」の記憶〜」(柴原三喜子)他

2002.8.1発行、第286号

 鉄道マニアは趣味の王道であります。私はとてもマニアと呼べるレベルでありませんが、国内旅行では寝る間も惜しんで鉄道ルート作りに励んでしまうし、インド人調査で行ったロンドン、ニューヨーク、シカゴ、そしてサンフランシスコ・ベイエリア(ここでは先の3都市より高度なテクニックと知識が必要)などでは公共交通機関のみで立ち回って来ました。...

今月の目次:フォリダ・バルビーンと「エクシェ・パドック賞」(高田京子)他

2002.7.1発行、第285号

第3次印パ戦争以来最大の、しかも今回は核戦争かという緊急事態を受けて、各 国の印パ駐在者の引き上げまで発展した事態も、本格戦争の危機はどうやら回避 したらしいということになってきました。とはいえ、W杯がすべてを吹き飛ばし てしまったような日本では・・・

今月の目次:南アジア地誌事典「マドゥライ」(武田尋善)他

2002.6.1発行、第284号

カシミールの連続テロやパキスタンの連続ミサイル実験で、またしても印パ関 係が緊張状態に。しかも今回、イスラマバードなどでは1999年のカルギル紛争時 よりも緊迫しているとの情報が聞こえていたら、欧米の駐在者の一部引き上げも 始まり情報を裏付ける形になっています・・・

今月の目次:南アジア地誌事典「マクロード・ガンジ ダラムシャーラー」(木戸 まゆみ)他

2002.5.1発行、第283号

今月の巻頭にはテーマにふさわしい話題がありました!「日本と南アジアの21世紀」、これは郵政省発行の記念切手から拝借したタイトルではありますが、今年はインド、パキスタン、スリランカ(当時セイロン)と日本の国交樹立から50年、バングラデシュとは30周年にあたります(切手が出なかったネパールとは、あと4年で50年だとか)。何でNHKはインドの特番を流し続けているのだ、という疑問はこれで解けましたか?・・・

今月の目次:「21世紀における日本と南アジア記念切手」(黒崎 卓)他

2002.4.1発行、第282号

分厚い書籍からCD-ROMやウエッブ事典へと、形の上では変貌しつつある辞典、事典、総記本ですが、物を調べる時に時に頼りにするという本質自体は今も昔もあまり変わりありません。私が子供のころには、書棚を一段埋め尽くすような百科事典を家庭に一セット置くのがかっこいい時代でした。何でも載ってるこんな本を書くのは誰なんだろう、と畏敬の念を抱いたものです。 時は移り、気がつくと事典を書く側になっていました。・・・

今月の目次:南アジア地誌事典「ハイダラーバード:古書の誘う多彩な文化の出会う町」他

2002.3.1発行、第281号

この巻頭エッセイは毎月律儀に更新しているので、なんとなく時事ものを書く 傾向になってしまうのですが、最近の南アジアは気の滅入る出来事が多くて話題 の選択に悩みます。で、今月は時事ならぬ近未来の話…?  少し前になりますが"The Last Jet-Engine Laugh"という本を読みました。・・・

今月の目次:緊急報告「インド西部大地震から一年:復興状況と今後の援助(2)」他

2002.2.1発行、第280号

昨年、奇しくも共和国記念日(1950年インド憲法が施行された日)である1月26日に発生したインド西部大地震から一年が経ちました。当初は編集部周辺でもインドからの情報がメールで次々届き、現地報告と援助や募金の呼びかけを掲載し、HPには特集ページを組み、内外からの問い合わせに応じてきました。しかし、夏を過ぎる頃から関心も情報も少なくなり、・・・

今月の目次:緊急報告「インド西部大地震から一年:復興状況と今後の援助(1)」他

2002.1.1発行、第279号

最近、会う人ごとに口の端に登ったのは、ビンラディンの消息、ではなくて...、 「ジョージ、死んじゃったね」。ブッシュ大統領のことではありません。ジョー ジ・ハリスン、元ビートルズだったミュージシャン、で大抵の方には通じますよ、 ね。・・・

今月の目次:南アジア地誌事典「カルカッタ」他

2001.12.1発行、第278号

実はこれを書く数日前までアメリカに行ってました。しかも出入りはニューヨー クのJFK空港。同時多発テロ、炭疽菌に続いて、・・・

今月の目次:南アジア地誌事典「ケララへの旅の途上で」他

2001.11.1発行、第277号

 もし映像や報道で伝えられる限りの、ここ20年くらいのアフガニスタンしか知 らないとすれば、私の記憶にあるアフガニスタンは別世界のように映ることでし ょう・・・

今月の目次:・ガラムニュース「インド・南アジア的角度からの今年のノーベル賞」

2001.10.1発行、第276号

 とんでもない事態が進行しています。アメリカの同時多発テロ、ビンラーディ ン一派への嫌疑、タリバーンの反発、アメリカの報復準備、世界各国のアメリカ への同調の動き、パキスタンのクローズアップ・・・

今月の目次:南アジア地誌事典「エネルギー爆発地帯:カルカッタのストリートチルドレン」他

2001.9.1発行、第275号

 先月、この欄でポケモンはインドに進出するか、という話を書きました。インドの子供文化が気になったのは、何も自分が子持ちだからだけではありません。実は最近、少々畑違いの仕事を依頼されて、インドの子供の事を調べる必要があったからです。・・・

今月の目次:追悼:長谷安朗氏他

2001.8.1発行、第274号

 招待券か試写会でもなければ映画に行かなかった私が、このところ夏になるといそいそ封切りに出かけていくのが、何を隠そうポケモン映画。邦画では日本一の興行収入を誇るとはいえ、たかがお子様映画、映画通の方には関係ない世界。・・・。

今月の目次:南アジア地誌事典「モヘンジョ=ダロを悩ます塩」他


2001.7.1発行、第273号

「カトマンズの愛と死」、ニュース・ヘッドラインに躍ったメロドラマまがいのタイトル...ネパールの禁中で起こった王族の惨劇は、ドラマチックな展開と深まる疑惑で、ドラマなんぞの追随を許しませんでした。当初はワイドショーや週刊誌でも盛んに取り上げられましたが、「本家」インドのヒンドゥー教徒もビックリのミステリアスな王族の葬儀が済むと、真相は闇の中・・・

今月の目次:ヒマラヤ音巡礼(1)バドリーナート、そしてヴィーナ・マハラジ他


2001.6.1発行、第272号

4月から6月頃、雨季の前の北インドは暑い。摂氏45度、全身に巨大なドライヤーを絶えず吹きかけられたよう、そのうち意識も朦朧としてくる・・・ そんな熱暑期はインドの魔の季節、暑さで疲弊し、判断力を消耗した時期には何かが起きる、と思わず感じてしまったのが、デリーの猿男騒動。渦中のデリーに居たために、地元の皆さんとこの珍事・・・

今月の目次:インドの植物「バーリイバウヒニア」他


2001.5.1発行、第271号

先月に引き続き、デリーから北に続く、国道一号線、GTロードの話。
 デリーからパンジャーブ、ハリヤナ両州の州都チャンディーガルまでの間に、インドの関ヶ原、つまり天下分け目の合戦場が二つある。・・・

今月の目次:書評「楽聖たちの肖像−インド音楽史を彩る11人」他


2001.4.1発行、第270号

デリーからGTロードを北に向かってハリヤーナー州を過ぎ、パンジャーブ州境の看板が見えると、運転手がおもむろにシートベルトを着けるように促した・・・

今月の目次:南アジア地誌事典「アヨーディヤー:草の根レベルのヒンドゥー・ナショナリズム」、帰ってこんかい! 海外行方不明者家族の会、他


2001.3.1発行、第269号

ちょうど先月号が発行されるタイミングでインドのグジャラート地方を震源とする大地震が発生しました(日本ではインド西部大地震という通称に)。先月の巻頭記事は、何という偶然か、その震源の町を調査フィールドにしてきた研究者に執筆してもらったものでした・・・

今月の目次:南アジア地誌事典「コロンボ テンプルトゥリーズ(大統領公邸)の周辺」(小槻文洋)他


2001.2.1発行、第268号

昨年末、インドに3つの新州が誕生した。日本で県が増えたら一大事だが、インドは過去にいくつも例があるせいか、メディアなども意外と静かだ。ご存知ない方のためにここで簡単に紹介しよう。・・・

今月の目次:・インドの植物「ミズオジギソウ」(西岡直樹)他

2001.1.1発行、第267号

前のミレニアムの頃のインド亜大陸には何が起きていたか? 手元にある年表を参照すると、「1000年頃:アフガニスタンにゴール朝興る」・・・

今月の目次:インド活動写真館(18)「ウペンドラのウペンドラ」他

2000.12.1発行、第266号

旅に出るとせっせと絵葉書を書いていたのは今は昔。夜だってコンサートやクラブへ、出張ならビジネス・ディナー、モバイル持ってメール・チェックと、最近は事情が変わってきて...

今月の目次:追悼:永井保氏、他

2000.11.1発行、第265号

<シリコンバレーのマサーラー・シアター> 先月の「湾岸諸国のインド人報告」に続いて、今月はアメリカのインド人とインド映画について。シャールク・カーンらボリウッド映画スターが出演して、...

今月の目次:南アジア地誌事典「インダス文明都市カーリーバンガンにて」、他

2000.10.1発行、第264号

9月の間、本誌スタッフ、関係者の何人かが海外に行きました。それぞれ行った先(湾岸諸国、ミャンマー、アメリカ)にインド人移民、あるいは出稼ぎ者が住んでいて...

今月の目次:「魔法の指輪」、他

2000.9.1発行、第263号

8月は日本の終戦の月、インド、パキスタンにとって独立記念日の月...インド個人旅行ブーム、ITを巡る経済関係の緊密化の影で忘れられつつある日印関係の昔を、もうひとつの8月の記念日から振り返ってみましょう...

今月の目次:ガラムニュース「ナーグプルはインドゲートボールの発祥地に!!」、他

2000.8.1発行、第262号

展覧会の開始を前に、テレビ番組が先行放映された「四大文明」をご覧になった方もいらっしゃるでことでしょう。中でも「インダス文明」は南アジアの歴史の黎明期であります...

今月の目次:読書案内「邦訳で読むアマルティア・セン」、他

2000.7.1発行、第261号

スリランカの非常事態、インドの飢饉、ヒンドゥー過激派によるキリスト教徒襲撃の多発、フィジーのインド系首相監禁クーデター(番外)、それぞれ大した事件ですが、実際のところぶっちぎりで世間の注目度ナンバーワンなのは、クリケットの八百長事件なのであります...

今月の目次:インド活動写真館「怪優ジャニー・リーヴァル」、他

2000.6.1発行、第260号

インドは今ごろ酷暑の頃、皆がモンスーンの訪れを今か今かと待ち望んでいます。今年とりわけその思いが強いのが、インド西部のラージャスターン州...

今月の目次:南アジア地誌事典「”おかあさん”の看板を背負ったネパール行」、他

2000.5.1発行、第259号

近くマムター・クルカリニー、ジョニー・リーヴァルらが出演するムービースター・ショウが開催されるようです。それなりのインド映画スターの来日はシュリデーヴィーとポップ歌手のアリーシャーのコンサート以来では...

今月の目次:ガラムニュース「こそっと大活躍する”インド人”」、他

2000.4.1発行、第258号

「インド通信」本誌やこのHPには日本語の読める知日派インド人や在日インド人の読者もいて、時々お問い合わせがあります...日本に滞在するのインド人で歴史の古いのは貿易商。戦前はインドの棉取引や東南アジアのイギリス植民地間の貿易に活躍していたインド人商人と日本は深い関係にあった...

今月の目次:インドの植物「キョウチクトウ」、他

2000.3.1発行、第257号

今月の「インド通信」本誌上にはパキスタンのロック・バンド、ジュヌーン(Junoon)の来日コンサート評が載っています。ジュヌーンは洋楽に南アジア音楽のアレンジとウルドゥー語古典詩を織り込んだ歌詞というユニークな音作りで、...

今月の目次:「パキスタン発、世界へ---エリートの若者が奏でるメッセージとは」、他

2000.2.1発行、第256号

 昨年末に印パと、日本人乗客がいたことで日本をも震撼させた、カトマンズ発デリー行きインディアン・エアラインズ機乗っ取り事件。ミレニアム・フィーバーと2000年問題でなんとなくその後はうやむやに・・・

今月の目次:「ノズルル生誕百周年余話」、他

2000.1.1発行、第255号

ミレニアムのインド通信HPへようこそ。インド。南アジア各国にも少数派とはいえキリスト教徒がいますから、さしつかえはないでしょう。今やIT産業大国を誇示するインドではミレニアムはしばしばY2Kの表現が使われています...

今月の目次:「スバース・チャンドラ・ボースと日本の関わり(下)」、他

1999.12.1発行、第254号

ちょっと前の話ですが、ファッション・デザイナーの高田賢三さんが、自分のブランド(KENZO)を後進に譲って、基本的にはファッション業界から手を引くことが発表されました。ケンゾー?それがなんで「インド通信」なの、ってところです...

今月の目次:「スバース・チャンドラ・ボースと日本の関わり(上)」、他

1999.11.1発行、第253号

昨月のこのHP予告で10月15日に都心の書店を探し回られた方があったそうですが、さらに少々遅れて申しわけありませんでした。ついに出ました「ワールドカルチャーガイド・インド 不思議わくわく亜大陸」...

今月の目次:書評『ぼくの庭にマンゴーは実るか』、他

1999.10.1発行、第252号

30代以上なら、1970年代半ばから80年代にかけて一世を風靡したクイーンというイギリスのロックバンドを覚えている人もいるだろう...

今月の目次:ガラム・コラム「フレディ・バルサラ・マーキュリーに捧ぐ」、他

1999.9.1発行、第251号

この一ヶ月のインドは何かと盛り沢山でした。いったんは収拾に向かいかけた印パ緊張が、今度はシンド、グジャラート国境でパキスタン機が撃墜され、危機の再燃が懸念されました。おりしも8月は両国にとって独立記念の月であり、...

今月の目次:「ヒジュラとして生きる人々『マドラス・アイ』、スクリーンの裏側」、他

1999.8.1発行、第250号

今回の印パ・カシミール紛争も、ようやく収拾に向かいつつあります。パキスタンでは武装勢力の撤退を呑んだシャリフ首相の退陣要求運動が過熱。一方インド平原部は、カシミールどころではなく、投票日の決まった総選挙に人心は向かっている...

今月の目次:ガラムニュース:出ました、「インド映画鑑賞」ツアー?!、他

1999.7.1発行、第249号

この頃、テレビでインド映画を取り上げた番組の放送が続いています。南インドのプロダクションが日本のインド映画ブームに目を付けて、日本のテレビ局に次々企画を売り込んでいる事情が背景にあるそうですが、...

今月の目次:Indian Stamp Collection: 「Indian Stamps Abroad」、他

1999.6.1発行、第248号

5月の半ばから約一月、イギリスでクリケットのワールドカップが開催されている。日本人にはほとんど興味のないスポーツなので、ニュースでの紹介も皆無に近い...

今月の目次:南アジア地誌事典「日本---タンジャイ---コドゥマナル」、他

1999.5.1発行、第247号

ついにジャヤラリターがやってくれました。核実験、アグニ2ミサイル、ラホール首脳会談バスツアーと華々しかったBJP連立政権を、ごり押しワガママで瓦解させてしまったのです!ジャヤラリター、誰?と思われた方は、...

今月の目次:南アジア地誌事典「紀元7世紀のボヘミアン:ビハール」、他

1999.4.1発行、第246号

先日、とある旅行ガイドを見ていたら、バングラデシュには日本人旅行者が少ないということが書いてありました。主にバックパッカー向けの内容の本でした...

今月の目次:書評『きみにもできる国際協力3インド他』、他

1999.3.1発行、第245号

何年か前ネパールのカトマンズに滞在していたとき、長距離バスが谷川に転落するという事故があった。たしかカトマンズからインド国境のビルガンジかビラトナガル行く便だったと思う...

今月の目次:インドの植物:「ハルジョラ」、他

1999.2.1発行、第244号

昨年末の英米軍のイラク攻撃では、当初アメリカが「ラマダーンに入る前に攻撃を終える予定だ」と発表したので、久々にラマダーンが国際情勢の話題に登りました。イスラム教の断食月...

今月の目次:「インド民主主義の原点・投票所潜入記」、他

1999.1.1発行、第243号

昨年の南アジアは、インド・パキスタンの核実験に尽きる・・・? これを書いている時点で、日本のメデイアの「98年大ニュース」は発表されていませんが、おそらく上位にランクされることでしょう。では南アジア現地では?...

今月の目次:インド通信文書館「巻頭特集の変遷」、他

1998.12.1発行、第242号

さて、11月の初めに東京国際映画祭と東京ファンタスティック映画祭が開かれ、南アジアの映画が合わせて9本上映されました...

今月の目次:「大盛況! 20念記念祝賀会速報」、他

1998.11.1発行、第241号

インドやネパールの様々なお祭りは最近では日本でもよく紹介されるようになりました。お祭りのスケジュールに合わせて旅をする人も少なくありません。中でもこの時期はベンガルのドゥルガー・プージャーや北インドのディワーリーなど...

今月の目次:ガラム・ニュー「アマルティア・センのノーベル経済学賞受賞」、他

1998.10.1発行、第240号

 先月は陸上選手のウシャを紹介したが、今月はテニス。英領期の伝統で、インドのテニス界はこれまで多くの名選手を輩出しているし、国内での人気も高い...

今月の目次:東京国際映画祭・東京ファンタスティック映画祭特集、他

1998.9.1発行、第239号

7月の後半に福岡で開かれたアジア陸上にインドのP.T.ウシャが出場して、金銀銅あわせて4個のメダルを獲得していた、ということは後になってインドの報道で知りました...

今月の目次:南アジア地誌事典「オリッサ州創立記念日--ブバネーシュワルにて」、他

1998.8.1発行、第238号

「催し物ガイド」は「インド通信」創刊時からの売り物です。20年目にはインド・南アジア関連の催し自体が少なく、大半は東京で開催されていました...

今月の目次:「インドに行かなくっても観たい! ビデオレンタル情報」、他

1998.7.1発行、第237号

印パ核実験の反響はあいかわらず続いています。当方にもメールでご意見をお寄せくださった方々がありました。それから「これまでパキスタンを知らなかった。他でも情報がない」とのお問い合わせ...

今月の目次:「こんにちはインタビュー:ラジェーシュリー・パンデーさん」、他

1998.6.1発行、第236号

このひと月の南アジア、と言ったら「インドの核実験とパキスタンの追随危機」に尽きるでしょう。インドネシア情勢に薄められた感もありますが、日本の対南アジア外交がこんなに緊迫して、注目されたのは最近では例が無いらしいです...

今月の目次:India Stamp Collection「切手で見る印パ原子力開発競争」、他

1998.5.1発行(第235号)から1997.8.1発行(第226号)

まとめて10号分の目次を紹介!