アネットと秘密の指輪 お嬢様のおおせのままに (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
母親が急死し、残されたのは実父がくれたという硝子の指輪だけ。それでも何とか生きていこうとするアネットだが、伯父にその形見の指輪まで取り上げられ絶体絶命に。そこへ現れた謎の青年に救われるが、まもなくアネットは伯爵家の後継者であることが判明し、わけもわからないままロンドンのウェストエンドへ。そこの屋敷には、アネットを助けてくれた青年が執事として働いていたのだが、アネットのことなど知らないかのような振る舞いで……。
伯爵家を継いだアネットだが、その指輪を巡り新たな騒動が起きる。

庶民として暮らしていた少女が実は貴族の娘で……という、ベタと言えばベタな展開だが、リチャードの正体がスパイスになっていて良いかも。楽しいお話でした。

上流階級でひと暴れして欲しいものです。リチャードも今後どうデレてくるのか(違
アネットと秘密の指輪 お嬢様と謎の貴婦人 (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
アネットと秘密の指輪 お嬢様と謎の貴婦人 Amazon 下町出身のアネットは、突然伯爵家を継ぐことになった少女。王宮での接見会で社交界デビューを果たすため、有能な執事リチャードとともにレッスンの日々。
ある日、偶然助けたフランス人の女性ブランシュを侍女として屋敷に招いたアネットだが……。

今回はリチャードの過去を知る人物の登場でひと波乱。
有能な男二人のおかげでアネットは難を逃れますが、夜の街で絡まれても冷静にかわそうとするアネットも侮れない。さすが下町出身……逞しいです。
もうちょっと執事にサービスして欲しかったかなーとか思いましたが、今後ユージンとか、社交界に出ていろんな男との接点が出てきたらあの冷静さもいくらか崩れていくだろう。あと、執事のままでい続けることに迷いとかが出てきたりもするのかなぁ、なんて。

あと、今後は他の使用人とアネットの関係も深まっていけば良いなぁと思う。正直、リチャードとユージンだけがアネットの味方では寂しいものがあるので。アネットの性格からして、いつまでも狭い世界で大人しくしているとも思えませんが。
アネットと秘密の指輪 お嬢様と花のワルツ (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
アネットと秘密の指輪 お嬢様と花のワルツ 王宮での接見会を終え、社交界デビューを果たしたアネット。ユージンの実家から夜会の招きを受け、リチャードにダンスの特訓をしてもらったアネットは、夜会で王太子と見事に踊ったことをきっかけに、翌日から山のような夜会の招待状や交際の申し込みが入ることに。
ある日、ユージンの実家の正餐会に招かれたアネットは、夜の庭で少女が侵入者に連れ去られる場面に遭遇。思わず後を追うのだが……。

ついに社交界デビュー。リチャードの主人としてふさわしい貴婦人になろうとアネットは努力するのだけれど、その努力が実るほど使用人であるリチャードの間に明確な距離が生まれざるを得ないことにアネットは気付いていない。けど、リチャードはそのへんきちんとわかっていて、その上自分の感情をいまひとつ自覚しきれてなくて何だか悩み始めている……イイ!!(笑) 自覚してもっと悶々と悩んで!!
ま、恐らくはアネットが「知ったことか!」と風穴を開けそうですが。
ユージンの実家も外堀を埋めにかかってきているけど、リチャード以外はそのへんに無自覚なので、彼は苦労しそう……。

今回、他の使用人や『妖精さん』との交流が描かれ、アネットの世界がきちんと広がっているのがわかり、ほっとしたかな。どんどん味方を増やして欲しい。
アネットと秘密の指輪 お嬢様とロンドン塔の王子 (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
アネットと秘密の指輪 お嬢様とロンドン塔の王子 社交界での女の子達の嫌がらせに戸惑いながらも、耳にした「ロンドン塔の旧王家の王子」の噂が気になって仕方がないアネット。ひょんなことから再び王太子と遭遇、恋人のフリをして王家の陰謀に関わることになってしまう。協力する代わり、ロンドン塔の噂の真相を探ろうとするが……。

前半はシャーリーとの親交にほくほくしながら読んでいたが、後半が。というかラストが!!
なんかリチャード影薄いと思って読んでいたが、最後でやらかしてくれた。なんというすれ違い。きっと近い将来、アネットにどつき、押し倒され、泣かれるなんてことになって思いっきり動揺すればいいんだ!! つーか、いっそ「離れて気付く大切な人」な展開にさっさと突き進んでしまえ!!
もー、執事はお嬢様のそばに控えてなきゃダメだよ! そんなだから表紙から脱落してしまうのだ(笑)!!
アネットと秘密の指輪 お嬢様とはじまりの涙 (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
アネットと秘密の指輪 お嬢様とはじまりの涙 姿を消したリチャード。彼を失ったことにショックをうけるアネットだが、彼が旧王家再興を狙う一派の元に去ったのではないかと思い当たり、ユージンの協力を得て旧王家を支持する者たちを探ろうとする。
リチャードの真相を秘したままの調査は思うようにいかないが、ヒントは思わぬところからもたらされた。

お前、五冊もかかって……!!(笑)

前回でやらかしたリチャード、意外と早いお帰りとなりました。過去との決別、そしてようやくアネットへの何か特別な感情を自覚という……まぁ、なんか自覚しきったのかというとまだ少々あやしいところがあるのですけど(笑)
アネットに比べてまだまだ入口あたりなのか、それとも今後暴走列車状態に突入するのか、さて。
どちらにせよ、これからが本番かと思われ。何だかんだいって、表向きはお嬢様と執事なわけですから、依然身分の問題は横たわっているわけですし。そのへんどうまとめていくかな〜。
アネットと秘密の指輪 お嬢様と湖の告白 (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
アネットと秘密の指輪 お嬢様と湖の告白 リチャードを取り戻しホッとするものの、以前と変わらずポーカーフェイスなリチャードに、告白が伝わっていないのではと愕然とするアネット。そんな中、アネットの領地で事件が起こった。問題を解決するため領地へと向かうアネットは、リチャードと二人の旅に心を浮き立たせていた。
一方、ロンドンに残ったユージンは、王太子から呼び出しを受けていた。その内容とは……。

案の定、前巻では入口レベルだったか、リチャード……。それでもようやく自覚するようになってきたか。しかし、その次の問題は、その「好き」を恋愛と繋げることが出来るかどうかということだ。「人として好き」とか思っていそうで怖い(笑)

アネットが使用人達の信頼を少しずつ手に入れ、領主として成長していくのが読んでいて頼もしい。初めのころ彼女が目指していた立派な主人に近付いているよなぁ。
ユージンもいい男だ……王太子にアレとは、やはり参戦する予定なのだろうか。ますます気になる展開に。
アネットと秘密の指輪 お嬢様と偽りの婚約者 (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
アネットと秘密の指輪 お嬢様と偽りの婚約者 アネットへの気持ちを意識し始めるものの、それを隠し抑え込むリチャード。お互いの気持ちを知らず、今までのように過ごす二人だが、急用でリチャードはロンドンへ戻ることに。戻った先で待っていたのはユージンで……。
一方、領地に残ったアネットだが、議会から召集がかけられる。国家への反逆の疑いがかけられたらしいが……。

アネットはやっぱりというか、想像以上に貴族と使用人の結婚はありえないのだということを理解していなかったことにびっくり。人格とか関係ないのに。自分の両親がどうしてああいうことになったのかまで頭が回らんのか。まぁ、誰もそこを本人に教えなかったし自覚させなかったせいもあるのかもしれないけれど。

リチャードがいい感じに悶々としていてニヤニヤ出来たけれど、それを上回る朴念仁。ユージンがイライラしてかわいそう。ユージンは一番の功労者だろうけど一番の不憫様になりそうで今から可哀そうで仕方がない。

国家反逆の疑いをかけられたアネットは……恋する乙女として仕方がないとはいえ、ある意味今までのツケを払わされてきている印象。これをどうにかできなきゃハッピーエンドに辿り着けるわけがない(今後も対処する力がない)ことになるから、踏ん張りどころ。
アネットと秘密の指輪 お嬢様と運命の恋 (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
ユージンからの突然のプロポーズに動揺するアネット。しかし、その結婚がリチャードの秘密を守るためにとれる最良の策であるとの事実に、拒むこともできず思い悩むアネット。さらにはリチャードからも薦められてしまい、アネットは……。

あー、そうか……。実はリチャードの問題、根本的には解決してないじゃね? と思いつつも、壮大な物語にしないでオチを付けるとなるとこうなるんだろうな……と思った。
ちょっとうっちゃった感あるなぁ。
個人的には、アネットにはあくまで社交界に粘って、新風を吹き荒らして欲しかったのだけれど。せっかく屋敷や社交界に少しずつ味方を増やしていただけに、庶民出身の貴族として領地を治め、有力者達とぶつかって社交界を変えていくアネット、見たかったなぁ。

まぁ、幸せになって良かったねということで。このツンデレ、大変そうだけど。
ユージンは後々可愛そうな自分に気付いたりして……。ユージンとシャーリーには幸せになって欲しいね……。

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