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雪が降り続ける世界。異能を持つオッド・アイの人間は「悪魔」と呼ばれ、教会により狩られる運命にあった。
双子のオッド・アイ、ハルカとユキジは、養父を教会に殺され二人きりとなり、養父の語っていた<楽園>を探し旅をしていた。教会の「狩人」に怯えながらも旅を続ける途中で二人が出会った青年・ウォーレンは、二人が悪魔であることを知っても態度を変えず、旅を共に続けるのだが、「狩人」に追い詰められ……。
心を失った弟・ユキジの手を引き<楽園>を求めさまようハルカ、ウォーレン、狩人ルギ……等、世界を含め全体に静けさと諦観が満ちている。
そんな中、ラストが「死」という(ある意味お手軽な)選択に繋がらずほっとしたが、それでも本当に救いがあるのかは分からない。でも、なんとも良い雰囲気の作品でした。
しかし、この諦観、修正も否定もされない欺瞞や狂気、そしてあとがきの落ち着きっぷりに、17歳が書いたという事実がびっくりだよもぅ。 |