天空の剣(グラディウス) (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
天空の剣 bk1 突然世界を襲った酸の海。混乱する世界で傭兵生活を送る青年剣士ノクスと自称・世界一の魔法使いダークロアは、酸の海を一時とどめる女剣闘士ウィルゴと出会う。
謎の求婚者に追われるウィルゴに興味を示したダークロアは、ノクス共々ウィルゴについてまわる。実は、酸の海を招いた張本人だというウィルゴ。彼女は、再び酸の海を封じるために旅をしているというのだが……。

第一回ビーンズ小説大賞奨励賞受賞作。
デビュー作でこれは立派なもんだと思うが、三人が出会ってからが少々トントン拍子に進みすぎかな、と気になった。出会うまでの苦労もあると、深くなってそして何より私好みだったかもという個人的理由。
ミューシカがなんか便利キャラのにおいがしてナニだった。
西風の皇子(ディディウス) (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
西風の皇子 bk1 大帝国の皇子ディディウスは、目覚めると見知らぬ場所にいた。自分を誘拐したというエイルセイルから逃れ、謎の魔法使いダークロアによって、閉じ込められていた塔より脱出を図るが、外の世界はいつの間にか一年半の時が経ち酸の海によって一変していた。
しかも、ディディウスの体にはメイヴェーラという女神が同居しており、ディディウスの混乱は深まる。
誰を信じていいのかわからぬまま、ディディウスは自分に植え付けられたという滅びの女神の<種>をどうにかしようとあがくが。

『天空の剣』の少し後の世界を舞台にしたシリーズ。ダークロアの続投が嬉しい。

エイルセイルのキャラがいまひとつ定まっていないと言うか、壊れてませんか?
もう少し、ままならなさとかが出てくると重くなってわたしの好みかもしれない。
闇色の少年王 (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
闇色の少年王 bk1 その身に西風の女神メイヴェーラと、世界を壊滅させるほどの力を持つ<滅びの女神>を宿しているディディウス。
ディディウスを滅ぼそうとする霧の神エイルセイルに罠にはめられ、魂を奪い取られたディディウスは、新しい体を与えられ帝国の死者たちを復活させる死術という禁忌に手を染めさせられる。
七歳に戻り帝国のためと信じて死者を復活させるディディウスを救おうと、ダークロア、メイヴェーラはエイルセイルに挑むが、事態に怒りを露わにした<滅びの女神>が取った行動は……。

うーん、どうも軽い感じがして惜しい。
ディディウスとエイルセイル以外はキャラが固まっていて読んでて素直に楽しめ、好印象なのだけれど。
半神の女剣士 (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
半神の女剣士 bk1 ディディウスの前、二万年前に<滅びの女神>と契約を成し遂げた魔法使いギャンダルフィッハに会うため、<最果ての森>を訪れたディディウス。そこで目当てのギャンダルフィッハは、蜘蛛神と戦っており、連れ去られてしまった。
ディディウスは、ギャンダルフィッハに大切な人をさらわれたという美貌の女剣士と出会い、一時的に協力することになる。しかし、彼女が帝国を滅ぼした酸の海を招いた張本人であると知り、ディディウスは……。

ウィルゴ再登場。
しかし! しかし!! そんなことよりダークロアが!!!
メイヴェーラに与える体の話をしているところ、堪らんかった……。彼は影の主人公ですよ、きっと。一番深いキャラではないですか? そしてたぶん、そのことを作中の誰もが知らないままにいきそうなあたりがなお堪らん。
おしゃべりなようで、語らぬ男なのですよ。
最後の魔法使いNEW! (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
最後の魔法使い bk1 目覚めた地上の神々と合流し、今後どうするか作戦を練ることになったディディウスたち。しかし、神々の手によってもディディウスの中の女神と闘う力は目覚めず、騒然となる。一方、メイヴェーラは遠い過去の記憶を思い出し、一人ギャンダルフィッハとの約束の地へと向かおうとする。一人で向かおうとするメイヴェーラに、ディディウスは無理に付いていこうとする。
また、ディディウスの保護者となったダークロアは、かつて女魔法使いに予言された死の危機が現実のものとなって迫っていた。

ダークロアがぁ〜!!
ノクスってこんなキャラだったっけ? という感じでしたが、彼とダークロアのやり取りとかとても良かった。そんで、ダークロアの死が……。
<滅びの女神>の正体も明らかになり、クライマックス。風呂敷はたためるのか。
大地の女神NEW! (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
大地の女神 bk1 ダークロアが死に、メイヴェーラとウィルゴは行方不明。オザ・オザに導かれ、死者の声を聞くことのできる者の元を訪れるディディウス。そこで告げられた衝撃の事実。
ディディウス、ウィルゴはそれぞれの戦いを経て滅びの女神と再び向き合うことに。

シリーズ最終巻。
風呂敷をたたみきれたのか少々あやしい感はあるが、大団円。にゃんこダークロアも絵で見たかったです。
ディディウスはまだまだ青いままだなぁ。きっとこの物語の後に成長するのだろうと思うことにする。まぁ、いずれダークロアがお義父さんになるわけですね(笑)

いずれ神を失う世界がどうなるのかも気になりますが、ひとまずここで終わり、と。
西風の贈りものNEW! (角川ビーンズ文庫)  [bk1] [Amazon]
西風の贈りもの bk1 『西風の皇子』シリーズ短編集。
シリーズ開始前に発表された短編ではディディウスの性格が違う。しかし、これくらいの性格のほうが、シリーズとしてはキャラが立ってよかったのではないかと思えた。
他、復興を進めるミュドラネでのウィルゴとノクスの物語や、死術を体得するために殺し屋キリロの元に弟子入りしたダークロアのお話など。

やはりダークロアは最高。彼が主役だったら良かったのにとまで思ってしまった。
と言うわけで、ダークロアが主役の『夜の蝶』おススメ。

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