境界線上のホライゾンT(上) (電撃文庫)  [bk1] [Amazon]
境界線上のホライゾンT(上) bk1 各国に分割統治された中世の神州・日本。極東と名を改められ。唯一許された独立領土である航空都市艦・武蔵は、各国の境界線上しか移動できず、聖連の監視下にあるのが実状だった。
そんな武蔵の教導院・武蔵アリアダスト教導院の総長兼生徒会長・葵・トーリは仲間達の前で突然、明日告白をすると宣言。時を同じくして、間もなく武蔵が寄港しようとする三河では、末世を前に驚くべき計画が進行していた。
一人の少女を中心に、世界の行く末に関わる学園国家間の抗争が始まろうとしていた。

GENESISシリーズ始動。

最早一読では理解しきれぬ設定の数々。でもいいの。
SFとファンタジーと、陰謀と熱血と、バカと健全エロと、若者の青さとおっさんのパワーに溢れる感じです(笑)
何故だか求心力のあるトーリが、無能なのに、世界的な規模の事態にどう立ち向かっていくのかが気になるが、ひとまず上巻での見所は、三河消滅の一幕に尽きるかも。おっさん達超カッコいい……!!
特に第二十章はシビれた。
境界線上のホライゾンT(下) (電撃文庫)  [bk1] [Amazon]
境界線上のホライゾンT(下) bk1 三河消滅の責任を取るという名目のもと、“自害”を迫られる現三河当主・ホライゾン・アリアダスト。感情を大罪武装の部品として使われ、彼女自身もまた大罪武装であることから、様々な思惑が彼女を巡って生じる。
教導院が権限を奪われ、武蔵内でも内紛が起こる中、トーリはただ、ホライゾンを救うために立ち上がる。

キた!!
第三十四章あたりからかなり!!!
トドメは第三十八章あたりですが!!!!
トーリなりの力の使い方にシビれた。無能でもアホでもさすがは主人公。魅せますな。

臨時生徒会での対論の潰しあいが、ラストで活きてきたことにやられた。冗長かと思いきや、立派な伏線だったことに参りました。著者があとがきで語る、「最終回のような第一話」というのには納得な下巻でした。

本物のバカ故に武蔵全体から支持されるトーリがどこまで行くのか、目の離せないシリーズかと。バカだけど見所あるし。特に気持ちの面は凄い。

しかし、ホライゾンの性格も大概だが、インノケンティウスが……(笑) 対論の潰しあいのところで既にヤンキーな気配はあったけれど、予想を上回る張っちゃ気振りだ。熱すぎだろう。
本多パパも、どんなシリアスなこと言ってもあの夜の騒ぎに参加していたのかと思うと……(笑) 基本的にこのシリーズ、大人は皆バカと思っていいのかなぁ(笑)

鈴の作文や葵姉弟の話など、とにかく大小見所満載な下巻でした。(トーリに泣いて手を引かれる貴美とか見てぇ…)
とりあえず……一読じゃ理解しきれません(笑) でもおススメ。
境界線上のホライゾンU(上) (電撃文庫)  [bk1] [Amazon]
境界線上のホライゾンU(上) bk1 聖譜連合からホライゾンを奪還した“武蔵”総長トーリたちは、二つ目の大罪武装の譲渡を請うため、日本海上空に浮かぶ英国へと向かった。
しかし、英国と三征西班牙(トレス・エスパニア)は間もなくアマルダの海戦の歴史再現を迎えようとしていた。自国を少しでも有利な立場に置こうと、英国・三征西班牙がそれぞれ武蔵に仕掛けてくる。武蔵は両国との交戦及び謎の砲撃により多大な損壊を得、一部メンバーを乗せた輸送艦が英国第四層に落下。英国との交渉が進むまで離れ離れになった武蔵の主要メンバーだが……。

点蔵のターン! 点蔵のターン!!
英国第四層で出会った“傷有り(スカード)”との関係がっ。何でこれで彼女できない。やっぱりマスクのせいなのかなぁ、みたいな良くできた男でした。この二人は見ていてゴロゴロできましたわー。有りえんくらいに上り調子。

一方、ネシンバラとァもこのエピソードが転機となるのかな?
ネシンバラは襲名者候補ってことで良いのかな。とりあえずはシェイクスピアとの関係に何らかの決着を付けることになるのだろう。ァは……もっと簡単な答えに気づけばいいのに、と思わんでもない。でもそんなところがァなのだろう。

さて……正純が妙な滑りキャラ化しつつ、ホライゾンもアレなキャラ立ちをしているが……全裸がな。というか、途中から全裸が全く気にならなくなったあたり、自分もどうかと思った。
境界線上のホライゾンU(下) (電撃文庫)  [bk1] [Amazon]
境界線上のホライゾンU(下) bk1 アマルダの海戦の歴史再現を目前に控えた英国において、英国と武蔵の合同学園祭が始まった。
トーリとホライゾンが今後の方針を決めるためのデートをする傍ら、武蔵教導院メンバーと英国“女王の盾符(トランプ)”の相対が始まっていた。
一方、“傷有り”と共に祭りに出かけた点蔵は、その終着点で“傷有り”の正体を知る。

なにこの厚さ、と思ったが、読んで納得。分冊しにくい。アマルダの海戦がはじまってからはページを捲る手が止まりませんでした。
キャラ一人ひとりに見せ場があって、今回も若者の青さとおっさんのパワー(主に三征西班牙)が炸裂していました。セグンドいいよセグンド。

点蔵は頑張った!! 肝心なところでかんじゃうけど、かえって良いよ! 男を見せました〜。いきなりゴールインで子作り推奨だけど、幸せそうだからいいか。
ネシンバラも決着。しかもなんだかとんでもない殺し文句を……。ええ!?
立花夫婦も一件落着。〔武蔵に残った〕のは意外だった。
さて……今回移住することになった面子は、武蔵アリアダスト教導院に馴染むのだろうか(笑)。馴染んでもアレだよなぁ……。いいの?(笑)

各所で熱いやり取りが繰り広げられている中、自分が戦いに加わる理由を探るホライゾンと、それを見守り言葉を返すトーリのやり取りが地味で分量少ないながらも、はっとさせられるものが在る。個人的には「新しい、オメエのような人」のくだりにはやられた。ええー、そんな覚悟で? みたいな。やはり何だかんだいって二人は主人公だし、そんな二人を武蔵の面々は見守っているのだよなぁ。

そうそう、ネイトが妙なキャラ立ちを成し遂げてしまった感があるが、今後もあのキャラなのかなぁ(^_^.) なんて忠狼。主人公二人にされたい放題?

とにかく熱い(厚い)一冊だった。やはり下巻は怒涛の展開です!! 主人公が“全裸”と表現されることのほうが多いエピソードだったけど(笑)

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