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最愛の式神・司を失った彰の前に現れた式使いの青年・臣。一瞬司かと見まごうほど司の面影のある臣は、彰の力の特殊さに気付き、問答無用で連れ去ってしまう。連れて行かれたのは都の有力者の屋敷。次期天帝候補の少年・春光親宮の元だった。
天帝の座をめぐる争いに巻込まれていく彰。やがてその争いの中で、彰は信じがたい存在と出会う。
一作目のラスト、そういうオチにするのか!! ハッピーエンドじゃなかったのかよ!!
まぁ、結局[司は復活して]しまいますが……。
今回のラストの選択にはビミョーなものを感じた。恐らくは、臣の言い分が正しいと思う。が、この流れでその答えを選択するのもまた難ありな要素はある。
どうも、一作目に比べてこの二作目では、選択を迫られてから答えを出すまでに許される時間が短く、精神的にも極限状態、そして、主役二人の持つそれぞれの世界が一作目と変わらず広がりを持たず未だ閉ざされたまま。これではあの答えにもなってしまうかと。
彰が、もっといろんな人とつながりを持ち“一人”でなくなれば、彰も司も違った答えを出せたような気がする。恐らく、その変化はこれから起きるものだと信じたい。臣が都に残ることを決めたのは、そのための伏線にならないかなぁ?
まぁ、臣と司は男二人、川原で殴りあい→友情を深めるコースでも進んではいかがか(笑)
……要するに、自分にしては珍しく横恋慕キャラの臣を応援しているのです。
たぶん、最終的には彼に繋がっていくのこそが正しい流れなのではないだろうか。それは、この巻でなくても良い、いつかの未来で。臣はコレからが本番だと思う。
相変わらず文と雰囲気が好みでした。主人公たちの選択が「んー?」だっただけで。それも、これから先の話がどうなるかにもよると思うので、続きを希望します。
あ、そうそう、蘭のツンデレ分が足りなかったよ!!(笑) |