 |
傷を負ったマルタのもとに姿を現したデアスミスとクレイ。ついにリッツに埋め込まれたアテンダントの羽化のときが近付いたのだ。
攫われたリッツ、そしてオスタスに迫る危機。マルタはバーチやアウレカの助けを得て、デアスミスの陰謀を食い止めようとする。
最終巻。
終わった……終わってしまった。「早っ」とか思ったが、そうか、カード戦争の謎はアウレカたちにぶん投げたか(笑)
結局のところ、これは「カード戦争をめぐる物語」ではなく、カード戦争にかかわることになった鷺井丸太という一人の男の成長物語であり、魂の救済であったというわけか。
しかし、心の底から悪い人がいない辺りはやっぱり野梨原作品だなぁ。そこが鼻につかないのが素晴らしいところ。デアスミスも結局はブラコンだし、クレイもアホだし(笑)
バーチとの恋も、大団円でよかったです。バーチ可愛すぎ。「ばかもの! ばかもの!!」とかもう堪らんです。ニヤニヤ。
このシリーズは、なんだか別格でした。何でこんなに愛しいのかってくらい。
オスタスのすべての人々に、幸多からんことを。 |