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凍てついた氷海の上空に浮遊する大陸オービエ・クレア。そこは、幽幻種という存在に脅かされながらも、人が唯一生きることのできる地だった。
幽幻種から大陸を守る巫女の一人であるユミィは、幼なじみの少年・シェルティスを待ち続けていた。巫女を守る護士であったシェルティスは、かつて大陸から堕ち、異端として巫女のいる塔より追放された存在だった。
過去を隠し街で生活するシェルティスだが、かつてない幽幻種による危機に再び塔を目指す。
新シリーズで、ある程度『黄昏色〜』とつながりのある世界観のよう。前作でもその傾向はあったけれど、世界観を作りこむあまりキャラの心情が薄い気がする。気持ちを表現するにしても、個人的にキャラが自分の気持ちを直接的に喋りすぎるのは萎える。語らず仕草や表情の描写で気持ちを表せないのか。
主人公があっさり塔に戻ってしまったのが残念かなぁ。再度スタートラインに立つまでもう少し艱難辛苦があってもいい気がする。一巻を読んだ感じでは、恐らく敵らしい敵もなく皆良い人なんだろうから、展開で主人公にドラマを作って欲しい。 |