カンナ 飛鳥の光臨 (講談社ノベルス)  [bk1] [Amazon]
カンナ 飛鳥の光臨 bk1 伊賀忍者の末裔である鴨志田甲斐は、出賀茂神社の跡取りとして気楽に暮らしていた。しかし、ある日社伝の盗難が起こったことによりただの神社に過ぎないと思っていた家に、とんでもないものが存在していたことを知る。
関連神社でも盗難が起きているという事態に、父からの命で現役東大生の巫女・貴湖と共に調査に出向く甲斐。その最中に再会した旧友より、甲斐はある密室殺人事件の話を聞くことになる。

新シリーズだが、主人公は『QED』にも登場した鴨志田翔一の弟。ということで地続き。
同じく、日本史の真相をネタにしていくシリーズのようだが、現代にもそのネットワークが存続している伊賀忍者の末裔という設定が、妙な娯楽性をかもし出しているような気が。「アドベンチャー」と銘打っていることもあるし、妙なキャラの立ち方もちらほら。そのうち、忍者の陰謀とか出てきそうで、ちょっと別の意味でドキドキなシリーズかもしれない(笑)
聡美がラスボスだったらどうしよう。
カンナ 天草の神兵 (講談社ノベルス)  [bk1] [Amazon]
カンナ 天草の神兵 bk1 伊賀忍者の末裔で、出賀茂神社の跡取りである鴨志田甲斐は、社伝を持ち去った早乙女諒司を探し、目撃情報のあった九州・天草へと向かう。
しかし、天草は奇しくも発生したシスター殺人事件で混乱しており、諒司らしき人物の行方もようとして知れなくなっていた。甲斐たちは教会にかくまわれているのではと睨むが……。

今回のテーマは天草四郎。なぜ“四郎”という名前なのか。天草の乱の真の姿とはどのようなものだったのか。

一冊目ほど忍者忍者していなかったけれど、忍者3人+1匹はぼちぼち頑張っている。貴湖は今回はおまけですね。
天草の乱に関してはなかなか興味深かったか。
シリーズものとしては相変わらず聡美が不穏なオーラを醸し出しているのだが、やはり本丸ですかね? 将来貴湖と対決ですかね!?
カンナ 吉野の暗闘 (講談社ノベルス)  [bk1] [Amazon]
カンナ 吉野の暗闘 bk1 失踪中の諒司が奈良・吉野山に現れたという情報が入り、探しに行くことになった甲斐たち。
しかし、吉野山で思わぬ事故に遭遇、助けてくれた山岳ガイドの光昭と親しくなるが、吉野山の黄金伝説を追いかける彼は殺人事件の容疑者だった。
吉野に残る修験道の開祖・役小角と黄金伝説の関係は……。

さすがに次も同じパターン、同じテンションだと辛いなと思ったが、ラストで諒司に動きがあったのでちょっとホッとした。
なんだか黒そうな聡美も貴湖の存在を知ったり……と、次は展開と言うものがあるかもしれない? もう少し頑張って読んでみよう。

QEDに比べて、歴史がらみはどうにも小ぶりなエピソードの印象になってしまう。うーん。
しかし、作中で万葉集とか古今和歌集とか百人一首とかについて語るシーンがあったが、タタルと会ったら貴湖はどうなるのか……と少しニヤリとしてしまった。……周りが迷惑しそうかな(笑)
カンナ 奥州の覇者 (講談社ノベルス)  [bk1] [Amazon]
カンナ 奥州の覇者 bk1 失踪していた諒司からのSOSで、岩手県水沢へ向かった甲斐。無事の再会を喜ぶ間もなく、奪われた「出賀茂神社社伝」の奪還を試みる。
現地の支援者は、蝦夷の指導者・アテルイ降伏の逸話に疑念を持つ者。社伝を奪った者達とは相容れぬものがあるようで……。

QEDとは逆で、各巻の歴史ネタのほうがおまけのような印象を受けるシリーズだなぁ。(QEDは殺人事件がおまけ/笑)
四冊目でようやく話が本格始動と言った感じ。
ラブ方面に関しても、冒頭でついに貴湖v.s.聡美の初戦が繰り広げられたし。……恐かったよ、アレ(笑)

ラストにQEDの二人が出てきたが、時系列ではどの辺なのでしょうか。第三者視点で見るとやはりタタルは変人です。

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