| 鷹 | 守 | 諫 | 也 |
| Tears Roll Down @ 新書館ウィングス文庫 [bk1]→■ |
| 人々が仮面を着け、素顔を、過去を隠して生きる「迷宮都市」。「迷宮都市」一の腕を持つ仮面師レイヴン。彼が治療用マスクを作った少女「アリス」の捜索を少女の父より依頼され、レイヴンは調査をする。火事から生還した「アリス」の素顔とは。 あからさまに女絡みだろう、な過去をお持ちのようで。この話主にレイヴンの過去に重点を置いているのだろうけれど、「血の繋がらない親子。お互い雑に扱うけど親バカ」が好きな私としては、やっぱりレイヴンとアリスの今後が気になる(笑)。すでにレイヴンに親バカ要素は見られつつあるので期待かね。 過去の事情で屈折しまくったレイヴンにとって、グリフォン、アリス、チェシャ猫、ドードーといった一種の「家族」的存在が、今後どんな影響を彼に与えていくのか注目と言ったところか。 |
| Tears Roll Down A 新書館ウィングス文庫 [bk1]→■ |
| 人々が様々な仮面を着けて生活する「迷宮都市」。黒衣の仮面師レイヴンの美貌が仮面か否か、知る者は少ない。彼の養女となったアリスもその素顔、本心を知らずに<顔なし>のグリフォンに懐いていた。そんな彼女のクラスメイト・ダイナがアリスに執着を示し、接触してきた。 アリスが変態なお友達(笑)に誘拐される話と、隠し子疑惑の話。まぁ、後者はえらくシリアスな話ですけど。2巻にして一気にレイヴンの過去がクローズアップされた。男やもめだったのね……。なんだか人間関係であやしい感じはするが、どうなることやら。 一人レイヴンの過去から離れた立場にあるアリスが、その中でどういった役割を果たすかに期待。……やっぱ個人的にはレイヴンの「根っこが親バカ」化を願うのだけれど(笑) |
| Tears Roll Down B 新書館ウィングス文庫 [bk1]→■ |
| デリバリー・ドールの仕事をしながら生計を立て美術学校に通っているモニカは、仮面を付け替えて生活するうちに自分を見失いかけていた。これで最後にしようと引きうけた大口の仕事。それは子供の頃に行方不明になったある令嬢のフリをすることだった。仮面師・レイヴンの作った仮面をつけ仕事をはじめるが、それは思ったよりもあらゆる意味で難しかった。 シリーズ第三巻。「ネイキッド・ハート」と書き下ろし「夢魔」の2本収録。「ネイキッド〜」は外伝っぽいけど、一応本編だそうです。今回はアリスがほとんど不在だったので不毛な喧嘩がなくってちょっと寂しかったかね(笑)。 書き下ろし「夢魔」は外伝でドードーがメイン。何気にヤバイ奴だったのか。確かに危うい嗜好だよ、をい……。 こいつ幸せになれんのか……? なんとなく死にそー(笑)。ある意味外伝のほうがおいしい一冊でした、ハイ。 |
| Tears Roll Down C 新書館ウィングス文庫 [bk1]→■ |
| レイヴンの仮面師としての師匠の作品である仮面が発見され、レイヴンはそれを引き取った。殺人犯のものでもあるその仮面をレイヴンが引き取ったのは、師匠とのある約束を果たすためだった。しかしその一件の最中、アリスが赤の女王の刺客によって狙われる。彼女をかばい撃たれたレイヴンは意識を失い、そして過去の夢を見る。 今までちらちらと小出しにされていたレイヴンの過去が一気に明かされてまして。当人達はまっとうに普通の幸せを手に入れようとしていたのだけれど、絡んできた人間と環境があまりにも歪んでいたため、不幸が引き寄せられたという感じか。確かに悲劇ではあるけれど……どうもレイヴンとウィルフォードが繋がっていない状態なので、いまいち感情移入ができません。あまりにも歪み過ぎだろうとつっ こみたい(笑)。 このシリーズ、次は後半戦ということだが、そういわれると最終的に何がしたいのさ? という感想が出てくる。どでかいことをするつもりなのか、ただレイヴンに個人的な復讐をさせるつもりなだけなのか。 さて、それはさておき。レイヴン親バカを望む私としては(笑)、ある意味今回の話は美味しかったと言える。グリフォンにあんなこと(「自分の分まで優しくしてやれ」とか)言ってたんだー、と妙に楽しい。レイヴンはアリスを引き取りたかったのでは(グリフォン談)……ってのはアレか、その生命力とかにメドラの面影を重ねでもしたのかね……。まぁ、なんにしてもいつもより親バカ度が高かったようで。次はどうなるのかねぇ。 |
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