オデットと魔王の宝珠 (集英社コバルト文庫)  [bk1] [Amazon]
オデットと魔王の宝珠 bk1 家計のため、世間には内緒で帽子作りをしている貧乏貴族のオデットは、下級貴族のお茶会の帰り道、道端に行き倒れていた少年を拾ってしまう。ロードという名前以外何も憶えていない彼を、とりあえず使用人として使うことにするが、突然記憶が戻ったと書き置きを残し姿を消してしまう。
それから間もなく、オデットの元に<金の招待状>が届く。ロードは王家の流を汲む名門・アイゼンテール家の縁者らしいのだ。
オデットは招待に応じ舞踏会へとむかうが、そこで運命を変える事件に遭遇する。

良くも悪くも高遠作品。
正直、レヴィローズとの区別がつかん気がする……。恐らくは、嫌々ながらも人外の域に在るロードと絆を深めて、最終的には共存の道を探すのだろう。シュオンあたりが本気で横槍を入れてきたりすれば、また少し変わった感じにもなるのかなー? ちょいビミョ。
オデットと黒薔薇の王冠 (集英社コバルト文庫)  [bk1] [Amazon]
オデットと黒薔薇の王冠 bk1 寿命を取り替えられてしまったせいで、謎だらけの少年・ロードと離れられなくなってしまった貧乏貴族の娘・オデット。
一度は自宅に戻ったものの、再び現れたアイゼンテール家のシュオンによって、今度は王宮で起きたお家騒動に巻き込まれることに。シュオンに護るように命じられたのはなんと国王陛下。冗談じゃないと思うものの、オデットにはその頼みを断れない事態が発生してしまい……。

まだレヴィローズ色は抜けないね……(笑) 出てくるヒロインの性格が似通っているのがこの著者の痛いところだよな。
人外の者ではなく、人と人との関わりの話が読みたい。そう考えると、コテコテながらも『純情少年物語』は良かったな。

シュオンが個人的に今後どうなるかが楽しみなんですが、どうにもなりませんかね?
オデットと秘密の鍵 (集英社コバルト文庫)  [bk1] [Amazon]
オデットと秘密の鍵 bk1 国の存亡に関わる人物・ロードと寿命を取り替えられ、平穏な生活を失ったオデット。ある日、自分以外には見えないらしい青い髪の男から一つの鍵を受け取る。しかし、それはオデットが払った犠牲を無に帰すような、とんでもない事態が訪れたことの証だった。
ロードの正体、ロードと命運を共にする王国の秘密にオデットが出す答えは。

えーと、まぁ、打ち切り?
2シリーズ連続では……ヤバくないか。
それでも頑張って伏線を回収し、何とかまとめた。打ち切りにしては上手くやったのではないだろうか。しかし、話は上手いことまとめたが、キャラが一部勿体無いことになっていた。黒薔薇とか黒薔薇とか黒薔薇とか。
何この子! ああもう、可愛いよこの子!! 何気にツンデレてる!!!
表紙を含めて、イラスト登場率の高さに何か愛を感じるのですが気のせいですか?(笑) この子がこんなに可愛いことになるなら、もう少し続いても良かったかもなぁ。

あと、ヒーローなのにロードが見所なく終わってしまったのが残念でしたね。せめてもう一冊くらいあれば……かな? コバルトは見切るの早いなぁ。
レヴィローズの指輪 シリーズ 全18冊 (集英社コバルト文庫)  [bk1]
オンライン書店ビーケーワン:レヴィローズの指輪 
オンライン書店ビーケーワン:黎明の欠片
両親を亡くしても、下町でたくましく生きる少女・ジャスティーン。そんな彼女の元に、ある日突然、父親の知り合いだったという一人の紳士が現れ、ジャスティーンに貴族の叔母がいると告げる。突然現れた貴族の親戚に驚きつつも、身内の存在に喜びを隠せないジャスティーンは、叔母の城へと引き取られていく。しかし、初めて会った叔母は、ジャスティーンにあからさまに冷たく接する。しかも城には、シャトール・レイとダリィ・コーネルという、同じ年頃の少女が二人おり、叔母と親しく接していた。城の様子も何かおかしく、ある夜、叔母のあとをつけて隠し通路にたどり着いたジャスティーンは、そこで赤い瞳の少年に出会う。
突然、魔術師の一族の一員となり、その一族の力の象徴ともいえる宝玉・レヴィローズの指輪の主にされてしまったジャスティーン。魔術の使えない主を認めようとしない一族の魔術師と、彼女に執着して手放そうとしない傍若無人の宝玉・レヴィローズことレンドリア。その間で翻弄されるジャスティーンの物語。だが。

活発でさばさばした主人公……のようなフリをして、とんでもなく優柔不断で鬱陶しい主人公だと思う。何度も同じことを失敗し、同じことを繰り返し悩む。考えたりないし。
その過程は人として当然なものだからまぁいいとして、商品として十何冊もそれを繰り返すのはどうなんだろうか。これだけの冊数を重ねる必要はなかったと思うのだが。
最後の最後で、ようやく自分の足で立つことが出来たジャスティーンだが、話としては最終巻以降が面白くなるような気が。属性のない魔術師、最期を迎える宝玉、変容していく魔術師界。そんな世界を渡り歩くジャスティーンとレンドリアの物語が読みたかった。
聖獣王(クロスティア)の花嫁 (集英社コバルト文庫)  [bk1] [Amazon]
オンライン書店ビーケーワン:聖獣王(クロスティア)の花嫁 ドレナー王国の世継ぎの姫として育てられた、勇ましい少女・リージュ。しかし、妹姫がリージュの婚約者と駆け落ちしてしまったために、妹姫に成りすまして大国ゼネスティアに嫁ぐことになってしまう。妹姫の結婚相手である「三の王子」ゼルフォン・レストは、ひと目でリージュが妹姫でないことを見破り、激怒する。祖国を守るため、捨て身の行動に出て国と国民の安全を誓わせることに成功したが、それはリージュの命と引き換えのものだった。
聖獣を従える聖獣王を国王とする大国に、妹の身代わりとして嫁いだため、人生が大きく動く主人公リージュ。

「レヴィローズの指輪」のジャスティーンよりハッキリした性格の主人公で、好感は持てます。
しかし、ファンタジーで、完璧フィクションの世界観なのに、その説明が一切ないってどういうことか。作中に出てくる国の力関係とか、聖獣、聖獣王ってのがどういうものなのかという、基本設定がわからないから、冒頭からかなり読者置き去りではなかろうか。

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