| 嬉 | 野 | 秋 | 彦 |
| ハルマゲドンバスターズ黄金狂騒曲! 集英社スーパーファンタジー文庫 [bk1]→■ |
| いざなぎ流陰陽師奥物部善ノ介が先祖の美少女幽霊・サクラ(本名・奥物部梅)と心霊トラブルを解決するシリーズ第一作。しかし善ノ介が全然らしくない。呪符は名刺で代用してるし、四六時中飴だのグミだの甘いもの食べてるし。話のノリとしては富士見ファンタジア文庫によく見られるタイプかな? 口の悪い少々(?)荒っぽい主人公がドタバタやるというような。しかも敵さんは悪魔ですし、ますますそんな感じ。しかもこの悪魔がそこらのチンピラの
ような口調……。 「赤の書」編ということで、全3巻だそう。軽く読める一冊なのは確か。 |
| ハルマゲドンバスターズ月光の美獣 集英社スーパーファンタジー文庫 [bk1]→■ |
| シリーズ第二作。双子の女魔術師・ムジエ&ムジカ登場。ムジカはこれからレギュラー入りすることになるよう。こうしてみると、主人公の善ノ介がレギュラー陣の中で最年少。この小説を読んでいて気になるのは地の文。三人称で書かれているのだが、途中でいまどきの若者のような口語調が混じるのが気になる。読んでてちょっとバランスが悪いな、と。 今回の悪魔は前回よりは多少はらしいしゃべり方だが……やはり親父くさい。仕方ないか? |
| ハルマゲドンバスターズ赤き叡智の泉 集英社スーパーファンタジー文庫 [bk1]→■ |
| シリーズ第三作。「赤の書」編最終話。今回はサクラが大ピンチで善ノ介がラスボス相手に最終兵器を使用。お約束かね? 今回は回想シーンやら何やらでサクラの愛がじんわりと感じられる。いわゆる親バカか……? 三作中では一番キャラの心理が細かく書かれているか? しかしこれを読んでいて善ノ介に女ができるかが心配になった。可能性があるのとしてはムジカだろうが……。 あと、やはり地の文が気になる。「ヒジョーに」とか「トーゼン」っていうような表記を頻繁に使うのはやはりどうかと思う。統一したほうが落ち着くと思うんだけどなあ。それともこの文体がウリなのだろうか? 意図的にしてもなんだかなあ……。 |
| ハルマゲドンバスターズ佐原家の人々 集英社スーパーファンタジー文庫 [bk1]→■ |
| シリーズ外伝らしい。高知の本家からやってきた佐原閑が初登場。この子があまりにも単純で直球なので、善ノ介が多少はしっかりしているように見えるんだから。そういえば、この巻からなんかイラストの善ノ介が大人びたというか、今までよりしっかりした顔つきになったような……。なかなか良い。閑のおかげで善ノ介がしっかりプロに見えるんだから不思議。 今回は小次郎の知り合いの女性にかけられた呪いに関する話。やはり悪魔という洋モノよりは、こういった和モノと敵対させたほうが雰囲気が出て良い。陰陽師が主人公としては、ようやくらしい話になったと思う。今回の話はシリーズ中で一番好きかな しかし、地の文は相変わらずだなあ。やっぱり気になるなあ……。 |
| ハルマゲドンバスターズ魔術師たちの宴 集英社スーパーファンタジー文庫 [bk1]→■ |
| シリーズ第2部スタート。小次郎が仕事を受けた外国人は、かつてドルンハイムについて調べるために連絡をとった人物の名前を次々とあげていく。「赤の書」を探す謎の外国人たちが日本に現れたのだ。 なんか再び「赤の書」がらみらしいです。しかもなんだか今回の敵さんは毛色が違う。ドゥグーだとか、んなマニアックなもんを……。しかも敵さんご一行が一体どんなつながりで集まってんのかもわけわからん。でもとにかくなんか話でかくなりそう。善ノ介、サクラがちと情緒不安定? な感じですし、善ノ介とムジカも微妙なところで心理面とかはこれから少し期待できるか? やはり当摩のおっさんは敵になりきらないし。 とにかく、まだ第2部でだしなので今後の展開次第かなあ。 |
| ハルマゲドンバスターズレディ・ゴースト 集英社スーパーファンタジー文庫 [bk1]→■ |
| どうやらこの話は「獣戦士(バーサーカー)」編ということだそうで。 「赤の書」を求め日本へ来たカスバド達。そしてカスバドの捕獲を狙う英国一の魔術師・ミセス・マクファーソン。ムジカとかがりはマクファーソンと面会をし、カスバドの件で協力を求められる。その帰り、ムジカはディヴィアンと出会い、一対一の決闘を申し込まれた。 ヒステリー魔女・デビーさようならな話(笑)。こういう人は、絶対に友人どころか知人にもいて欲しくはないよな。ある意味歩く凶器、危険地帯だろう。 強力な敵に善ノ助、ムジカもパワーアップを余儀なくされた。それぞれいまだ開発途上ではあるが。そしてやはり今回のシリーズは善ノ助・サクラ・ムジカの「家族」の関係がポイントみたいですねぃ。よしよし。地の文は相変わらずだけど、もう慣れた。 |
| ハルマゲドンバスターズ血まみれの犬 集英社スーパーファンタジー文庫 [bk1]→■ |
| 手に入れた「赤の書」が完本でないことに気がついたカスバトたちは、残りのページを入手するため、ゼンを誘き出そうとある作戦を立てる。一方ゼン、マクファーソン側も「赤の書」を求めるカスバドたちの事情や、カスバドたちの作戦に気がつきつつあった。 「獣戦士」編完結。カスバドはなんとも虚しい最後を遂げ、「ある人物」が復活。……どんなに可愛らしくても中身がアレかと思うと……ちょっとなぁ(笑)。本当、皆さん無駄死にという感じであります。 まぁ、相変わらずちょいと読むにはいい、それなりに楽しめる本である。やはり地の文がちょっとねー、と思うわけだが。 ところでこのシリーズ、作中の時間が2000年夏なわけだが、2001年になったらシリーズ名どうするんだ? ハルマゲドンじゃなくなるぞ(笑)。 |
| ハルマゲドンバスターズSS 集英社スーパーファンタジー文庫 [bk1]→■ |
| 大学入学のため高知から上京してきたばかりの佐原閑。いざなぎ流の宗家を継ぐはずの閑、しかしその腕前は実践も乏しくいまいちな代物。本編のサブキャラ(笑)の佐原閑をメインにしたシリーズ番外編の短編集。短・中篇計3本収録。 閑と七星の出会い編、七星の学祭編、閑の初仕事(?)編の三つ。まぁ、はっきりいってこのシリーズの中ではある意味一番まともで普通なキャラクターなんだろうね。そういう点からすると、本編とはかなり違った感じ(青春な感じだ……/笑)がしてよいかと思う。そしてやはり、閑がメインだと善ノ助が大人に感じられる……。 地の分は相変わらず。もう諦めついたが。出てくる奴らの言い回しとかがわりといまどきなのだから、地の文くらいはきちんとしてほしいというのが本音なのだが……。他の作品読んでないけど、他のシリーズもこんな感じなのだろうか? やはりこの点はなんだかんだと言いつつ結局は不満なのであった。 第3部はしばらく先になりそうです。気楽に短時間で読める作品なのでそれなりに重宝していたのですが、まぁ仕方ない。 |
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