ヤンキー巫女逢桜伝 (エンターブレイン B's-LOG文庫)  [bk1] [Amazon]
ヤンキー巫女逢桜伝 bk1 家庭の事情もあいまって、筋金入りのヤンキーになっていた梓は、両親の事故死を機に祖母に引き取られ、ド田舎の村で巫女をやらされていた。しかも、編入した村の高校のクラスメイト・染井良信が、“自分は祭神の息子”と言い出し、行方不明の父神=梓の神社の祭神を探して欲しいと頼み込んでくる。
行方不明の神様を探すうちに、梓は自らが舞い手を務めることになる祭りに不審な点を見つけ……。

第11回えんため大賞ガールズ部門奨励賞。
タイトルがとんでもないが、中身は真っ当に楽しめる良いコメディでした。最近のビーンズの新人よかレベル高いのではないか。

キャラがいきいきしていて好感持てるのもポイント高いが、文体が存外しっかりしているのも良い。真面目に民俗学的な者もは言っているし、バランスいい感じ。ラストでの解決方法が少女小説にしては理詰めなあたりも予想外だったかな。
ルー語、パパ神、新たな拷問道具がいろいろ酷かった(笑)
続きも読みたいですね〜。
子守り魔王と姫騎士団長(オーデンメイア) (エンターブレイン B's-LOG文庫)  [bk1] [Amazon]
子守り魔王と姫騎士団長 bk1 小イルマリアの皇女でありながら軍の騎士団長を務める(しかし、運動音痴)のクレアは、彼女を嫌う継母の正妃・エルビラから「隠者の山」に棲む魔王の討伐を命じられた。行軍の最中、団員を救うため自らの身を危険に晒したクレアは、山道から滑落。目覚めた洞窟の奥で魔王・トラロックと対面するが、カレは生贄の世話をして涙もろくて家事万能で……。

インカ方面のネタ。相変わらず神様ネタなどからみ興味深い。
デビュー作ほどのインパクトはなかったが、それでも楽しめる良い少女小説。アルベルトがとても良いキャラなので、三角関係も良い感じで展開してくれたらいいなぁと思います。
正直、イラストで損をしているような気もする。勿体無い。
子守り魔王と姫騎士団長(オーデンメイア) 緑眼の咎人 (エンターブレイン B's-LOG文庫)  [bk1] [Amazon]
子守り魔王と姫騎士団長 緑眼の咎人 bk1 騎士団長クレアに、本国の第三皇子ルシオとの縁談が持ち上がる。皇族の務めとして受け入れるつもりのクレア。しかし、そんな本人をよそに魔王トラロックと副長アルベルトはショックを受けている。
大人しいと噂だったルシオはしかし、積極的にクレアにアプローチを仕掛け、国政にも関わっていく。そこへ、アルベルトが国家反逆罪で囚われるというまさかの事態が起き……。

すでに“子守り魔王”ではないような……。
とりあえず、個人的にはケツァルコアトルが登場ってのが!! 一番初め(小4くらい?)におぼえたマヤ・アステカの神だよ!! 「アイルビーバック」とかいって海の向こうに消えた奴だろ!?(違
そんな感じでテンションが上がっていたのだが、アステカになまはげが登場したところでぶっ飛んだ。「いねがー?」

話は、策に策で対抗しているあたり、クレアのしたたかさが伺えて面白かった。魔王がいまひとつしっくり来ないポジションなのだけれど、アルベルトがとてもニヤニヤ出来たのでまぁ良いです。クレアとアルベルトの信頼関係は、とても得がたいものだと思う。
子守り魔王と姫騎士団長(オーデンメイア) 神々の祝宴 (エンターブレイン B's-LOG文庫)  [bk1] [Amazon]
子守り魔王と姫騎士団長 神々の祝宴 危篤状態からまさかの回復を遂げたルシオ。駆けつけてみると、彼の意識はケツァルコアトルのままだったが、人が変わったかのように改心した様子。
彼にトラロックへの想いを指摘されたクレアは、大いに動揺する。しかし、そのトラロックは、血肉への激しい飢えと破壊欲に苛まれていた。
初代太陽テスカトリポカによって知らされた太陽争いの真相に、クレアは狂気に侵食されたトラロックを救うための決断を迫られる。

まさか魔王狩りが再び行われるなんて(笑)!!

そして、アルベルトの自虐ネタが自虐過ぎて泣けた。いいのかお前……応援してたのに、そんなナナメに行ってしまうだなんて。きっと心の中では、トラロックの登場がもう少し遅れればとギリギリしていたに違いないよなぁ。なんて不憫な奴。
ペット化しつつあるけれど、テスカポリトカが一人勝ちな気がする。かみつきかわいい。

三角関係の決着は、恋愛からはナナメに行ったところに着地してしまったけれど、クレアらしいといえばらしいか。彼女が恋愛どうこうになるのには、もう少し男たちが積極的に頑張らないとダメかな、と笑えた。

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