Fit Story vol.2 下部点灯のお話
方法を講じて、それを実践しようとするのは、ごく常識的な事だ。失敗したら率直に認めて、また別の方法を試せばいい。何にしても、やってみることが大切なのだ
                                        フランクリン・D・ルーズベルト
Fitが我が家にやってきて、まずはFit関連の色々な情報収集をはじめます。
すると、さすが、次から次へとFitオーナーさんのサイトが出てきました。気合を入れたモディファイをしている人から、さりげなく個性を出している人まで・・・
そんな中、私の今まで所有したクルマのオーナー仲間にはあまりみられなかった、1つの傾向があることがわかりました。
DIY・・・「Do it yourself」ということで、オーナー御自身でパーツを調達、あるいは加工から取り付けまでやってみえる方が非常に多いようです。それだけ自分で弄りたい気にさせるクルマなのでしょう。パーツが無い所も工夫しながら、それぞれがオリジナリティ溢れるFitを製作されていることに、感心しながらサイト巡りをしていました。
ともと、私はどちらかというと、ノーマルのまま乗る方です。オリジナリティを出すことは、嫌いなわけではないのですが、手先が器用なわけでもなく、クルマの構造に詳しいわけでもないので、もし変に弄って不都合が出ても・・・という思いもあって、自らすることと言えば、タイヤ交換くらいでした。
しかし、こうして見ていると、根が単純なのか、だんだんと私にも出来そうな気がしてきます。その中で、「これは良いかな」と思えたのが、「テールレンズ下部点灯」でした。
Fitのテールレンズは、赤色部分が上下にあるにも関らず、テールランプもブレーキランプも上半分しか点きません。いまいち寂しいし、追突防止の観点から見ても心細い気は前からしていました。ところが、調べてみると、結構な数のFitオーナーさんが、視認性とファッション性を兼ねて、レンズの下部部分も点くように加工してみえるのです。自分なりに色々調べた所、特に法令や車検時の検査に抵触することもないようです。・・・これはいっちょう、私もやってみるか・・・
Webサイトを紐解くと、実に丁寧にやり方が説明されています。参考にさせてもらいつつ、まずは、必要なパーツと道具を揃えます。部品としては、テールライトのFit純正ソケットとバルブ、左右それぞれ1つずつ。これはディーラーから取り寄せます。
購入形態が個人売買ですし、過去にホンダ車を所有したことがなかったので、馴染みのホンダディーラーは私にはありません。家の近所には数軒のディーラーがありますので、今後とも色々とやってもらうこともあるだろうし、ということもありますので、お付き合いし易そうなディーラーを捜す意味もあって、ソケットとバルブを買い求めに数軒回ってみました。結果としては、会社帰りにすぐ立ち寄れそうな場所にあった小さめのディーラーで取り寄せてもらうことにしました。
、3日後、ディーラーからの連絡を受けて、ようやくソケットとバルブをゲット。部品代はしめて1,260円。安いです。そのままホームセンターにて、ほとんど行くことのなかった電気用品コーナーで、コード(0.5φ 色違いで2種)、ハンダ、ハンダごてをいそいそと購入。これも1,200円程。しめて3,000円で充分お釣りが来る、極めて安くあがるカスタマイズです。
田ゴテなんて握るのは20年以上ぶり・・・忘れた感覚を取り戻すように、ユックリとソケットにコードをハンダ付けしていきます。悪戦苦闘したあげく、一方のソケットにコードを3本付け終わるのに1時間・・・しかし、慣れというものは大したもので、2個目のソケットは10分程度で完成、しかも最初のより巧くできています。
尚、ソケットとコードをハンダ付けまでしてあるセットを入手することも可能ですが、ここはひとつ、「やるだけやってみよう・・・」の気持ちもあって、挑戦してみました。やっただけのことはあったと思います。今日の所はここまで・・・
の日曜日、いよいよ今度は「穴あけ」作業に入ります。定番の方法としては
1.バンパーを外す
2.テールレンズを外す
3.テールレンズの裏に、21mmホールソーで穴を開ける
4.テールランプの配線コードから、下部点灯部分の配線を割り込ませて接続
5.テールレンズ取り付け
6.開けた穴にソケット取り付けてコードを整理、バンパーを付けて完成!
となります。
ただ、私の場合、バンパーとテールレンズを外すと時間がかかりそう(実際の作業としてはそんなに難しくはないそうです)なのと、わざわざこれだけの為に2000円近くするホールソーを買うのも勿体無い、というケチな感情もあって、すべて着けたまま、半田ゴテを使って直接テールレンズ裏から熔かしながら穴を開ける、という方法を取りました。
調に穴は開いていきます。屋外なので、熔ける時のイヤな匂いもそんなにしません。ただ、以外と中が狭いので、一体どれくらいまで穴が開いているのか、しっかりとはわかりません。まあ、正確に21mmにするわけではなく、バルブ&ソケットが差し込めて外れない程度に開けばいいのですから、多少の穴の形にはこだわらなくてもいいです。ホールソーで穴あけする際の問題点ともなる「カスがレンズ内に落ちる」といったこともありません。半田ゴテと、熔けかかった樹脂を指で取り除こうとする際の火傷には充分に注意することくらいでしょうか。
あと、ソケットだけなら差し込めてもバルブを差して状態では差し込めない、といったことがありました。もう少し穴を大きくしたのですが、片方だけ気持ち大きくなり過ぎたようです。それでも、今の所抜けてはいないので大丈夫なのでしょう。
開け終了。ソケットを差し込んでみます。目測で開けたわりにはきちんと差し込まれて簡単に抜ける様子もない・・・これまた上々。もう一方の穴もうまく開けることができて、さあこれであとは配線を繋げれば完成! なのですが、敢えてここまで。最終作業は翌週に持ち越します。
実は、ここまで来てまだ下部点灯にしてしまうことに躊躇いはありました。というのも、フィットはテール&ブレーキランプとホーン、さらにシフトロックが全て1つのヒューズを介している、ということ。調べるに、下部点灯したことで電球が増え、その分、ホーンとブレーキを同時に使うと電流が大きくなり過ぎてヒューズが飛ぶ可能性がある、ということが解りました。ヒューズが飛ぶとホーンが鳴らず、テール&ブレーキランプも点かない、という安全上極めて重大な問題が発生します。これを解決するにはホーンを別配線から電気を取るようにリレーを組むこと、とありました。リレーとなるとまた私にはわからないことが多くなってきます。何か詳しいことはわからないか? ネットをよく調べて回ります。お陰で、学校ではなかなか理解できなかった、ボルトやアンペア、ワットという初歩の電気知識を勉強できました。
んなこんなで1週間、色々と考えながら過ごします。しかし、次の日曜、悩んでいても仕方がない、取り敢えずやってみること、と自分に言い聞かせて一気に配線まで繋ぎます。これは10分程度で終了。いよいよ試験点灯・・・
点きました。バッチリです。ブレーキをかけても、ちゃんと上下点きます。不器用だと思い込んでいたのですが、それでもできるものなのですね。ちなみに私は、テール、ブレーキとも全点灯、というパターンにしました。やはり、皆さんがおっしゃる通り、自己満足度は高いです。

そして、その足で「ホーンリレーキット」を買い求めにカー用品店に走ったのでした。

尚、下部点灯の具体的な方法については、
FitFriendsClub KANAGAWA
Hiroさんのサイトをはじめ、多くの方々のWebサイトを参考にさせていただきました。
深く御礼申し上げます。

もう1つ、お断りさせていただきますが、当サイトの内容、及び紹介サイト等を参考に作業され、その直接又は間接的な原因で生じた事故や故障等の全てのトラブルに関して、当サイト及び当該サイトのオーナーは一切の金銭的、道義的責任を負いません。少しでも参考にされる場合はその旨、了解されたものとさせて戴きます。作業はすべて自己責任でお願いします。

vol.2(番外編)に続く

Fit TOPページへもどる