| 住所 | 金沢市片町2-10-30 |
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店はKOHRINBO109の裏側を少し入ったちょっと寂しい場所。石川の地酒は4蔵元6銘柄。
最初は黒帯(山廃純米)、金時草、白子の天ぷら、小坂蓮根の天ぷら。黒帯はスッと入り、味が緩やかに立ち上がり、0.5テンポ遅れて、酸味、含み香が現れ、ゆっくりフェードアウト。味が最大に盛り上がった際、軽い口当りがあるが、切れという程ではない。食事をリセットするといより、静かに隙間を埋めるような位置付け。上立ち香、含み香は仄か。青リンゴのような揮発性より甘さがメイン。金時草は切り揃えてあるものではなく、葉がそのまま入っているもの。その為か、量感がある。二杯酢の色は濃いめ。塩分は丁度良かったが、酢がやや強かった。白子天は外観からひだの形が薄っすら解る形。衣は少し薄め。プチっとした食感はない。少し緩めのカマンベールのように舌に広がり、クリーミィ。歯茎の裏側にまとわり付く感覚はあるが、頬の奥、舌の付け根に差し込む程ではなかった。小坂蓮根の天ぷらはサツマイモの天ぷらのような香。サクっという感覚はないが、歯応えがあり、砕け裂けるようの食感。後味に仄かな粘りがあったような…(気のせい?)。
次は豆水豆腐、坊主蒸し。豆水豆腐は3cm角程の豆腐を豆乳で煮たもの。豆乳は薄めで、確かに豆「乳」というより、豆「水」。豆腐はすっきりとしており、豆乳と合ってないという程ではなかったが、ちょっと段差が感じられた。坊主蒸しは茶碗蒸しの上にナマコの腸を乗せたもの。具は銀杏2個。腸の塩味との相性は良いのだが、腸の臭みが少し強調される。好きな人は、この香が好きなのかも知れない。