| 公式サイト | 「金沢ひがし廓 志摩」、「懐華楼ホームページ」 |
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| 住所 | 金沢市東山 |
| 備考 | 金沢市東山ひがし伝統的建造物群保存地区 |

にし、主計町とは異なり、ひがし茶屋街は大通りから少し入った場所にあり、通りの両側に古い家並が続いている。二階の高い造りが特徴らしい。古い家並は計120m程。突き当りにある美容院の「コールドパーマ」の看板が良い味を出している。
通りの中程の所にある志摩に入る。1階には、茶の間、台所等があるが、家人用の部屋の為、あまり面白味はなかった。奥の坪庭には、春日、月見、槍灯篭が配されていたが、何故かコモが被せられていた。上部が吹き抜けになっている階段を上り、2階に向う。吹き抜けは大屋根に続き、明り取り以外に、音を逃がす効果があるらしい。
2階のなかの間以外の客間(前座敷、ひろま、はなれ)は、正面(床の間の反対側)に控えの間があり、演舞の場になっている。前座敷、ひろまは、紅殻の朱壁が漆仕上げの柱にマッチしており、妖艶な感じ。それに対して、はなれの壁はセロリアンブルーで、ちょっと落ち着いた感じだった。
志摩を出て、懐華樓に入る。1階は金箔織りの畳が敷かれた茶室とガラスの坪庭。茶室は中には入れない。畳の上に置かれた白熱球の照明以外、明りがない為、薄暗くて、細かい部分は良く解らなかった。坪庭は少し大きめのガラスの塊を4つ配し、その周囲にガラスの欠片を敷き詰めてあり、かなり浮いた感じ。朱漆溜塗りの階段を上り、2階に向う。

解説に拠れば、お座敷の畳は紅殻、藍、ヨモギ、タマネギの草木染めで、照明器具には酔蝶花、鯛の鱗、鬼灯、紅葉を漉き込んだ和紙が使われているとの事。特に、市松の間の紅殻の小さな長方形の畳は、畳の端の線が卍形になっており、印象的。また、市松の間の襖には着物形、扇形に切られた加賀友禅が貼り付けられていた。尚、2階の雨戸にはガラスがはめ込まれており、そこから通りの家並が見え、ちょっと瀟洒な感じだった。