| 住所 | 金沢市野町 |
|---|

野町広小路の交差点から坂道を50m程下り、にし茶屋街の入口の前に出る。格子造りの家並は100m程。格子の桟が浅く、間隔が狭いのが特徴らしい。最近修復したのか、外観は意外と新しかった。
最初、料亭華の宿に入る。1階は喫茶室があるのみ。漆塗りの階段を上り、2階に上がる。印象に残っているのは群青の間と紅殻の間。壁の色が、それぞれ群青、紅殻なのだが、やや薄めの色調の為、毒毒しいというより妖艶な感じ。尚、1喫茶室にあった雑誌に拠れば、にし・ひがし・主計茶屋街では立ち方(踊り方)が異なり、西が西川流、東が若柳流、主計が藤間流との事だった。
華の宿を出て、斜向いの金沢市西茶屋資料館に入る。1階には作家島田清次郎のデビュー作「地上」等の資料が展示されている。壁のスイッチを押すと、3分30秒程の解説が流れる。資料館は、島田清次郎が住んでいたお茶屋吉米楼の外観を再現した(1996年)もので、「地上」の舞台にもなっているとの事。2階にはお座敷が2部屋あるが、室内には入れない。壁のスイッチを押すと、2分程の解説が流れるが、展示物は太鼓や三味線等で、特に印象に残るものはなかった。
尚、資料館の隣は検番。昭和初期の白い洋風建築で、何か駅舎のような感じだった。