| 住所 | 西予市宇和町卯之町3-100 |
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開明学校の右隣。本堂は法事中。何か歌のようなものと鈴の音が聞える。門前の案内に従い、本堂と本堂左脇の放生池の間を通り、本堂、庫裏の裏に回ると、枯山水の庭園。第6世利道文益和尚の作との事。

手前の逆T字形の枯れ池の右奥に築山を配している。逆T字の終端は切石が積まれ、四角くなっており、池の左端は放生池と繋がり、放水用のパイプが見え、水が少し残っている。池の右側には築山に向い、斜めに飛び石が配されている。以前は水を張っていたのものと思われる。築山、池の手前は苔生しているが、かなり茶色くなっており、状態は悪い。築山は少し階段状になっており、立石、刈込が疎らに配されている。築山の中央奥には、紅白の花が混ざった終わりかけの椿が1本。庭園の背後は孟宗竹の竹林と杉木立に覆われ、外界を完全に遮断している。奥行のあるしっとりとした静かな空間。右奥の斜面から岩肌が少し露出しているが、その左手前が土のエリアの為、ちょっと殺伐としている。苔生していれば、コントラストが明確になり、岩肌も活きたと思われる。
奥行感のあるレイアウトは非常に良かったが、苔と池の状態がちょっと寂しい。復活した時期に再訪したい庭園だった。