| 公式サイト | ウェブもりおか:盛岡市中央公民館:トップページ |
|---|---|
| 住所 | 盛岡市愛宕町14-1 |
庭園
江戸時代の藩主の屋敷と庭園。1908年(明治41年)に南部伯爵別邸として整備され、現在は盛岡市中央公民館。庭園は長岡長安の創案により庭師内田徳太郎が施工したもの。四角い池を中心としたレイアウト。右手前、右奥、左奥に中島が浮んでいる。池岸、中島は護岸石組に縁取られているが、左奥の中島の後方は杭に縁取られ、右奥の中島と池岸の間は草が生し、詳細不明。右手前の中島には同じ高さの松が数本、刈込みが1つ配されている。全体的に丸みを帯びた姿。右奥の中島には半球状の大振りの刈込みと松が数本。何処か幾何学的。
左奥の中島は他の2島とは異なり、山状になっており、その中腹に石灯籠。三日月形の笠、ドーナッツ形の火袋、四角い台座。大振りだが、奥行があまりない。灯籠の右側は大振りの刈込み、上部、左側は赤松に囲まれ、全体として何かの意匠のように思える。左側の赤松の太い枝の下には沢渡り。5個の長方形の石が配されている。池の対岸は少し高くなっており、テーパーがかかっている。対岸中央付近から左奥の中島に木の反り橋が架かり、沢渡りの奥の対岸には階段状の石組が配されている。階段の上、両脇には立石。滝石組と思われる。対岸左側の奥から揚水が小川になって流れ込んでいる。池の水は少し濁っているが、コイが泳いでいる。睡蓮が池の半分程を覆い、白、薄紅の花が少し残っている。
対岸の奥、隣の建物、電柱が少し見えるが、庭園は概ね木立に囲まれている。左側には青々とした愛宕山。京都高雄から楓を移植したとの事。風に葉が戦ぎ、涼しげ。大名庭園と自然公園の中間の面持ちだった。