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常堅寺

住所遠野市土淵町

2003/08/13(Wen) 晴れ

R340から案内に従い、右折、常堅寺に向う。途中、道の両側にキリンのホップ畑があった。解説に拠れば、遠野は日本一のポップの産地で、収穫は8~9月、大ビン1本当り、10個の球花が使われているとの事。ポップ畑を抜けると、牛を飼っている農家があり、その泣き声が周囲に響き、非常に長閑な感じだった。

自転車を下り、仁王門(山門)に進む。仁王象は目、鼻が大きく、頬の膨らみが強調された顔付きだが、細かな彫りが少ない為、躍動感は感じられなかった。目が玉眼でなく、また、無彩色だったのも影響しているのかも知れない。太い線だけで描いた水墨画のような感じ。解説に拠れば、慈覚大師の848年の作と伝わっているとの事だが、もしそうならば、屋外に安置されているものとしては、状態は結構良い方だと思う。

カッパ狛犬は仁王門の奥左側、十王堂の前。高さは40cm程度。頭の皿の窪みには、賽銭が詰まっていた。十王堂には像高30cm程の閻魔大王、十王の残り九王と思われる像高25cmの像が9体、また、像高60cm程の石の地蔵が7体安置されていたが、何れも、暗くて詳細は不明。本堂にも何か仏像が安置されていたが、15m程奥に安置されている為、こちらも詳細は不明。本堂の階段の両脇に像高40cm程のカッパの木像があり、その時は「流石はカッパ寺」と思ったが、後で、土産物店や遠野駅のポストの上に同じようなデザインのものがあるのを見付けた。どうやら市販品と思われる。

本堂の脇から畦道のようば経路をグルッと回り、カッパ淵(遠野物語58話の舞台)に向う。カッパ淵の小川は幅2m程。長閑な風景なのだが、2日前の台風の影響なのか、水が茶色く濁っていた。ロケーションそのものが良かっただけに、ちょっと残念。尚、川沿いには小さな社があり、カッパの像が数体祭られていた。

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