| 公式サイト | 本間美術館ホームページ |
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| 住所 | 酒田市御成町7-7 |
元は本間家の別荘清遠閣。1947年(昭和22)に一般公開。美術館(新館)、清遠閣(本館)、庭園鶴舞園から構成されている。最初は美術館。近世の墨絵展が開催され、狩野探幽、曽我蕭白、丸山応挙、与謝蕪村、池大雅等の有名画家の作品が32点展示されていた。その内、本間美術館所有の作品は17点。それなりに所蔵の作品があるものと思われる。何れも状態が良く、見易かった。

美術館の右脇を進むと、鶴舞園の山の上。道路の向う側のダイエーが見える為、観光ガイドらしき人が「ダイエーさんも少しは景観というものを考えて欲しい」と言っていた。それはその通りなのだが、美術館の屋根も見え、これも景観にマッチしていないと思う。鶴舞園は左、中央、右に3つの山があり、その手前に少しΛに近い逆三角形の池が配されている。3つの山の斜面、池の手前には刈込が配され、その間に石が少し散らされている。北前船で運ばれた諸国の銘石らしい。中央の築山の刈込は少なめで、開放感がある。近付かないと見えないが、左の斜面の奥に滝があり、そこから池に水が流れ込んでいる。池の水は少し濁っているが、綺麗な部類。池の中央には丸い中島。その中央に樹高6m程の松が植えられ、八つ橋(筏形の橋)と太鼓橋(緩い反橋)が架かっている。2つの橋の間を石畳の小径が通り、瀟洒な雰囲気だった。
鶴舞園の手前は清遠閣。その手前に茶室六明廬があるが、外観のみ。六明とは躙り口、下地窓等の6つ設けられている明り取りの事。六明廬の脇を抜け、奥の清遠閣に入る。清遠閣は1813年(文化10年)建造。1階は特に展示物なし。欄間も斜め格子のシンプルなもの。幅1.8m程の広い階段の入口には梅の枝を模った欄間。2階は、大名貸しのお礼として、庄内藩酒井家、米沢藩上杉家等から拝領した古九谷の皿等が展示されていた。戸には歪んだ漉きガラスが入っており、欄間は格子等のシンプルなもの。2階からは庭園全体が見渡せるが、中央奥には道路の向い側のカラオケ屋の看板、右奥には美術館の屋根が見え、ちょっと興醒めだった。