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総光寺

住所酒田市総光寺沢8

2004/08/12(Thu) 晴れ

山寺川先行きのバスに乗り損ねた為、仕方なく、JRに乗る。余目駅前は何もなし。80m程先にタクシー会社。タクシーに乗り、総光寺に向う。松嶺本町バス亭下車の予定だったが、「バス亭?あったかな…?」との事。仕方がないので、参道の入口で下してもらった。

参道の入口の左脇に首斬地蔵。昔、相沢村の刑場にあったもの。目は風化し、瞼の膨らみにより、間接的に解る程度。団子鼻。目がハッキリしない為か、ヌボーっとした顔立ち。参道両側の約120本、樹齢350年のきのこ杉は樹高1~4m。中心帯は2.5~3.5m。ちょっと面白い光景。約200m奥の山門は1階胴体:2階胴体:屋根=1:1:1、入口の幅は胴体の幅の1/3程度のガッシリとしたタイプ。1~2階の斗組が幾何学的。門の内側には向い合った像高2.5m程の仁王像。新しいクリッとした玉眼。5~6頭身。恰幅は良いが、筋肉美、躍動感はなく、中年の体に少し大きな童顔を乗せたアンバランスな像だった。本堂に上がり、庭園蓬莱園に向う。本尊の薬師如来は4m程奥、2m程上に安置されており、像高50cm程。浅い円弧の眉、目尻が少し上がった閉じた目。少し目に力を入れ、瞑想しているような表情だった。

庭園

蓬莱園は本堂の裏。外履きが用意されており、手前だけだが、庭に下りられる。庭園は2つの築山の手前には半円形の池を配したもの。逆三角形の中島がある為、池はU字形に見える。中島に向い、石臼の沢渡りが配され、侘びた雰囲気。左奥の築山の石組の上から細い滝が数段落ち、小さな石橋を潜り、池に注いでいる。丸い刈込が、その水路の両脇を挟み、渓谷の奥の滝のような外観。左奥の築山は少し波打った緩やかな斜面。山脈を俯瞰しているような感覚。丸い刈込は両端に散っており、山の曲線と刈込の間に配された石が良いアクセントになっていた。池の手前、左側の築山は芝生に覆われているが、少し剥げ、土が見え、ちょっと殺伐としている。庭園の左奥は赤松、杉、竹等のある少し鬱蒼とした斜面。庭園の中央奥には樹高30m程の木(欅?)。右奥は杉木立。外界を完全に遮断している。背後の木立は左から右に低く、流れる構図。その先に書院(庫裏?)があり、良いピリオドになっていた。

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