| 住所 | 鶴岡市山王町8-10 (山王町店) |
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店舗は山王プラザホテル南側の細い道路から少し奥に入った場所。蔵を改造した店舗だが、店内は極普通の居酒屋。
最初、くどき上手(辛口吟醸)、だだちゃ豆、南禅寺豆腐、口細かれいの塩焼きを注文する。くどき上手は柔らかい口当り。スーっという程ではないが、軽く入っていく。その後、酸味を少し伴った柔らかいキレがゆっくり現れる。上立香、含み香は仄か。突出はもずく酢。程良い甘みのある酸味。香はしっかりしているが、ツーンとはしていない。程好い刺激だった。だだちゃ豆は作り置きだが、豆の香、味は十分残っている。豆は少し小振りで、ちょっと塩分が高めだった。南禅寺豆腐は半球形の豆腐の上に刻み海苔、カツオ節、ネギ、生姜が乗ったもの。豆腐は大豆の仄か甘みのある柔らかい味。最初から汁がかかっており、やや醤油の味が支配的。何とか豆腐とのバランスは取れていたが、豆腐を覆い隠す程の海苔、カツオ節が邪魔だった。個人的にはネギ、生姜だけで十分だと思う。口細かれいは、皮に張りがあり、パリッの少し手前。身は柔らかく、程好くしっとりしていた。
次は豚角煮、どじょうの柳川。角煮は2切れ。3日間煮込んだ自家製との事。煮汁は醤油抑えめで、コクも強くない。後味が少し甘いが、許容範囲。脂身が6割程度。トロっとしているが、それ程脂っぽくはない。赤身は少し硬め。しかし、パサ付かず、味そのものはしっかり残っていた。柳川のどじょうは開いてない、そのままのもの。泥臭くはないが、淡白。出汁が少し塩分高めの為、余計、そのように感じたのかも知れない。骨が当り、あまり食感は良くない。玉子は生の白身が少しだけ残っている固まり具合。ささがきゴボウは程好く歯応えが残っており、ドジョウの骨がなければ、良いコントラストになっていたと思う。
最後はむきそば。玄そばの表皮を剥いて、出汁で煮込んだもの。干しシイタケのみじん切りと何かの魚卵(魚の名前は失念)が少し入っている。そばは、後味にコクが少し現れるが、基本的には淡白。汁の醤油、塩分が少し強く、霞んでいる。汁をもう少し抑えた方がバランスが取れると思う。